蚘事に「#ネタバレ」タグが぀いおいたす
蚘事の䞭で映画、ゲヌム、挫画などのネタバレが含たれおいるかもしれたせん。気になるかたは泚意しおお読みください。
芋出し画像

📙むクサガミ 神【ネタバレ】

埅ちに埅った最終巻。

今幎読んだ小説の䞭でも間違いなく3本の指に入る神小説だった。予想できないマッチアップずその勝敗、「蠱毒こどく」ずいう名の陰謀の正䜓。「匷さ」ずいう抂念の真の実態。物語の行く末ず猛者達の進退———。


※このnoteはがっ぀りネタバレです。あらすじ、展開、結末たで党郚曞いおたす。読曞蚘録のコレクションでもあり、備忘録を兌ねた䜙韻、芁するに自己満です。できれば原䜜を読了した埌に䞀緒に感動を共有したい所。Netflix勢も䞀緒に盛り䞊がりたしょう。


â–Œ むクサガミ【 1 ~ 3 】の感想はこちら




â–Œ 登堎人物※9名のみ

  • 嵯峚さが 愁二郎しゅうじろう28歳
    䞻人公

  • 銙月か぀き 双葉ふたば12歳
    ピュア

  • 衣笠きぬがさ 圩八いろは䞍明
    ツンデレ

  • 柘怍぀げ 響陣きょうじん28歳
    忍者

  • 化野あだしの 四蔵しくら䞍明
    奥矩ガチャで倧圓たりを匕きし男

  • 岡郚おかべ 幻刀斎げんずうさい掚定70歳
    劖怪

  • ギルバヌト・カペル・コヌルマン䞍明
    むングランドの英雄。キングオブ階士道。元英囜陞軍第十䞉竜階兵隊隊長。a.k.a たたの名をワむバヌン。階士の家庭で育ち、5歳の頃から剣術、銬術、法術ず英才教育を叩き蟌たれた結果、想像の遥か䞊、芪が匕くほどの成長を遂げる。15歳の頃で既に身長が61185を超えおおり、リンゎを軜々ず握り朰す握力ず500226を超える倧岩を軜々ず持ち䞊げる膂力を持぀。デブなのかず思いきや身䜓はちゃんず締たっおおり、10091を10秒で駆け抜ける脚力も䜵せ持぀。䞀流アスリヌトですら眮き去りにする完璧超人なギルバヌトは医者曰く「人䞊倖れお筋肉が倚い身䜓」なのだそう。手先も噚甚で幌少期からサヌベルを極めおは倧人を圧倒するギルバヌト。アメリカの南北戊争にお盟友ゞャク゜ンず出䌚い、色々あっお絶望したギルバヌトは死に堎所を求めお戊地日本ぞず向かう。コレラにより家族が危機ずなった事もあり蠱毒の参加を決意。サヌベルず手斧を携えお無双しおいk...

  • カムむコチャ22歳
    アむヌ人

  • 倩明おんみょう 刀匥ずうや22歳
    サむコパス



â–Œ 京八流

むクサガミを語る䞊で理解しなければならない前提知識がある。それが「京八流きょうはちりゅう奥矩おうぎ」。必殺技みたいな名前だが実際本圓に摩蚶䞍思議な胜力であり、䞀朝䞀倕では䜓埗できない奥矩である。

「八流」だけあっお奥矩は八皮類あり、それぞれ八人が継承しおいる。䞻人公である愁二郎もその䞀人。分かりやすく継承者には名前に挢数字が䜿甚されおいる。芪切だ。

â–Œ 奥矩の皮類ず継承者は以䞋


  1. 【 北蟰ほくしん 】~ 赀池あかいけ 䞀貫いっかん
    「目」に特化した奥矩。芖野が広がり盞手の筋の動きで䞀瞬先を予想する。「芖力が䞊がる」のではなく「芖野が広がる」のだ。先読みは攻防に有力だが基瀎パラメヌタが䜎いず宝の持ち腐れになっおしたう印象。

  2. 【 歊曲ぶきょく 】~ 嵯峚さが 愁二郎しゅうじろう
    「脚」に特化した奥矩。舞螏のように軜やかに舞い敵を翻匄する。良い。戊闘に「舞螏」を取り入れるずか絶察カッコいい。この奥矩は圓たり。さすが䞻人公。

  3. 【 犄存ろくぞん 】~ 祇園ぎおん 䞉助さんすけ
    「耳」に特化した奥矩。かなり遠くの音を拟う事ができ、自身の跫音あしおずも消す事ができる。HUNTER×HUNTERでいう「絶」ず「円」の耇合技。めちゃくちゃ良い。これも圓たり。

  4. 【 砎軍はぐん 】~ 化野あだしの 四蔵しくら
    「腕」に特化した奥矩。怪力で歊噚を砎壊する。觊れた剣は悉こずごずく折れるらしい。意味が分からん。メカニズムどうなっおるんだ。“怪力で“っお事は物理的な話なのだろうか。

  5. 【 巚門こもん 】~ 壬生みぶ 颚五郎ふうごろう
    「胎」に特化した奥矩。筋を硬化させお䞊の斬撃なら皮が切れるだけにずどたるらしい。これも分からん。「䞊の攻撃」なんお抜象的な衚珟したら『䞊じゃなかった死』ずなっおしたうではないか。皮が切れるのも地味に痛そう。

  6. 【 貪狌ずんろう 】~ 蹎䞊けあげ 甚六じんろく
    「肌」に特化した奥矩。攻撃に自動的に反応しおいかなる攻めをも屠ほふるらしい。自動的オヌトは凄い。巚門の100倍良い。攻撃に転じられないデメリットはあるけど基本的にタむマンなら負けはない。無敵の防埡技。

  7. 【 簟貞れんじょう 】~ 烏䞞からすた 䞃匥しちや
    「口」に特化した奥矩。独自の呌吞法で䞀時的に身䜓胜力を著しく高める。ONE PIECEでいう「ギアセカンド」だ。個人差はあるが、掻動限界がある。無いなら最匷だった。

  8. 【 文曲ぶんきょく 】~ 衣笠きぬがさ 圩八いろは
    「指」に特化した奥矩。剣の動きをあり埗ない方向に曲げお蜃気楌のように虚像を残す。これもカッコいい。防ぐの難しそう。


â–Œ 京八流奥矩の瞛り

これら奥矩にはそれぞれ「瞛り」や「ルヌル」が存圚する。

・数字が隣り合う技は盞性が悪く完璧な状態で同時には䜿えない
・逆に最も離れた数字の奥矩はほが完璧な状態で同時に䜿甚できる
・同じ奥矩を耇数人が䜿える事はない
・8人の間では奥矩を継承する事ができる
・継承方法は口䌝えによる「コツの䌝授」
・8人は既に党おの奥矩が䜿える状態である
・぀たり暗瀺によっお封印されおいるだけ
・暗瀺を解く「カギヒント」を䌝授するずいう事
・継承すれば枡した方は玄1時間埌に奥矩が䜿えなくなる
・8人党員に䞀気に䌝授しおも継承されるのは1人のみ
・8぀党おの奥矩を極められるのは1人のみ

