【5分で分かる中学社会】国境と国旗 中1地理 世界のすがた④
前回は人口と面積について学びました。今回は国境や国旗について学びましょう。
まずはあるなしクイズに挑戦です!
1:国境
まず初めにクイズです。次の「あるなしクイズ」に挑戦してみましょう。答えが分かったら下にスクロールしてください。(ヒント:地図を見ると…)
<ある>
日本・イギリス・フィリピン
<ない>
スイス・モンゴル・アフガニスタン
↓↓↓
答えは…
↓↓↓
正解は<ある>のグループは周りに海がある国。<ない>のグループは周りに海がない国です。
日本などの周囲を海に囲まれた国を島国(もしくは海洋国)と言います。一方、モンゴルなどの周囲が海に面していない国を内陸国と呼びます。
日本は周囲を海で囲まれているため、あまり意識しないかもしれませんが、お隣の国がどんな国であるかというのは重要な問題です。お隣の国とどこで境界線が引かれているかで戦争になったりもします・・・
この国と国の境界線のことを国境(こっきょう)と呼びます。国境は大きく分けて2つの種類があります。
一つ目は山脈や河川を利用した自然的国境です。例えば、ヨーロッパ州のフランスとスペインはピレネー山脈という山脈が国境になっています。また、北アメリカ州のアメリカ合衆国とメキシコはリオグランデ川という大きな川が国境になっています。
二つ目は国境を人工的に引いた人為的国境(じんいてきこっきょう)です。これは地形に関係なく人間の都合で緯度(いど)や経度(けいど)などをもとに引いた線です。緯度を示す線を緯線、経度を示す線を経線と呼びますが、緯線や経線に沿って国境が引かれています。
人為的国境はアフリカ州に多く見られます。アフリカ州はかつてヨーロッパの植民地になっていました。ヨーロッパの国々は自分たちの都合で国境を引き、それが現在もそのまま残っているのです。代表的な例はエジプトで、エジプトの国境は非常に直線的です。

アフリカ州はヨーロッパが民族集団や自然的特徴に関係なく国境を引いてしまったので、それがもとで紛争が起こる事態になってしまいました。この事例からも分かる通り、国境は国家にとって非常に重要な問題なのです。
2:国旗
次に国旗(こっき)について学んでいきましょう。
国旗はその国の特徴を示す重要な旗(はた)です。日本は「日の丸」(正式には日章旗(にっしょうき)とよぶ。)が国旗となっていますね。日の丸は「日出づる国」という日本を表すシンボルとして採用されました。
国旗にはその国の特徴がよく表れています。例えば次の3つの国旗はどんな特徴があるでしょうか。

これらの国旗には十字のマークが入っていますね。これはキリスト教の国であるというシンボルになっています。
では、次にこの3つの国旗にはどんな特徴があるでしょうか。

これらの国旗の特徴として、三日月や星が描かれていますね。これはイスラム教の特徴を示しています。これらの国はイスラム教を信じる人が多いのです。
では、最後に次の3つの国旗はどうでしょうか。

オーストラリアとニュージーランドにはイギリスの国旗が入っています。(イギリスの国旗はユニオンジャックと言います。)なぜでしょうか。
実は、かつてオーストラリアとニュージーランドはイギリスの植民地だったのです。その影響で国旗にユニオンジャックが描かれているのですね。
3:まとめ
今回の学習をまとめましょう。
・周囲を海に囲まれた国を島国、周囲に海がない国を内陸国と呼ぶ。
・国と国の境界を国境とよぶ。国境には自然的国境と人為的国境がある。
・国旗はその国を示すシンボルになっている。
→十字はキリスト教、月と星はイスラム教など。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
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