[EXCEL] データの手入力で限りなく間違いを減らす方法
【まとめ】
手入力を間違えないためには
・データを2回入力して突合する。
・できれば、2回目は他の人に入力してもらう
・通常の数値なら、
=1回目入力セル=2回目入力セル
と入れて、TRUEなら同一、FALSEなら間違い、となる。
【説明】
エクセルにデータを手入力する機会は、結構あります。
手書きの申請書の内容を打ち込むとか。
パソコン上にデータとして存在していないものをデータにするには、基本、手入力です(OCRは別にして)。
それで苦労している人も多いでしょう。
手入力には誤入力が付きものです。
これを「絶対」に無くすことは不可能です。
ただ、限りなく「絶対」に近づける方法はあります。
*入力データを複数の数式で検算する方法はさておき。
以下は私の思いつきではなく、大昔、「電算」系(今ならIT系)の企業にデータ入力業務(キーパンチ)を委託していた立場からの知識です。
要は「プロ」はこうしてミスを防いでいる、ということです。
① 同じデータを2回入力する
データを間違うのは、データ入力を1回しか行わないからです。
同じデータを2回入力し、2回とも同じデータで入力間違いをする確率はかなり低いといえます。
ただし、同一人物が2回入力するよりは、2人が1回ずつ入力する方が入力ミスは減ります。
同じ人が2回入力すると、その人の「クセ」で同じミスが生じる恐れがありますから。
例えば、「1」と「7」を見間違えやすいとか。
同じ人なら、同じ数字を2回見て同じ誤解(1を7と間違えるなど)をする可能性は当然あります。
でも、2人が同じ数字を見て同じ誤解をする可能性は低いでしょう。
もし2人とも同じ誤解をするとしたら、それは誤解ではなく、それが正解といえます。
例えば、1人が「1」と、もう1人が「7」と捉えれば、それは「1」か「7」のどちらか、でしょうけれど、2人とも「1」と捉えれば、それは「1」である、といえます(絶対にではありませんが)。
なので、理想は2人が1回ずつ入力し、そのデータを突合すべきです。
データの重要性次第では、自分以外の誰かに2回目の入力を頼む、というのが理想ですが、実際は中々難しいでしょう。
それが出来ない場合は、自分で2回打つしかありません。
できれば、1回目の後、一息入れてから。
トイレに行くか、コーヒーでも飲むか。
リラックスしたうえで、もう一回。
(その際、1回目のデータは見えないようにしておきます。見えるとそれに引っ張られちゃいますから)
そのうえで、機械的に突合します。
単純な数値なら
=1回目の入力セル=2回目の入力セル
と入れて、TRUEなら同一、FALSEなら誤り、と判定できます。
データの内容によってはEXACT等より厳密に差異を比べる関数を使います。
参考記事:2つのセルが同じか確認する方法 Ctrl+¥ EXACT関数
②(非推奨)数字1つを2キーで入れる
これはプロ向け、というか、専用機がないと難しい。
プロのデータ入力者(キーパンチャー)は、1つの数字を入力するのに、キーを2つ押すそうです。そういう装置があるようです。
たとえば、「1」なら「あ ⇒ い」と入力する、とか。
ある意味、「か」と入力するのに「K ⇒ A」と入力するみたいな感じでしょうか。
ただし、「か」の場合は、間違って「K⇒E」と押しても「け」と入力されてしまいます。
プロの場合は、そうはならに仕組みになっているようです。
具体的な装置は見ていませんし、今は違うのかもしれません。
これを通常業務で応用するのは難しいでしょう。
単語登録で「あい」⇒「1」、「かき」⇒「2」・・・という手もありますけど、現実的ではないでしょう。
というわけで、データ精度の重要性次第とも言えますが、必要なら①の「二度打ち」をしましょう。
パソコン上に既にあるデータを「二度打ち」するのは無駄ですが、まだパソコン上にないデータを入力する際は、誤入力防止策として、「二度打ち」は有効です。
知っちゃえばなんだ、という単純な方法ですし、手間はかかりますけどね。
なお、その上でも、入力した数値を元データと突合することは重要です。
「読み上げ」という方法もありますが、それはまた別途。