ちなみに1〜3巻の時点で奥矩の所有状況は

愁二郎 → ①北蟰、②歊曲、⑥貪狌
四蔵  → ④砎軍、⑀巚門、⑊簟貞
圩八  → ③犄存、⑧文曲

ずいった感じ。元の所有者は亡くなっおいる
ではあらすじに入りたす â–Œ



â–Œ 2ndステヌゞ

1stステヌゞで生き残った9人は東京で散り散りに飛ばされおしたう。皆、自分が䜕凊に飛ばされたのか分かっおいない。

道䞭の銬車内におルヌルの説明を担圓の蠱毒監芖者より告げられる䞀同。

. 9名は「䞊野寛氞寺」の黒門を目指す。
. 関所は無し。奜きな道を遞んで良し。
. 朚札を銖にかける。点数は無し。
. 黒門は23:50から10分間のみ開門。
. 朚札を倖せば脱萜。
. 蟿り着いた者で46億円を山分け。

p.57~58

そしお解き攟たれる。時間は正午。各々が自分の堎所を蚘憶や考察により断定する。そしお䜕やら倉な空気に違和感を感じる——。


â–Œ お尋ね者

愁二郎はおっきり9人に殺し合いをさせるのかず思っおいたが、ルヌルを聞く限り「助け合っお党員で山分け」ずいう超ハッピヌ゚ンドがある事に安枡をする。

しかしやがお気付く。町の人たちがめちゃくちゃ芋おくるのだ。怯える者や耳打ちする者、飛びかかっおきそうな者たでいる。ずりあえず逃げる愁二郎。しかし疑問笊が頭䞊を飛び亀っおいる。

9人党員が同じ違和感を感じたフェヌズが過ぎ、遂に違和感の正䜓が刀明する。散り散りに飛ばされる前、ある号倖の新聞が東京にばら撒かれおいたのだ。

本日6月6日の正午に極悪人が珟れたす。居堎所を譊察に報告した者には460䞇円を、もし捕たえおくれるなら4億6千䞇を差し䞊げたしょう。極悪人9人の顔写真はこちら。

p71

いやいやいや、デタラメですやんず思ったがよく考えたら1stステヌゞでめちゃくちゃ人殺しおるから、あぁたぁそう蚀われおみれば極悪人だったなず思い盎す。もちろん双葉を陀いお。

ずいうわけで2ndステヌゞは『23:50に䞊野寛氞寺たで譊察や䞀般垂民に捕たらずに蟿り着けるのか⁈』ずいう、グラセフのような展開ずなったのだ。



圩八いろは  vs 幻刀斎げんずうさい


開幕戊から激アツのカヌド。「犄存ろくぞん」を䜿っお双葉を保護した圩八は幻刀斎に远われおいた。やがお远い぀かれお詊合開始。双葉を先に狙われるずいう予想倖の展開に怒る圩八。長幎付き合っおきた盞棒の「文曲ぶんきょく」を奮い立たせるずリミッタヌを解陀したかの劂く嚁力が栌段に増す。遂に幻刀斎に攻撃が届くも譊察が邪魔すぎお逃げる事に。決着は付かずドロヌ。



ギルバヌト vs 幻刀斎げんずうさい


圩八ず双葉が譊察ず幻刀斎から逃げる最䞭、我が掚しのギルバヌトず遭遇する。初察面の圩八に察しお敵意はないギルバヌト。これも双葉効果だ。「2人でやろう」ず提案する圩八に「I shall handle it俺に任せろ」ず2人を逃がすギルバヌト。むカすぜギルバヌト

手斧を投げ぀けお躱した所をサヌベルで斬り掛かるずいう、普通なら瞬殺のコンボを幻刀斎はあっさり躱す。そしお「雑だよ玅毛」ず炎䞊レベルの差別発蚀ず共にギルバヌトの巚躯を投げ飛ばすゞゞむ。ギルバヌトも螏みずどたり応戊。譲らぬ攻防の末、やっぱり譊察がりザすぎお結局ドロヌ。離散する。



愁二郎しゅうじろう vs 刀匥ずうや


愁二郎フェヌズはいきなりのボス戊。これは予想倖すぎた。たぁでも、闘いを仕掛けおくるノィラン枠は幻刀斎か刀匥しかいないから圓たり前っちゃ圓たり前か。決着は぀かないだろうず思ったが刀匥の方が優勢の暡様。ずいうより刀匥が匷すぎる。1stステヌゞより曎に匷くなっおいた。

ここで刀匥はたさかの䞀撃を攟぀。それは掚し倉を悩むほど奜きだった1stステヌゞの䞭囜人「陞也りくけん」の打撃。愁二郎は衝撃。私も衝撃。刀匥は察戊盞手をコピヌするタむプだったのだHUNTER×HUNTERでいう所のメル゚ム。どんどん匷くなる。1秒毎に匷くなる。完党にチヌト。あの愁二郎に「剣の時代が終わらんずするこの時に、倩が最埌に送り出した千幎に䞀人の逞材」ず蚀わしめた男。

序盀にしお最倧のピンチを迎える愁二郎。新人である「貪狌ずんろう」が悲鳎をあげ、遂に「北蟰ほくしん」ず「歊曲ぶきょく」たでもが限界を迎える。ここでもやはり譊察が襲っおきたので雑魚狩りにシフトチェンゞする刀匥。この隙に『逃ゲロ』ず自分に蚀い聞かすも身䜓が勝手に譊察を守るthe䞻人公の愁二郎。やばい死にそうだ。



愁二郎しゅうじろう & 四蔵しくら vs 刀匥ずうや


いよいよ限界ずいう所でブラザヌ四蔵が参戊。脇差で応戊する刀匥に「俺にそれは悪手だ」ずなかなか厚二病な台詞を吐き捚おお登堎。「砎軍はぐん」により脇差は真っ二぀。

愁二郎翌くんず四蔵岬くんによる怒涛のコンビネヌションで流石の刀匥も苊戊するが、「凄い、凄い、凄い」ず愉たのしそう。サむコパスっぷりに拍車が掛かり愁二郎はもはやドン匕いおいる。「この男、たるで深淵。底がたったく芋えない。」ずナピヌず察峙したナックルのような台詞を吐く始末。今村さん絶察HUNTER×HUNTER奜きだよね

流石に二人の技はコピヌ出来なかった刀匥。「猿真䌌されお堪たたるか」ずめちゃくちゃ怒る愁二郎。確かに十数幎山に籠り鬌のような修緎の末にようやく手に入れた唯䞀無二の奥矩を秒で盗たれたら目も圓おられない。読者ずしおも気を䜿うレベルだ。その埌は軍隊が到着し、流石に銃撃には敵わない3人は身を隠しそのたた離散する。結果ドロヌ。

しかしながら刀匥が分からず屋の化け物すぎお先行きが䞍安すぎる。二人がかりでも勝おない䞊にこの先もどんどん匷くなるならもう詰みではないか。バむオハザヌドでいうタむラント䞊みの絶望感。いっそ幻刀斎ず鉢合わせればいいのにず思うが、幻刀斎を吞収しおりェスカヌに進化する可胜性もあるから䜕ずも蚀えない



カムむコチャ vs 半次郎はんじろう


カムむコチャフェヌズに突入。モブから逃げる最䞭、怪しい二人組を発芋。䞀人は芋た事がない参加者だがもう䞀人は芋芚えがあった。倩韍寺にお安藀あんどう 神兵衛じんべえを䞀刀䞡断した蠱毒偎の猛者、䞭村なかむら 半次郎はんじろうだ。路地に隠れるカムむコチャ。なぜ参加者ず普通に話しおいるのかず考察しおいるず突然その半次郎が襲い掛かっおくる。詊合開始だ。

剛剣をギリギリ跳んで躱したカムむコチャ。地に足が着く前に蓮撃を繰り出す半次郎。危険を察知しお先に矢を番えおいたカムむコチャは半次郎の銖でも頭でもなく右腕を狙う。結果、半次郎は手を匕くしかなく二人の間に距離が生たれる。この䞀連の流れは䞀瞬らしい。芋逃しちゃう奎の方が絶察倚い。

少し䌚話しおたたハむレベルな攻防を繰り広げるも屋根の䞊に到達したカムむコチャを諊める半次郎。カムむコチャずしおは参加者でもない奎ずやるメリットはない。そのたた走り去りドロヌ。



圩八いろは  vs 幻刀斎げんずうさい


round。

圩八は幻刀斎を埅぀。決戊の舞台に遞んだのは「新富座」ず呌ばれる劇堎だった。明日から公挔が始たるこの劇堎は珟圚無人。案の定ぬるっず珟れる幻刀斎。真っ暗闇の䞭、戊いの火蓋が切っお萜ずされた。

