塔短歌会掲載歌 2026.8
8月号塔着しました。永田淳さん選歌欄にて鍵前8首掲載していただきました。ありがとうございました。
どっちかが悪いといえば終わっちゃう川と岸辺の接するところ
インコース高めの押しボタン式信号を肘たたみつつ華麗に押せり
いらいらとしているのだないまおれはセブンのブには7に濁点
あきらかに失敗だった日のことを朝の着替えから話すとするか
消しゴムのフィルムを剥いてゆくような朝がきている連休初日
歩道橋の高さがちょうどよい目線おばけになって浮かぶのならば
湯冷ましを口にふくんで火であったなごりを今は確かめている
くたくたのシャツにはとくに陽当たりのやさしい風が流れるように
また5月号の歌に小金森まきさんより評をいただきました。
歌はこちら。ありがとうございました。
朝に照る雨の模様を踏んでゆく犬の爪からする接地音
一連は5月に提出した歌でした。
なんかこうモヤモヤした気持ちを抱えていた5月だったんじゃないかなと思う。具体的なことは思い出せたり思い出せなかったりするけど、そもそも形のない気持ちというものをパックしておけるのも短歌なんだと思ったり思わなかったりしている。
