300名の起業家が参加したブランディングセミナーで、あらためて確信したこと
先日、東京都と(公財)東京都中小企業振興公社が運営する
「TOKYO創業ステーション」さん主催で、
起業家向けのオンラインセミナーに登壇させていただきました。

テーマは、
『「○○といえばあなた」となる集客につながるブランディング構築』
という全3回の講座です。
ありがたいことに約300名のお申し込みをいただき、
こうした連続セミナーでは珍しく、
回を追うごとに受講者が増えていったそうです。
もちろん、
それも嬉しかったのですが、
今回あらためて感じたことがありました。
ブランディングの本質を伝えたかった
今回のセミナーでは、
ブランディングとは何か。
なぜ、ひとり社長やフリーランスに
ブランディングが必要なのか。
どう構築し、
どう集客につなげていくのか。
そんな流れで3回に分けてお話ししました。
冒頭には、
このnoteでも記事にした
『実はあなたの 商品・サービスは必要とされていない』
という事実から始めました。
内容としては、
・市場ではなくマインドシェアを取りにいくこと
・商品ではなくニーズを考えること
・付加価値や情緒的価値を作ること
・価格競争ではなく立ち位置で選ばれること
・「○○といえばあなた」と思われる考え方
・弱みを強みに変えるマインドセット
など、このnoteでも書いている内容はもちろん、
さらに集客プランやSNS活用、
ビジネスモデルや経営戦略なども
盛り込んでいます。
一般的なブランディングというと、
ロゴやデザイン、
ホームページ、
そして自分を大きく見せることなど
そんなイメージを持つ方も多いと思います。
実はそうではありません。
特に大企業ではなく、
ひとり社長やフリーランスのブランディングになると
やり方や考え方が異なります。
「誰の、どんな問題を解決する人なのか」
ここが決まっていなければ、
どんな発信も、
どんな集客も、
どんな見せ方も、
一本の軸にはなりません。
だから今回も、
テクニックではなく、
ビジネスの土台となる考え方を中心にお伝えしました。

「考え方が変わった」という感想が一番嬉しかった
セミナー終了後のアンケートには、
本当にたくさんの感想をいただきました。
「ブランディングとは何かが初めて理解できた」
「ターゲットを絞る意味が腑に落ちた」
「商品を売るのではなく、ニーズを考えることが重要だとわかった」
「マインドシェアという考え方が印象に残った」
「付加価値や情緒的価値の重要性が理解できた」
さらに満足度は5段階評価で4と5だけ。
もちろん数字もありがたいことですが、
それ以上に嬉しかったのは、
「頭の中が整理できた」
「ブランディングの見方が変わった」
「今までモヤモヤしていたことが腑に落ちた」
という感想でした。
知識が増えたのではなく、
考え方が変わったとか、
これからの可能性を感じたとか。
僕はそこに一番価値があると思っています。
そんな時間になっていたのであれば、
本当に嬉しく思います。
ブランディングという軸があるから答えられる
毎回最後には質問タイムもありました。
Zoomのチャットには、
「独立のタイミング」
「ニーズの見つけ方」
「生成AI時代の集客」
「事業内容の決め方」
「価格設定」
「ビジネスモデル」・・・
本当にさまざまな質問が寄せられます。
もちろん事前に質問内容はわかりません。
その場で質問の背景を考えながら頭の中で整理し、
回答を組み立てていきます。
セミナーの内容をはるかに超えた
起業や経営の相談も多くあります。
でも僕は、
ブランディングという一本の軸から考えています。
「誰の、どんな問題を解決する人なのか。」
「どんな価値で選ばれるのか。」
「どんな立ち位置をつくるのか。」
この軸があるからこそ、
経営の質問でも、独立の相談でも、
AIの話でも、表面的な答えではなく、
本質的な答えを組み立てることができます。
改めて感じたのは、
ブランディングとはデザインやSNSの話ではありません。
ビジネス全体を考えるための
『軸』そのものなんだということです。
だから僕は、
ブランディングを"集客の手法"としてではなく、
経営そのものを考えるための土台として伝えています。
僕が公開コンサルティングにこだわる理由
僕が主宰している
「ひとり社長コンサル養成塾」は、
講義よりも公開コンサルティングが中心です。
一人の相談を、
その場でみんなと一緒に整理していきます。
すると、その人だけの悩みだったはずなのに、
不思議と参加者全員の学びになっていきます。
相談の奥にある本当の課題。
どこで考え方がズレているのか。
何を変えればビジネスが動き出すのか。
そこを言語化していきます。
受講生のみなさんは、
自分の相談だけではなく、
僕の公開コンサルティングからも学びます。
だから知識だけではなく、
「考え方」が身についていくのです。
これは僕が昔から一番得意としてきた仕事です。
デザイナー時代から企業のブランディングに携わり、
その後は企業コンサルティング、
そしてフリーランスやひとり社長の支援へ。
多くの相談を受ける中で、
最近は質問を聞くと、
その人自身も気づいていない本当の課題を
探すようになりました。
だから僕は『答えを教える』というより、
一緒に答えを見つけるこのスタイルが好きなんです。
公開コンサルティングを見た方からは
「題名のない音楽会」と言われたこともあります(笑)
ブランディングについてあらためて確信したこと

今回、
300名の起業家の方にブランディングをお伝えして、
あらためて思いました。
フリーランスやひとり社長に本当に必要なのは、
SNSのテクニックでも、
集客ノウハウでもありません。
その前に、
「自分は誰の、どんな問題を解決する人なのか」
ここを明確にすることです。
ここが決まれば、
ビジネスは驚くほどシンプルになります。
今回のセミナーでも、
その考え方が多くの方に伝わったことが
何より嬉しい収穫でした。
これからも僕は、
ブランディングという言葉だけではなく、
「選ばれる立ち位置」の作り方を
伝え続けていこうと思います。
このnoteで書いていくこと
このnoteではフリーランスが
「作業者」から「専門家」へ進むための
MISSION
POSITION
BUSINESS MODEL
について書いています。
もし今、
このままでいいのかな?
と感じているなら
きっとヒントになると思います。
興味があれば
フォローしてもらえると嬉しいです。
小澤歩の著書
単価を上げても選ばれ続ける ひとり社長ブランディング
(日本実業出版社/現在3刷)