序盀から攻勢の圩八は動きを先読みし攻撃を圓おおいく。唐突に匷くなった圩八を蚝しむ幻刀斎。そしお考察の末にようやく気付く。この劇堎がカギだったのだ。

圩八は目を閉じお戊う事で「犄存ろくぞん」によるバフを「耳」のみに党振りする。聎力が極限たで研ぎ柄たされた事で跫音あしおずや衣擊れ、吐息ずいった幻刀斎の発する党おの音を捉え、曎には跳ね返った音たでも拟う事で動きを先読みしおいた。そしおその為に「音響反射板」が備えられおいるこの「新富座」を遞んだのだ。

いよいよダバい幻刀斎。この䞖代の京八流継承者が黄金䞖代過ぎお驚いおいる。しかし負けじず反撃する幻刀斎。クネクネず骚を動かしたり切られおも盎ぐに傷を治したり、あり埗ないパワヌや高霢を疑うポテンシャル。もはや劖怪だ。

圩八は完党に匕いおいる。そこでようやく気付く。自分や愁二郎ら「京八流」ず同じでコむツの「朧琉」にも特殊な奥矩があるのだず——。気付くの遅スギ

幻刀斎は倩井を芋䞊げお呟く。

「四癟幎埅ったのだ。必ず恚みは晎らす。埅っおいおくれ。」ず。

え、400歳たさかの郭かく 海皇かいおう超え。モノノケですやんず圩八は曎にドン匕き。しかし芖線を戻した幻刀斎の䞡県は逆にごく普通な人間の県差しずなっおいた。

ここでなんず幻刀斎フェヌズ長線に突入



â–Œ 幻刀斎のルヌツ

——舞台は1467幎の初倏。物語は明治の終わりなので1878幎頃。っお事は411幎前だ。

愁二郎たちのように山で修行に明け暮れる6人がいた。

久倪郎きゅうたろう、源十げんじゅう、猿吉さるきち、癜右衛門しろえもん、檜次かいじ、小倜さよ

ある日、6人が修行に明け暮れおいたら垫匠が瀕死で登堎。他の5人の垫匠は死んだのだず。誰がやったのかず問い詰めるず盞手は「八坂やさか 刀斎ずうさい」ずいう男ただ1人だった。

6人掛かりで1人に負けた事にビビる匟子達。盞手は「京八流」だず分かっおいるが、果たしおどの奥矩を持った奎なのか。垫匠は答える。

「党おだ」ず。

芁するに向こうの流掟、「京八流継承者」は1人が党おの奥矩を手に入れおいるずいう事。

ここで「朧流」に぀いおも説明しようず思う。



â–Œ 朧流

源矩経の垫匠ず蚀われおいる「鬌䞀法県きいちほうげん」が開祖ずなり立ち䞊げたのが「京八流」ず「朧流」。この二぀の流掟がこれたで長い幎月をかけ継承し続けおいた。

「京八流」は北蟰ず北斗䞃星をモデルに8぀の奥矩があり、「朧流」は南斗六星をモデルに6぀の奥矩があったずの事。

â–Œ 朧流奥矩の皮類ず継承者は以䞋


  • 【 倩機おんき 】~ 檜次かいじ
    「骚」に特化した奥矩。䜓䞭の骚を自圚に動かす事ができ、鞭の劂き攻撃を繰り出したり敵の斬撃や刺突も骚の楯でガヌドする。攻防に優れた圓たり奥矩。ただ化け物。

  • 【 倩盞おんそう 】~ 猿吉さるきち
    「錻」に特化した奥矩。犬を凌駕する嗅芚を持ち、䞀里先の梅の花の銙りすら嗅ぎ分ける。远跡や捜玢にはうっお぀けだが戊闘には圹に立たなそう。

  • 【 倩同おんどう 】~ 癜右衛門しろえもん
    「心臓」に特化した奥矩。脈が垞に速たるこずで䞀向に衰えない。たずえ80歳になっおも若い頃の身䜓胜力を維持できる。なんずいうアンチ゚むゞング

  • 【 倩梁おんりょう 】~ 小倜さよ
    「血」に特化した奥矩。傷の治りを異垞なたでに速める。垞人の治癒力の10倍。深手を負っおも30分あればカサブタができる。やば笑

  • 【 䞃殺しちさ぀ 】~ 源十げんじゅう
    「筋」に特化した奥矩。身䜓の䜕凊かの筋力を他の郚䜍に転移させられる。党身の筋力を右手に籠めようものなら堅固な倧岩だろうも砎砕するほどの嚁力を匕き出せる。やば笑

  • 【 倩府おんふ 】~ 久倪郎きゅうたろう
    「脳挿のうしょう」に特化した奥矩。の 脳挿⁈芋たもの、聞いたこず、觊れたもの、味わったもの、生きたうちの党おを絶察に忘れないのだそう。そしおそれを次䞖代ぞず䌝えおいく。芁するに『進撃の巚人』だ。剣術の修緎や戊いの経隓たでも継承できるらしい。考えようによっおは最匷の奥矩。日垞生掻で有胜すぎる。


â–Œ 幻刀斎の正䜓

久倪郎たちは垫匠の仇を蚎぀為に八坂刀斎に挑むものの、30分そこらで久倪郎以倖が党滅する。やはり匷い。京八流を党お継承した八坂刀斎は化け物すぎた。なんずかその堎から逃げられた久倪郎は皆の奥矩を継承し自身も「朧流完党䜓」ずなり埩讐を誓い修行に明け暮れる。

20幎埌、満を蟞しお八坂刀斎に挑むもやっぱり敵わない久倪郎。「そもそも、朧流が京八流に勝おるわけねぇだろ」ず刀斎は吐き捚おる。聞くずころによるず、京八流が先に出来た流掟であり優秀な奥矩のみで構成されおいるずの事。その埌に出来た朧流は蚀わば「京八流の残り滓かす」らしい。蚀い過ぎ。口が悪過ぎる。

その埌、殺されるかず思いきや京八流の傘䞋に加わる事で呜拟いした久倪郎。刀斎の幻ずしお「幻刀斎」を名乗るよう呜じられる。

結局その埌の人生で刀斎を蚎おなかった幻刀斎。寿呜により刀斎が死んだ埌も埩讐心は党く消えず、い぀しか暙的が「京八流そのもの」ずなる。

京八流を根絶やしにする目的意識を「倩笊おんふ」により継承し続ける幻刀斎。ずはいえ、その埌の「京八流継承者」ず「継承者候補8人」を盞手取っお勝おるはずもなく、もどかしく生きおいた。

そしお遂に千茉䞀遇のチャンスが蚪れる。愁二郎が継承戊を攟棄し、垫匠である珟継承者が病に倒れたのだ。それに加えお「蠱毒」の開催で候補者達がホむホむ珟れる。19代目にしおようやく蚪れたチャンスタむム。埩讐を誓う幻刀斎は嬉々ずしお参戊する———。



圩八いろは  vs 幻刀斎げんずうさい


回想終わり。

幻刀斎の謎が読者にだけ分かった所でたた死闘が繰り広げられる。

「文曲ぶんきょく」を芚醒させた圩八は䟝然ずしお攻勢のたた。反撃を喰らうも手を止めない。幻刀斎が「倩梁おんりょう」により血を止めようずも構わず猛攻撃を济びせ続ける。䜙りの匷さに幻刀斎は「八坂刀斎⁈」ず錯芚するも圩八は「誰やねんそれ‌」ず間髪入れずツッコみを入れる。

そしお遂に均衡が砎られる。譊察が乱入しおきた事でほんの䞀瞬集䞭が途切れた所を「䞃殺しちさ぀」にお腹を貫かれたのだ。ここで遂に決着。圩八は敵わなかった。奥矩を愁二郎ず四蔵に蚗すよう双葉にお願いしお死んでいく。

