「100年マクラメ」の途中でがまぐちキットに手を出した、もっともな理由
皆さまこんにちは、 手芸愛好家の owarimao です。
昭和初期のマクラメ本から、リリヤーンを使った作品を再現する「マクラメ100年プロジェクト」。ワタクシはその首謀者にして唯一の実行者でもあります。
先週は紫の3作目をなんとか完成させました。巾着のつもりがペタンコになってしまった。↓
4作目もちょっぴり作りかけているのですが、まだお見せするほどの段階には来ていません。そこできょうのタイトルが
『がまぐちキットに手を出した』
「がまぐち」の作り方は、前々から習得したいと思っていたんです。巾着とかペタンコばかりじゃなく、下の写真のような、口金のついた袋物も作ってみたいので。

あとの2つはマクラメの技法でできている
口金のつけ方を覚えたら、自分の作品の幅も広がるはず。難しそうだけど……
ご承知の方も多いと思いますが、がまぐちの口金には「穴のあるもの」と「ないもの」があります。
口金の輪郭にそって小さな穴が並んでいるものは、その穴に針を通して、別に作った袋を縫いつけます。よくあるビーズ編みのがまぐちは、たいていこのタイプです。それほど難しくはなくて、私も1個作ったことがあります。
それに対して穴のないものは、口金の溝に接着剤をつけて、布を押し込む。安定させるために、紙ひもも一緒に入れる。そして口金の端っこを、ペンチで締める。ということをするらしいのです。
え〜?
ということは、一度失敗したら、やり直しがきかないってことですよね? ペンチで締めてしまった口金はもとに戻せないだろうし。
そう思うとなんだか怖くて、なかなか手が出せませんでした。でも最近フェリシモで「がまぐちレッスン」のキットを見つけたので、一大決心をして申し込みました。
毎月1個か2個のがまぐちを、7ヶ月にわたって作り続けるというキットです(途中でやめることはできる)。お金も手間もそれなりにかかります。でもキットにでも頼らないかぎり、忙しい日常に流されてしまって、なかなか踏み出せないことがわかっているので。
下の写真は第1回の「型紙テンプレート」を切り抜いているところです。第1回なので、単純なぺたっとしたがまぐちになります。




最初はごく単純な「印鑑ケース」ですが、作ってみると難しかったです。接着剤をつけない「ためしづけ」の段階では良さそうに見えたのに、できあがってみるとシワがよっていたり、左右が微妙に非対称だったり。接着剤が少なすぎたのか、はずれてきたり。
いちばんの問題は、蝶番のところにできる隙間が大きすぎることです。布袋が少し小さすぎたのかもしれません。
まったくの失敗ではないけど……自己評価は50点くらいかな。まあ想定の範囲内です。最初から大成功するとは思っていません。
気を取り直して2つめ。こんどは丸い口金がつきます。作り方はほぼ同じです。


説明書には書いてないけど、この状態では縫いたくないのでしつけをかけた
2つ目は多少ましにできましたが、やはり完璧ではないです。今度も袋が微妙に小さすぎたように思います。
下の写真はリリヤーンで「簡単に出来る蟇口」(昭和5)

こういうの、自分でも作ってみたいです。でも初めから一人では無理。失敗して投げ出してしまうのが目に見えています。やはりキットを申し込んだのは正解だったと思います。
そうこうするうち、キットの第2回が届きました。

作り方は大きくは変わりません。でも今回はペタンコじゃなく「まち」があって、がまぐちらしく膨らんだ形です。


こっちをはめたらあっちがはずれてしまう
でもいったん成功したら、かなり安定感がある
糊をつけない「ためしづけ」の状態で、一晩置いておく

布に癖をつけてあるので今度ははめやすい
と思ったらたいへん! 袋を逆につけてしまった
あわててはがす (やると思った……)

前もってアイロンもかけたのに 無駄になった
でも袋をこころもち大きく縫ったのは正解だった

気長にいこう
