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意地でも作るピンクのリリヤーン! (マクラメ100年プロジェクト)

 皆さまこんにちは、手芸愛好家の owarimao です。きょうは表題のとおりです。
(前回の記事はこちら↓)

 ゆうべ新幹線で帰省から帰ってきました。ヘトヘトに疲れているのに、それでもちょっとだけ、マクラメの続きをやってしまいました。肉体的にはよけい疲れるのに。
 これは「努力」ではありません。自然にやりたくなるのです。お盆の人混みに刺激された神経が、安らぎを求めて、手仕事にすがりつくのです。

 さて今回のお手本にしているのは、昭和初期(約100年前)の本に出ている、次のようなデザインですが。

 桜の花びらを集めたみたいな模様なので、ピンクで作ってみています。でもそれだけだと印象が弱いかと思って、ダークグレーを加えて市松模様を入れることにしました。

「カバンドリーワーク」という手法
その名の由来を前回書きました

 メインの模様はこんな感じになります。ドレープが垂れ下がるようなイメージでゆったりと結びますが、これがかえって難しいです。ぎっしり詰めるほうがまだ易しい。

 なんか違うなあ……
 お手本の写真では、もっとふっくらしているように見えるんですけど。

 私がいま使っているリリヤーンはポリエステル製ですが、お手本では「人造絹糸」つまりレーヨンです。そういう素材の違いや、結ぶときの手加減の違いが、模様の雰囲気を変えてしまっているのかもしれません。
 この模様でいくかどうか心が決まらないまま、試作を切り上げて本番に突入します。
 カバンドリーの部分は2つに分けて作り、両脇で何とかして閉じる予定です。メインの模様はお手本どおり、筒状に作ります。
 前回の作品と同様、紐を通すループはあらかじめ作って本体と一体化させます。

 バッグとしてはごく小さいですが、「カバンドリーワーク」の作品としては、まるで大作みたいに感じられます。結び目がぎっしり詰まるので、時間がかかるのです。

 やっとカバンドリーが全部できた。いよいよメインの模様に入ります……
 でも、カバンドリーの部分は分厚くしっかりした感じなので、初めに考えていた模様では、ヴォリュームや安定感がなさすぎて負けてしまうような気がします。
 何を作るにしても、手芸は同じことの繰り返しが多いので、ともすれば飽きてしまいがちです。自分が作っているデザインに自分で惚れ込んでいるくらいでないと、最後まで楽しく作り上げることができません。
 考えた末、似たようなイメージを持つ別の模様に変えました。下の写真でいえば右側の模様です。
 前回の紫のバッグの模様をもっと小柄にして、菱形の中は結ばずに残すとこんな感じになります。

 桜の花びらを思わせる雰囲気は同じですが、「斜め巻き結び」が主体なので、少しヴォリュームが出ます。
 同じ巻き結びでも「斜め巻き」だと、「縦」「横」よりはちょっと粗く、ふっくらした感じに仕上がります。

 斜めから見ると、立体感がよくわかります。結ばずに残した糸が、流水のような優雅な線を描いていますね。一定の手加減で結ぶと、自然にこういう模様になります。

 この模様はぎっしりじゃないので、わりと速くできますが、それでもここでタイムアウトとなりました。
 バッグにつける紐のことも考え始めてるんですけど。今週はもうくたびれたので、その話は来週にまわします。
 酷暑の折、皆さまもどうぞご自愛くださいませ。
 (終戦80年の日に)

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