——残り8人


奥矩の継承っお又聞きでもいいのか小声



â–Œ バディの裏切り

その埌は双葉フェヌズ。暫く闘いは起こらない。民衆から逃げる双葉をカムむコチャが助ける。その埌、四蔵ずも合流しお圩八より受け取った奥矩をひず぀䌝授する。この時点では「文曲ぶんきょく」なのか「犄存ろくぞん」なのか分からない。私は「砎軍はぐん」ず盞性が抜矀の「文曲ぶんきょく」だず予想する。

四蔵に圩八の最期を䌝える双葉。四蔵は厚かたしくも初察面のカムむコチャに双葉を任せるず「新富座」ぞず走る。埅っおろ効っ

カムむコチャず双葉はその埌1stステヌゞにお愁二郎双葉ず協定を結んだ響陣きょうじんず遭遇する。

バディの登堎に歓喜する双葉。しかしそこで「ちょっず埅った」をかけるはカムむコチャ。なにやら䞍穏な空気が流れるが、意倖な事実が刀明する。

カムむコチャフェヌズにお蠱毒偎の猛者、䞭村半次郎ず話しおいた参加者。実はこれが響陣だったのだ。そういえばカムむコチャず響陣は1stステヌゞで顔を合わせおいなかったなず思った。

䜕かの間違いだず双葉は吊定するも、響陣は黙りこくっおいる。そしお癜状する。蠱毒偎に最愛の圌女を人質に取られたのだず。

王道バトル挫画にありがちな展開ランキング第䞀䜍「蚳アリによる盞棒の裏切り」がやはり発生する。だよねずしか蚀えない。ツラいが、避けられないフェヌズなのだ。

響陣は蠱毒偎より「愁二郎を蚎お」ず呜じられる。そもそも圌女を救う為に参加した響陣は逆らえるはずもなく愁二郎を埅぀——。



愁二郎しゅうじろう vs 響陣きょうじん


屋根の䞊で察峙する二人。

2ndステヌゞでやっず䌚えたのに殺やる気満々の響陣を芋お愁二郎はすぐに察する。「やるのだな」ず。先手は響陣。忍者節炞裂の銑鋧せんけん手裏剣を目眩めくらたしに襲い掛かる。

忍び刀ず苊無くないを䞡手に持ち凄たじい連撃を繰り出す響陣。愁二郎は「貪狌ずんろう」で䜕ずか凌ぐ。

苊無を口に咥えお巊手に銑鋧を5本持った響陣は「貪狌ずんろう」に銑鋧を反応させた隙に刀での刺突ずいう、盞棒ならでは、京八流を熟知しおいるからこその芞圓だった。ずはいえ頭で分かっおいおも盎ぐに実行なんお出来るはずもない。響陣もたた「倩賊の歊才の持ち䞻」だず愁二郎は感心する。

その埌も「歊曲ぶきょく」を出す間は「北蟰ほくしん」が䜿えない事から「歊曲ぶきょく」の瞬間に背埌を取ったり、「貪狌ずんろう」の発動は「觊れた者党お」ずいう特性を逆手に取っお攻撃䞭は腰に手を觊れおいたりず、ずこずん京八流を封じ蟌めおくる響陣に愁二郎はかなり手こずっおいた。

愁二郎が距離を取ろうずしおも逃さない響陣。空から銑鋧を2本、地に着いおたた2本、駆け出すず同時に苊無を攟぀。これは防げない。

ここで愁二郎はたさかの行動に出る。

「旺おう」ず咆哮したのだ。するず手裏剣たちは宙で悲鳎を䞊げ銑鋧は颚に挂い苊無は地に萜ちる。いやいやいや、どういう事⁈ここ䜕回読んでも意味が分からなかった。気合いで手裏剣を萜ずしたずいう事気合いなの

曎に萜ちゆく銑鋧を「歊曲ぶきょく」により響陣の脇腹に蹎り蟌み、これがHIT。響陣は苊悶の衚情を浮かべるが、鎖くさり垷子かたびらを身に付けおいた事でダメヌゞはない。鎖垷子を付けおあの動きかよず驚く愁二郎。

唐突に圌女を人質に取られた事を打ち明ける響陣。「死んだフリしよか」ず提案する愁二郎。しかし蠱毒偎から芋匵られおいる事を告げる。残念。やはり決着は避けられない。

Final roundを前にしお寂しそうに別れを告げる響陣。意味深だ。私には分かる。これはバトル挫画でいう所の「自我が無くなる皋のパワヌアップが起こる前のむベント」だ。ここで堎面は切り替わる。



â–Œ 唐突に珟れた激猛者

ひず぀前の双葉フェヌズに戻る。響陣から圌女を人質に取られたず聞き双葉は助けを求めに行く。その盞手ずは蠱毒の察抗勢力「駅逓局えきおいきょく」だった。

今たで存圚を䞞ごず端折はしょっおきたが愁二郎の前職でゆかりのある「駅逓局」ずは蠱毒偎にバレないよう秘密裏に連絡を取っおおり、陰謀を暎くため共に氎面䞋で戊っおくれおいたのだ。

そんな駅逓局にも「船波ふなみ 䞀之介いちのすけ」ず「粳間うるた 隆造りゅうぞう」ずいう猛者がいたのだが、惜しくも1stステヌゞで呜を萜ずしおしたった。

そんな駅逓局に双葉がSOSを出す。吉原で捕えられおいる響陣の圌女を解攟しおくれず。これに応えおくれた男が駅逓局最匷の男「䞍砎ふわ 鳎䞀なるいち」だった。

駅逓局長の秘曞宀長にしお内務省盎蜄である特送隊長の䞍砎は62歳でありながら身長は180cmを超える超むケオゞ。元歊士にしお「船波」ず「粳間」の䞊叞垫匠芪代わり。「䞍砎さんおるんなら勝ちゲヌや」ず、愁二郎が党幅の信頌を寄せる皋の存圚。

そんな䞍砎さん率いる特殊郚隊は吉原にお倧乱闘の末、無事に響陣の圌女を救い出す事に成功する。双葉ずカムむコチャはそれを響陣に䌝えるため走る。

——途䞭で監芖者同士のむザコザがあるが割愛。

奔走する双葉ずカムむコチャだが、カムむコチャは蚝いぶかしむ。街がやけに静かだった。誰もいない。ず思っおいたら遠くから駆けおくる人圱が芋え身構える。しかし駆けおきた譊察は顔を匕き攣らせ奇声を発しながら通り過ぎおいく。その先には譊察の死䜓の山。䞭倮で䜇む男を芋お双葉に「逃ゲロ」ず叫ぶカムむコチャ。

倩明 刀匥セフィロスだ。

ここでカムむコチャにほが確の死亡フラグ。最悪だ。双葉に遭遇し、四蔵に双葉を抌し付けられ共に愁二郎を探す。それら党おが刀匥に遭遇する為の䌏線だったのだ。

カムむコチャには死んでほしくない。出来れば逃げ切っお欲しい。助けおくれギルバヌトいや、絶察に来るなギルバヌト



カムむコチャ vs 刀匥ずうや


カムむコチャに戊う気は無かった。歀床のミッションは「双葉を逃がす事」。その為に矢を攟ち刀匥を足止めする。刀匥は双葉を芋お蚝しむ。䜕故みんな「アレ」を助けるのかず。カムむコチャはあの匷さが分からないのなら倧した事ないな。ず蚀う。ずは蚀い぀぀この化物は自分よりも匷いず思うカムむコチャは隙を芋お逃げる気満々。

するず刀匥は䜕故か双葉を远いかけ出す。せっかく逃したのにくそぉず刀匥を远うカムむコチャ。「やっぱり来た」ず刀匥は蚀う。双葉を狙えば匷い奎が自分からホむホむ珟れおくれるずいうサむコパス的最適解を芋出したのだ。

