生まれて初めて使ったミシンは、足踏み式でした
皆さまこんにちは! 炎の手芸愛好家・ owarimao でございます。(前々回・前回の記事はこちら↓)
「マクラメ100年プロジェクト」と称する一人イベントを続けていますが、そのあいだにも、実用的なソーイングの必要にしばしば迫られます。
実は今年の初めに、ミシンを買い替えました。古いほうのミシンは私が10代のころ(40年以上前)、親に買ってもらったものです。
そのミシンの話などは、下の記事↓に書きました。
これが新しいミシンです。選ぶのが面倒くさくなり、ユザワヤの通販サイトでオススメされていたものを買ってしまいました。たくさん売れているものなら間違いないだろうと思って。


ミシンを自分で買うのは、生まれて初めて。コンピュータで制御されているというミシンに触るのも初めてです。
抑え金を下ろすためのレバーの向きがちがう……自動糸通し機能もわからない……何度も失敗して、やっとわかりました。手前から奥へ向けてすでに糸が通っていたのに、老眼で気づかなかったみたいです。トホホ。
そういえば最近のミシンって、ボビンケースが要らないんですね! 若い人にとっては当たり前かもしれませんけど、私には新鮮に思えます。ボビンを縦じゃなく水平に入れるのも、珍しい感じです。
でも何といってもいちばん感動するのは、糸調子を自分で調節しなくていいことですね。
昔のミシンだと必ず、共布の余りで「試し縫い」をして、上下の糸のバランスを確かめる必要がありました。どちらかが強すぎてバランスが悪ければ、ダイヤルを回して調整するのですが、けっこう微妙で難しかったです。本式に縫い始めるのはそれからです。
そういうめんどくさい準備なしに、さっと縫い始めることができるのは、本当に気持ちがいいです。「こんなにラクな道具ができたら、人間は退化してしまわないか?」とよけいな心配をしてしまうくらいです。
以前マクラメバッグのために水色の内袋を縫ったことが、そんな「コンピュータミシンの使いぞめ」でした。

そして……
最近やったいくつかの実用的な縫物の一つは、下のようなスカートのサイズ直しです。

だいぶ前にリサイクルショップで見かけ、柄がとても気に入って買いました。
ただしサイズは L だから大きすぎます。何とかごまかして履いてましたが、やっぱりもっと体に合うようにしたいです。

さいわい、わりと単純な造りなので、私の腕でも直せそうです。ウエストのゴムを短くして、丈も切り詰めればいいのですが……
ギャザーの寄ったウエストの布と、その中に通った幅広のゴムテープとが、ミシンステッチでがっちり固定してあります。これを全部ほどかない限り、ゴムは動きません。
あーあ。
カラフルでファンシーな手芸と違って、「古着の縫い目をほどく」というのは、実に地味で心の弾まない作業です。
もともと安物の服だし。こんなに手をかけて直す意味はあるのか?という疑念が心をよぎります。新しいのを買わすために、わざとゴムを替えにくく造ってあるのでは? と邪推さえしてしまいます。
(あくまで邪推である)
さんざん苦労して縫い目をほどき、ゴムをつまんで短くしました。丈は手持ちの別のスカートに合わせて、6センチほど詰めることにしました。
長い長いヘムラインをせっせと三つ折りにして、しつけをかけて。
最後のミシンがけだけは、さすがに調子よく進みます。縫い代の重なっているところでも、縫い目は大きくは乱れません。
裏地もついているけど、裏地の丈を詰める必要はなさそうです。「ベルト通しをつける」という腹案も、今のところは却下です(もう気力がない)。

ところで今年の春に帰省したとき、実家にある古い足踏みミシンの写真を撮ってきました。これは私が生まれて初めて使ったミシンでもあります。ちなみに中学校の家庭科室のミシンは、すでに電動でした。



ペダルを踏んでこれを動かすと、ミシンの針が動くしくみ


