「サステナブル」だけでは足りないと思った。高校生の私が“リジェネラティブ”に惹かれた理由
「持続可能な社会を目指そう。」
この言葉を、私は何度も聞いてきた。
学校でも、
ニュースでも。
もちろん、とても大切な考え方だと思う。
でも、探究を続ける中で、
私は少しずつ違和感を持つようになった。
“持続可能”って、
今の社会を「維持する」という意味でもある。
けれど、
今の社会は本当に、
“維持したい状態”なのだろうか。
環境問題。
絶えない争い。
社会の分断。
私は、宇宙について学ぶほど、
逆に地球のことを考えるようになった。
宇宙飛行士は、
宇宙から地球を見た時、
価値観が変わることがある。
国境が見えないこと。
地球がひとつしかないこと。
人類がつながっていること。
この視点の変化は、
「Overview Effect」と呼ばれている。
私はこの考え方に強く惹かれた。
そして同時に、
「人と地球の関係性を、再生する」
というリジェネラティブの思想にも出会った。
単に悪化を止めるだけではない。
壊れた関係性を、
もう一度つくり直していく。
自然との関係。
人との関係。
社会との関係。
そして、自分自身との関係。
私は、これからの教育には、
この視点が必要だと思っている。
正解を覚えるだけではなく、
“どう生きるか”を考える教育。
競争だけではなく、
共創を学ぶ教育。
私は現在、
次世代宇宙視点教育プログラム
「OVERVIEW ACADEMY」
の開発に取り組んでいる。
VRを使い、
宇宙から地球を見る体験を通して、
社会課題を「自分ごと」として考えるきっかけを作りたい。
高校生の私に、
社会を大きく変える力はまだないかもしれない。
それでも、
「どんな未来を目指したいのか」
を考え続けることには意味があると思う。
宇宙を考えるほど、
私は、
“地球でどう生きるか”
を考えるようになった。