絶察に双葉を远わせたいず矢を攟぀カムむコチャ。達人が刀を振る速床を「2」ず衚すならば匓遣いが攟぀矢の速床が「4」らしく、なんずカムむコチャの矢の速床は「7」らしい。こういうの倧奜き。

そんな速い矢を至近距離では流石に躱せない刀匥は距離を取る。照準を双葉からカムむコチャに切り替えた刀匥。矢を避け぀぀壁際に远い蟌むがカムむコチャは屋根の䞊に飛び乗る。矢のストックは残りわずか。

攻防の末、カムむコチャが箙えびらに手を入れお矢を匓に番え、匊を匕き絞り攟぀たでに2秒かかる事を芋抜いた刀匥は「隙あり」ず間合いを急速に詰める。しかしその2秒はカムむコチャがワザず䜜り出した誘いの2秒だった凄い

異次元な盞手だからこそ掻きた垃石。本圓はそれらの動䜜を1秒かからずに行えるカムむコチャはたんたず詰めおきた刀匥に枟身の䞀撃を攟぀。

が、それすらもマトリックスばりに避ける刀匥。もうこれ「ザ・ワヌルド」のスタンド䜿っおるだろ絶察。躱されおもなお奥の手があるカムむコチャは腰からアマッポ匩いしゆみを取り出し連射する。鈍い音が重なった———。

沈んだのはカムむコチャだった

アマッポでの連射さえも通じなかった。避けるのではなく逆に半歩螏み蟌み刃を叩き萜ずした刀匥はカムむコチャの右手を切り萜ずす。それだけでなく肩先から腹に掛けお深く切られたカムむコチャは遂に斃たおれおしたう。

勝った刀匥はトドメを刺す事もせずカムむコチャに興味を無くし盎ぐに双葉を远いかけ出す。

死の間際、カムむコチャは立ち䞊がる。匓を咥えお走り、ラスト1本の矢を掎む。口で匓を匕き、頭を埌ろに倧きく匕いお攟぀。刀匥を県で捉えられおはいない。感芚による最期の䞀矢。

そこには吃驚きっきょうに匕き攣る刀匥の顔があった。腿ももにHITしたのだ遂に倩明刀匥に痛恚のダメヌゞを䞎える。たるで吉岡䞀門ずの戊いの果おに宮本歊蔵に䞀撃を䞎えた怍田良平のように。カムむコチャ、お疲れ様。玠晎らしかった。スピンオフ埅っおる。

——残り7人


愁二郎しゅうじろう vs 響陣きょうじん


「倩地開闢おんちかいびゃく」ず唱える響陣。途端、唐突に身䜓胜力が跳ね䞊がる。「貪狌ずんろう」でさえも間䞀髪な匟䞞䞊みの斬撃を繰り出しおくる。たるで銃の䞀斉射撃を济びおいるかのような猛攻だった。

韋駄倩いだおんの劂き駿足。摩利支倩たりしおんの劂き怒涛の攻め。ピンずこない䟋えだ。たぁ ダバいっお事だろう。

「倩之垞立神あめのずこたちのかみ」

響陣の垫である「音矜おずわ 源八げんぱち」の持぀秘技。音矜家に代々䌝えられおきた奥矩であり、その正䜓は「——眠れる力の解攟」。芁するに限界突砎である。

この奥矩はむクサガミ1〜3でも䌏線ずしお匵られおいた。おっきり響陣の芚醒むベントの材料で、ピンチの愁二郎たちを救うんだなず思っおいた。

響陣は䜿わないんじゃなくお䜿えないんだず蚀っおいた。それは䌚埗しおいないのではなく、「䜿う死ぬ」ずいう意味だったのだ。

この技を芋お『NARUTO』の「ロック・リヌ」を思い浮かべた者は倚いのではないだろうか

䞭忍詊隓での「ロック・リヌvs我愛矅があら」戊におロック・リヌが発動させた朚ノ葉流䜓術の奥矩、「八門遁甲はちもんずんこう」だ。「火事堎の銬鹿力」を匷制的に発動させるこの奥矩、八門党おを開攟させた「八門遁甲の陣」では火圱をも凌ぐ力を埗る。が、術者はその埌必ず死んでしたうずいう犁術だった。

「倩之垞立神あめのずこたちのかみ」もたさにコレだ。

段階が4぀あり、「高倩原たかたがはら」→「黄泉平坂よも぀ひらさか」ずきお最深郚の「神逐かんやらい」たで到達しおしたうず自力では戻っお来れず必ず死ぬずいう。響陣は倩才であるが故この奥矩ずの盞性が良すぎお䞀床発動すれば意思に反しお勝手に段階が進んでしたうのだ。

今たでも絶䜓絶呜のピンチは倚々あったのに䜿わなかった理由ず唐突に告げられた別れの蚀葉。ははヌんず、響陣の運呜に愁二郎は気付く。そしおどうにか目を芚たしおやるず決心する。

しかし解攟した響陣は化物すぎた。党おにおいお愁二郎を凌駕する。巊手䞀本で繰り出す䞀撃を䞡手で受けおいるにも関わらず膝を折られそうになるくらい力が匷い。これでただ䞀段階目だった。

やがお段階が進み人間では䞍可胜な跳躍を芋せる響陣。瞳孔は死人のように開き涎よだれを撒き散らしながら跳んでいる。シンプルに化物だ。

黄泉平坂よも぀ひらさかに入った響陣。顔は赀く鬱血し県は激しく血走っおいる。唇も玫に倉わり盞倉わらず涎を駄々流しおいる。「あぁ絶察死ぬわコレ」ず愁二郎は思う。

しかし化物ずなった響陣は獣のような単調な攻撃により寧むしろ匱くなっおいた。クセの匷い普段の響陣の方が遥かに匷いず怒る愁二郎。これもバトル挫画あるあるだ。

ここで双葉が参䞊。

「響陣さん」ず叫ぶ声に反応しお鈍った隙に愁二郎は思いっきり頬をブン殎る。響陣は遂に正気を取り戻した



響陣きょうじん vs 蠱毒こどく


双葉ず愁二郎にお瀌ず謝眪をする響陣。蠱毒監芖者達に捕らえられた双葉を救う為、二人は屋根から飛び降りる。

続々ず集たった蠱毒の連䞭は30人。二人で颯爜ず蹎散らしおいく。蠱毒の連䞭も忍者の集たりなので匷いのは確かだが、響陣は錻くそのようにホむホむ倒しおいく。

異垞な匷さに「お前、たさか」ず察する愁二郎。響陣は「神逐かんやらい」たで到達しおしたっおいたのだ。あず数分で死ぬず蚀う。最期に舞いたくる響陣は遂に蠱毒偎のボス「槐えんじゅ」たで蟿り着く。響陣は焙烙玉ほうろくだたを取り出しお炞裂させ、蜟音ず共に槐を道連れにする——。

愁二郎に勝぀為には奥矩を䜿うしかないのは分かる。が、死ぬず分かっおいる奥矩を䜿っおたで愁二郎ず闘うのは流石に悪手に思えた。

しかし響陣は根っこの郚分で

嵯峚愁二郎ず闘っおみたい。

ずいう願望があったのだ。

激猛者ゆえのサむダ人マむンド。
この心情で党おを玍埗させられた。お疲れ響陣。

——残り6人


愁二郎しゅうじろう vs 半次郎はんじろう


2ndステヌゞで無事に再䌚を果たした双葉ず愁二郎。双葉は圩八の遺蚀奥矩の䌝承を䌝え二人で寛氞寺を目指す。

しかし譊察により橋を封鎖され悩む愁二郎。そこで埌方より階銬隊が迫っおきおいる事に気が付く。曎にその階銬隊の䞭に䞭村半次郎がいる事にも気が付く愁二郎。アレは逃げられないず悟り橋を匷行突砎する。双葉を先に行かせ自身は日本橋の䞊で埅぀。

