[EXCEL] 満年齢を把握する基準日はいつがいいか? 3月31日か4月1日か? 公務員に必要なエクセルのスキル ~集計実践~
【まとめ】
・満年齢を把握する基準日は3月31日が適切。
・4月1日とすると4月2日の人も4月1日(以前)生まれと同じ満年齢になってしまう(学年が異なった人が含まれてしまう)。
*満年齢は誕生日の前に日に到達するため。
*満年齢は以下で計算できる。
=DATEIDIF(生年月日-1,基準日,"Y")
【説明】
先日こんな記事を書きました。
その際、画像のキャプションにちょろっとこんなことを書きました。

「基準日は4/1より、年度末日(3/31)がよい」と。
今回はその説明です。
当サイトでは、何回か満年齢の出し方を記事にしています。
ご存じのとおり、「日単位」で見れば、満年齢は誕生日の前日に到達します。
4月1日生まれが前の学年に入るのも、投票日の翌日が18歳の誕生日である人が投票可能なのも、全て同じ法律に基づくためです(前者はも後一つの法律も絡む)。
以下はおさらいです。
=DATEIDIF(生年月日-1,基準日,"Y")
で基準日における満年齢が出せます。

上図のとおり、4/1生まれは前日の3/31に満年齢に到達します。
では、「〇月〇日時点の満年齢」を出すなら、いつがいいでしょうか?
4月1日?
3月31日?
非常にシンプルな問題です。
「3月31日時点の満年齢」とすると、ある年の3月31日生まれの人も同年の4月1日に生まれの人も同じ満年齢になります。
一方、4月1日生まれに人と4月2日生まれの人では、満年齢が異なります。
「学年の分かれ目と同じ」です。
一方、4月1日における満年齢とすると、
3月31日生まれと4月1日生まれは当然同じ満年齢になりますが、4月2日に生まれた人も同じ満年齢になります(当然皆同じ年の生まれとする)。
また、4月3日に生まれた人は、満年齢が異なります。

「4月1日時点での満年齢」とすると違う学年の人が含まれれてしまうということになります。
従って、年度末での満年齢の基準日を考える際は、「3月31日時点での満年齢」とするのが適当といえます。
勿論、「3月31日時点」でなくても「3月末(または末日)時点での満年齢」としても同じです。
「〇年度末時点での年齢」や「年度末年齢」も同じになりますが、具体的にいつ(日付)が明示されていた方が判りやすいでしょう。
その意味で「〇年3月31日時点での満年齢」とした方がいいかもしれません(「お役所」の担当者なら「年度末年齢」でも十分通じると思いますけど、というか、通じないと困るけど)。
なお、具体的な生年月日で示すのなら
「〇年4月2日から(〇+1)年4月1日まで」とするということになります(これは、まさに学年の区切りと同じです)。
年度末ではなく年末の場合、「〇年12月31日時点での満年齢」あるいは「〇年12月末(または末日)時点での満年齢」とした方がいいいでしょう。
ただし、「1月1日時点の満年齢」としても学年の相違は発生しないので、どこまで気を遣うかは状況次第でしょう。
年(年度)の途中での基準日をいつにするか、は状況次第で何ともいえません(あまり例を見ないので)。
切りがいいのは「月の初日」より「月末日」ではないかと思います。
「誕生日の前日に満年齢に達する」ことに「?」と思った方は以下をどうぞ(公務員なら常識と思いますが)
[Excel]誕生日の前日に年を取るのはなんで?、と思った方へ(WEB記事やエクセル本は不正確なものが多いので注意)
以上