銬䞊から斬り぀けおくる半次郎を躱し銬に回し蹎りをかたす愁二郎。぀いでに半次郎に䞀倪刀を济びせ頬が裂け血飛沫が舞う。ダッシュで逃げおいく銬。向かい合う二人。

半次郎の初倪刀は凄たじかった。その点だけは無骚ぶこ぀や刀匥ずうやよりも䞊らしい。初手最匷の男。

ここで唐突に突入する半次郎のヒストリヌフェヌズ。

ず思いきや途䞭で愁二郎がツッコミを入れ回想が䞭断される。文章でコレできるの凄い笑

P398

䞀撃䞀撃が鉛の劂き重さで撃ち蟌むも党おを受け流す愁二郎。意倖や意倖。愁二郎は半次郎を圧倒する。自分の方が剣才は勝っおいるず自負する半次郎。ここたで実力差があるのはおかしいず。䜕かが違う愁二郎。䜕かに気付く半次郎。悟り、やがお決着は぀く——。

「たたやろうぜ」ず蚀い半次郎は死んでいった。



四蔵しくら  vs 幻刀斎げんずうさい


四蔵フェヌズ。自分の腕を切り血を流す事で幻刀斎をおびき寄せる。もう魔獣ずか呌ぶ時の手法。あれ、䜕で四蔵は幻刀斎の奥矩倩盞おんそうを知っおるんだ

ぬるっず珟れる幻刀斎。四蔵は仁王立ちで埅ち構えおいる。そしお「簟貞れんじょう」を呌び起こす。掻動限界は3分だが3分以内に終わらせる気満々の四蔵は初っ端から党力。

幻刀斎の「䞃殺しちさ぀」を四蔵は「巚門こもん」で受けるも限界を超えお䜓内から血が蟌み䞊げおくる。しかし四蔵は匕かない。はなから捚お身なので動じない。死んでも幻刀斎を殺すずいう気抂により勢いは増す䞀方だ。

䞀歩螏み蟌み反撃に出る四蔵。「砎軍はぐん」を乗せた斬撃を济びせるも謎の動きでクネクネ避ける幻刀斎。こりゃ途䞭で剣の軌道でも倉えんず圓たらんなず四蔵は思う。

「文曲ぶんきょく」だ

圩八は「文曲ぶんきょく」により幻刀斎に攻撃を圓おる事ができたのだず四蔵は掚察する。しかし臎呜傷を負わせるこずは出来なかったのだろうず。そこで「砎軍はぐん」だ。「砎軍はぐん」を乗せた「文曲ぶんきょく」ならば幻刀斎に臎呜傷を負わせられるのだ。だから圩八は「文曲ぶんきょく」を俺に蚗したのかず。

ここで圩八は「文曲ぶんきょく」を四蔵に、「犄存ろくぞん」を愁二郎に䞎えた事が刀明する。ずいう事は圩八は愁二郎ではなく四蔵が自分の仇打ちに来おくれるず予想したのだろうかなんずいう兄匟愛それずも単に「砎軍はぐん」持ちだったから勝぀為に蚗したのか前者の方が゚モい。

「ぬわぁ」ず、らしからぬ可愛い悲鳎を䞊げる幻刀斎。服は千切れ飛び胞から血が噎き出しおいる。仕蟌み杖でガヌドするも「砎軍はぐん」により粉砕される。

「所詮4぀のくせに」ずブツブツ愚痎る幻刀斎。「数じゃねヌし」ず返す四蔵。負けじず反撃する幻刀斎だが劣勢。どんどん傷が増えおいく。しかし「倩梁おんりょう」により盎ぐに塞がる血。

「本圓だったのか」ず挏らす四蔵。圩八を芋届けた双葉から幻刀斎の正䜓や技に぀いおザックリず聞いたのだず。あぁなるほど、「倩盞おんそう」もそこで聞いたのか。双葉優秀すぎる。

タコのようにグニャグニャする幻刀斎の腕を捻りそこを目掛けお「砎軍はぐん」を乗せた䞀撃を攟぀。自分の腕もろずも。遂に幻刀斎の右腕が切り萜ずされる

察しお四蔵の腕は皮䞀枚が切れただけだった。「砎軍はぐん」が腕に届く寞前、「巚門こもん」に切り替えたのだ。ここにきお「巚門」の株が爆䞊がり

退く幻刀斎に远撃をやめない四蔵。「源十ぅ」ず、たたもや可愛らしい声を発し巊腕を振り回す。額に圓たった四蔵は匷烈な衝撃に銖が瞊くびり切れそうになる。「䞃殺しちさ぀」だ。

しかし退かない四蔵。幻刀斎は蹌螉よろめいおパカヌンず口を開ける。腹を切り裂かれ倥おびただしい皋の血が溢れお砂を濡らしおいる。

過去の兄匟匟子の名を叫びながら襲い掛かる幻刀斎。瀕死の四蔵も応戊する。盞打ち、刺し違え、背䞭から出したのはなんずスナむデル銃。たさかの歊噚でトドメを刺す四蔵。顎あごから脳倩に目掛けおぶっ攟す。仰向けに沈んでいく幻刀斎に向けお「逝け」ず蚀いながら斬り捚おる。トドメの埌のトドメ。もはや幻刀斎に同情するが、そうでもしないず逆に死ななかったのかずも思う。ずもあれ、遂に決着したのだ。

四蔵はギリギリ螏ん匵る。そしお僅かなHPで寛氞寺ぞず向かう。倧奜きなお兄ちゃんに䌚いに行くのだ。

——残り5人


â–Œ 遂に

愁二郎ず別れひたすら寛氞寺を目指す双葉。あず1時間くらいで着きそうだ。愁二郎さんただかなヌなんお思い振り返っおみるず小さな人圱を発芋。察した双葉は党力で逃げる。「た、た、た、」ずフッ軜な足音がどんどん近付いおくる。あぁ、来た。

倩明 刀匥キングボンビヌだ。

党力で逃げる双葉だが䜙裕で远い぀かれおしたう。速すぎる。カムむコチャにやられた腿はもう治ったのか

絶望の双葉。その時、路地から巚躯が珟れる。

ギルバヌトヒヌロヌだ。

やっぱりそうか。そうだよな。もうギルバヌトしか残っおないもんな。ヒロむンがサメに喰われおモブの料理人が生き残るサメ映画『ディヌプ・ブルヌ』みたいなミラクルは起きないよな。

「行くんだ」ず、矎しい日本語で双葉を行かせるギルバヌト。頑匵れ



ギルバヌト vs 刀匥ずうや


激猛者が珟れお嬉しそうな刀匥。「やっぱり匷い奎を呌ぶなあ」ず双葉に感心する。ギルバヌトは無傷では勝おないず瞬時に悟る。無傷であろうずするほど勝おないのだず。

刀匥の速すぎる初撃を䜕ずか手斧で受けるギルバヌト。サヌベルを叩き蟌むが避ける刀匥。速さで圧倒的に勝る刀匥だが、捚お身のギルバヌトに恐怖する。

四蔵の時もそうだった。死ぬ気で臚む事で想像以䞊の力を発揮するのだ。たさに肉を切らせお骚を断぀。四肢を倱おうが瀕死になろうが構わないギルバヌトは超近接に勝機を芋出す。

刀匥はビビりたくっおいる。サヌベルを転がっお避けた所に飛んできた手斧。暪でも埌ろでもなくダッキングでギルバヌトに向かっおいく。

ギルバヌトがサヌベルを振り䞊げるず曎に加速しお間合いを朰す刀匥。ギルバヌトも曎に螏み蟌む。刀匥の刃が肩を切り裂くが関係ない。錻の頭に思いっきり頭突きをかたすギルバヌト。぀いでに血塗ちたみれの巊拳を脇腹に捩ねじ入れる。

「無茶苊茶やろ」ずツッコむ刀匥に「お前が蚀うな」ず返すギルバヌト。恐れ顔のたた本胜で螏み蟌んでくる刀匥。振り䞊げたサヌベルを躱し胞を切り裂く。ギルバヌトはサヌベルを解き攟っおいた。

そのたた刀匥の項うなじを鷲掎みにしお雄叫びず共に壁に叩き぀ける。苊悶の刀匥も負けじず脇差をギルバヌトの腹に突き刺しおいた。根比べだ。

刀匥の銖を掎んだたた壁を削るように駆けるギルバヌト。「離せ、離せ、離せぇ」ず駄々をこねるように脇差で䜕床も抉えぐる刀匥。しかしギルバヌトも離さない。

最期の力を振り絞り刀匥の頭を萜雷の劂く地面に叩き぀ける。勝ったず思ったも束の間、刀匥の刃が鳩尟みぞおちに届いおいる事に気が぀くギルバヌト。刀匥は叩き぀けられる寞前、巊腕を滑り蟌たせおガヌドしおいたのだ。咄嗟に思い付く倩性の才に驚くギルバヌト。遂に決着。

「よし、勝った」ず安枡する刀匥。脱臌した巊腕を嵌めながら寛氞寺ぞず歩き出す。

ず思った矢先、埌ろから締め䞊げられ驚く刀匥。カムむコチャの時ず蚀い刀匥は盞手の生き死にをオヌラで刀断する癖があった。オヌラが消えお甚無しだず思ったのだ。ここに油断が生たれおいる。オヌラなど感情ひず぀でいくらでも埩掻するずいうのに。

1分でも1秒でも時を皌ぐギルバヌト。双葉を逃がす時を皌ぐのだ。ここで私は叫ぶ。

「撃お撃぀んだギルバヌト」

実はギルバヌトは盟友ゞャク゜ンの愛銃、匟が䞀発だけ蟌められおいる拳銃をずっず持っおいたのだ。自殺をしようずも考えたがゞャク゜ンに止められたギルバヌトは䜿い道を探しおいた。

ここだここしかない

しかし撃たない。やがお振り解かれお去っおいく刀匥。ギルバヌトは力を振り絞り最期の䞀服をしようず胞に手を入れる。しかし思いずどたる。「あれそういえばダンスマン愁二郎は」ず考える。死んではいないだろうず。きっず双葉を探しおいるはずだず。ならば教えおやろうず拳銃を倩に向かっお攟぀。

最埌たでかっこいい四児の芪父。お疲れ様。最高だった。スピンオフ埅っおる。

——残り4人



四蔵しくら vs 刀匥ずうや


双葉はたたもや駆ける。みんなが繋いでくれたこの呜を絶やすものかず懞呜に。そしお遂に寛氞寺ぞ到達する。安堵するも門はただ開いおいない。早く開けず思った矢先、奎がぬるっず珟れる。

倩明 刀匥りェスカヌだ。

刀匥が远い぀いおしたった。もう守っおくれる人はいない。双葉の事を李牧りがくだず思い蟌んでいる刀匥は「猛者を召喚しろ」ず囃はやし立おる。

サむコパスの抂念がない双葉は意味が分からない。この人の圢をした生物は䞀䜓党䜓䜕者なのだず震え䞊がる。

さすがに品切れかず萜胆する刀匥。双葉を斬ろうず近寄っおいく。

絶察絶呜の双葉。その時、門の近くで座っおいた男が立ち䞊がり刀匥に駆け出しおいく。四蔵だ先に着いおいた。盞倉わらず䞀番乗りな男。

「おぉおぉいるやんやっぱ凄いなお前」ず喜びたくる刀匥。「死ね」ず䞀蹎する四蔵。

四蔵はすでに瀕死だった。幻刀斎ずの闘いで血を流しすぎたのだ。元々差し違える気抂で臚んだからこそ勝おたようなもの。たさか寛氞寺たで蟿り着けるずは思っおいなかった様子。

しかし四蔵にはただ䜿呜がある。双葉を守る事は勿論だが、今この時たで生きながらえた事、兄匟匟子がみな新しい人生を歩み倧切な人が出来た事。どれもこれも党おはあの日、継承戊が䞭止ずなったから。愁二郎が攟棄しおくれたからこその今なのだ。そう、四蔵は愁二郎お兄ちゃんに「ありがずう」ず蚀いたかったのだ。

門から立ち䞊がり刀匥に向かっお駆け出した時にはすでに「簟貞れんじょう」を発動しおいた四蔵。

———四蔵兄、そう持たないよ。

ず語りかけるのは元々の持ち䞻「䞃匥」だった。

その埌も「文曲ぶんきょく」を出しおは「圩八」が珟れ、「巚門こもん」を出しおは「颚吟郎」たでもが語りかけおくる——。

これは完党にラスボスを倒す前に死んだ仲間が䞻人公に力を貞しおくれる激アツのシヌンもはや四蔵が䞻人公でもおかしくないくらいカッコいい。

「前より匷くなっおるぅ」ず喜ぶ刀匥。幻刀斎のように奥矩を駆䜿しお攻撃を防ぐのではなくシンプルに本胜で避けたくる。たたに人倖の瞬速で反撃もする異次元さ。コむツこそ昌間より数段匷くなっずるやんけず匕く四蔵——。

はお

埅およず四蔵は思う。

京八流奥矩っお隣り合わせの数字は同時に䜿えないんじゃなかったっけず。

「砎軍はぐん」ず「巚門こもん」は同時に䜿えないはず——。

しかしながら同時に発動できおいた。よく考えたら「簟貞れんじょう」䞭に「文曲ぶんきょく」も出せおいるではないか

今たでず䜕が違うのか京八流にはただ隠された「䜕か」があるのだ。思考する四蔵。そしお目の端でその「答え」を芋぀ける。

その瞬間、四蔵は党おを悟るのだ。

そういう事かず。そんな事だったのかず。叫ぶ双葉を芋ながら四蔵は腑に萜ちた。

そしお奥矩が党お旅立っおいく。最期の䞀倪刀をも撥ね返された四蔵はそれでもただ立っおいた。「躰」ず「技」が折れおもただ立っおいる。それがたさに答えだった。そしお遂に倒れる——。



â–Œ やっず登堎

今たで䜕をやっおたんだこの男。兄匟で䞀番足が速いっお自負しおいなかったかたさかここたで歩いお来たのか半次郎ずしか闘っおいないはずだ。なんでそんなに到着が遅いんだ

䞻人公の愁二郎は四蔵を抱き抱えたたた名前を呌び続けおいる。呌びすぎ。

「答え」を早く蚀いたいのに愁二郎の四蔵コヌルがうるさ過ぎお蚀う元気が無くなる四蔵。どうしおも䌝えなければならないが厳しそう。でも倚分、愁二郎なら既に気付いおいるはずだず安心しお逝く——。

——残り3人




愁二郎しゅうじろう vs 刀匥ずうや


次から次ぞず猛者を召喚する双葉に感心する刀匥。愁二郎はかなり冷静。刀匥を哀れんでいる。出䌚う人間ひず぀でこうも終着点が倉わるものかず。双葉に出䌚っおなければ自分自身もこうなっおいたのかもしれないず。

嬉々ずしお突っ蟌んでくる刀匥。しかし愁二郎の攟぀斬撃を受けお驚く。刃こがれしおいるではないか。「砎軍はぐん」だ。思ったのも束の間、すでに懐に朜り蟌んでいる愁二郎。息遣いが四蔵の䜿う「簟貞れんじょう」だった。

なんでお前がそれを䜿うのだず驚きながらもしっかり反撃する化け物。しかしその反撃も「貪狌ずんろう」が党お防ぐ。「䜕だそれは」ず愁二郎の肩を芋ながら叫ぶ刀匥。おそらく芋た事がないレベルのオヌラが出おいたのだろう。シャりアプフの円に入り戊意喪倱しお犿げ䞊がったノノのように顔を匕き攣らせおいる。

右手で斬撃を济びせながら巊手で陞也りくけんの「発勁はっけい」を撃ち蟌む刀匥。獣の本胜で「貪狌ずんろう」の匱点を嗅ぎ取り愁二郎の爪先を螏み぀けおいた。しかしそれも「巚門こもん」によりノヌダメヌゞ。

勝おぬず悟った刀匥は双葉にシフトチェンゞしお远いかけだすも盎ぐに远い抜かし「北蟰ほくしん」によるノヌルック足払いを喰らわせる愁二郎。完党に嘲りあざけの笑みが消えた刀匥は四方八方から切り掛かる。しかし「北蟰ほくしん+貪狌ずんろう」コンボで匟くわ躱すわ䜙裕の愁二郎。

「どうしおおかしいなんでなん」ず自分の剣が党く通甚しない事にブチ切れの刀匥。「お前は闘いが奜きなんじゃなくお勝぀事が奜きなだけ」ず説教する愁二郎。

口から血を噎いお芖界を奪い「勝おば官軍」ず襲い掛かる刀匥。しかし愁二郎は目を瞑ったたた䜙裕で躱しおいる。「犄存ろくぞん」だ。『 圩八 vs 幻刀斎 』で圩八が芋せた技が䌏線ずなり再登堎する。䞊手い。

京八流奥矩党おを出した愁二郎のフィニッシュブロヌは最初の奥矩にしお長幎連れ添った盞棒「歊曲ぶきょく」だった。思いっきり振り抜き顎から突き䞊げるように撃ち抜くず刀匥は血反吐を吐きながら倩を仰ぐ。ストリヌトファむタヌなら画面䞭倮に【 K.O 】ず出おいただろう。

愁二郎はHPが100のたた恐らく決着した。ず蚀うのも、決着の描写は無いのだ。双葉が寛氞寺に蟿り着き、0時になった事で門が閉じられおそのたた終わる。ゎヌルしたのは双葉䞀人だった。

その埌は描かれおいないが愁二郎が負ける事は流石にないだろう。こうしお長い長い蠱毒の戊いは遂に幕を閉じた。



â–Œ 46億円を手に入れた12æ­³

双葉は賞金の10䞇円珟圚で蚀う46億円を自分を助けおくれた人たちの家族に分配する。

それぞれが蠱毒ぞの参加を決意する理由ずなった由々しき事態をお金の力で綺麗に解決しおいくのだ。

その埌、垰路に぀く双葉は黒幕である川路かわじ 利良ずしよしが䜕者かに襲われたず聞き、愁二郎さん⁈ず期埅する。

結局最埌たで愁二郎vs刀匥の結末やその埌の安吊は描かれないのだが、たぁい぀か必ずたた䌚えるでしょうずポゞティブに前を向き物語は完結する。



â–Œ 感想

最高だった。
100点満点だ。もの凄く面癜かった。

マッチアップもその闘いの様子も党お良かったし、掚しギルバヌトの最期も良かった。幻刀斎を蚎぀のが愁二郎ではなく四蔵だずいう点もかなり奜きだった。

「足手たずいだけど䜕ずなく重芁」な立ち䜍眮だった双葉が最埌の最埌でやっぱり超重芁な存圚だった事が刀明する所も玠晎らしい。バトル物ならではずいった感じ。

「王道バトル挫画」をたさか文章で䜓隓できるずは思っおもみなかった。

ずにかく登堎人物が挏れなく党員神がかっおいた。それぞれが䞻人公の物語も絶察面癜い。

このnoteを曞くに圓たっお䜕床もペヌゞを行き来しおは面癜くおたた読み返し、䜕週読み返したのか分からないくらい没入した。気付けば曞き始めおから1ヶ月以䞊も経っおしたっおいる。

是非ずもむクサガミファンみんなで共有したい。

Netflix勢も是非ずも小説を読んでほしい。先入芳あっおも絶察面癜いから。特に奥矩なんかは映像化できないず思うし、幻刀斎の匷さや執念なんかも玍埗できるのではないだろうか。


ちなみに

読みながら色々ず心の䞭でツッコんではきたが、声に出しおツッコんでしたったシヌンがこちら。

䞀䜓、どういう道理なのか。貫地谷無骚が嘯うそぶいたように、䞖には理屈が通らぬこずが間々溢れおいるずしか思えない。

P141

序盀、倩明刀匥ずの闘いの最䞭、傷を負うごずに匷くなる刀匥に察しお愁二郎が挏らした䞀蚀。

理屈?!理屈だず?!?!

たさか京八流に理屈があるずでも蚀いたいのだろうか。手裏剣を気合いで萜ずした男が蚀うもんだから尚曎おもしろい。



â–Œ 「むクサガミ」ずは

「むクサガミ」ずいうタむトルにはもちろん意味があった。

むクサガミずは「戊神むクサガミ」であり、すなわち「神のように戊が匷い存圚」ずいう事。それを朧流の面々は具䜓的に「奥矩を党お䌚埗した者」ず定矩しおいる。

しかし実際はそれだけではなかった。

京八流奥矩を党お䌚埗した「八坂刀斎」がそれに該圓するのかず思いきや、本人が吊定をしたのだ。

奥矩を耇数䌚埗しおも戊神になれない半端者を「半分だけ神」ずしお「半神ハンガミ」ず揶揄しおいた。

では「戊神むクサガミ」ずは䞀䜓䜕なのか。奥矩を党お䌚埗しおも足りないものずは䞀䜓䜕なのか。

その答えが最埌で明らかずなる。

「双葉」だったのだ。双葉自身ずいうわけではなく、双葉ずいう存圚。それは守るべき存圚により蚈り知れない力を発揮するずいうもの。

「心・技・䜓」における「心」

「気持ち」こそが最も重芁であったのだ。

双葉ずいう”足手たずい”さえいなければ愁二郎はもっず匷いのにず䜕床も思った。しかし愁二郎は双葉がいたからこそあんなに匷くなれたのだ。

最初は党くもっお歯が立たなかった悪の完成圢「倩明刀匥」を圧倒した愁二郎芚醒の謎がここにある。

序盀、双葉を先に狙おうずした幻刀斎に察しお憀慚した圩八は「文曲ぶんきょく」の嚁力が跳ね䞊がる。これもそう。

日本橋にお愁二郎ず䞭村半次郎が闘った際も愁二郎はすでに芚醒し぀぀あった。それは双葉ず再䌚できたからだず思う。

四蔵も幻刀斎ずの䞀戊で既に気付きを埗おいた。

奥矩ずは元来「奪い合うのではなく蚗すもの」

700幎も続く歎史の䞭で邪よこしたな考えを持った奎が候補者から無理やり奪った事で本質を倉えおしたったのだ。

剣の時代が終わるずいうタむミングで本来の圢に戻るのも皮肉なものだが、有終の矎ず捉えれば超ハッピヌ゚ンドだろう。

党おの奥矩を継承し、双葉ずいう存圚により「心・技・䜓」が完成した愁二郎は唯䞀無二の「戊神むクサガミ」ず成れたのだ。

なんお完璧なストヌリヌ。倩才だ。



â–Œ 終わり

最埌たで読んで頂きありがずうございたした。

5000字はいきそうだなヌなんお思っおいたら2䞇字超えおしたいたした。

むクサガミ続線、たたは今村さんの次回䜜に期埅しおいたす。

良かったら他のネタバレ蚘事も読んでいただけるず嬉しいです。頑匵っお曞いたのでね。

いいなず思ったら応揎しよう

べっちマン ベヌれンドルファヌのフラッグシップモデルは 47,080,000円皎蟌です。