失業者の問題・雇用問題(社会問題解決AIの結論02)
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失業者が多いのは困ること?
AI
では話を変えましょう。失業率についてどうお考えですか?
一郎
失業者が高いことは問題だね。それをどう解決していけばいいかを聞かせて欲しいんだ。
AI
失業率が高いこと。つまり、失業者が多いことのどこが問題なんですか?
一郎
失業者が多いことは問題なのは当然だろう? それを否定する人はいないだろ?
AI
機械化や合理化が進めば失業者が増えるのは当然ではないですか?
一郎
だから問題なんだね。君たち人工知能や機械化が 多くの職業を奪っていると憎く思っている人もいるよ。それをつくっている僕もその対象だけどね。昔、ラッダイト運動ってのがあったね。
AI
1810年代、産業革命期イギリスの織物工業地帯に起こった機械破壊運動です。 産業革命で繊維工業の機械が発明され使用されると、多くの手工業職人は失業してしまいます。そのため、機械破壊運動が起こりました。その指導者のラッドの名前から、その運動はラッダイト運動と言われていますが、ラッドは実在の人物であるかどうか判かっていません。
一郎
現代社会はさらに機械化、自動化、合理化が進んでいるけど、失業者に溢れているというわけでもないね。
AI
そうですね。その理由を考えてみると、新しい経済システムがどうあるべきかが分かってきますよ。
一郎
なぜ、機械化、自動化、合理化しても有り余るぐらいの仕事があるのかってことだね。新しい産業ができたからかな?
AI
それもあるでしょうね。
一郎
それ以外にも理由があるのかい?
AI
江戸時代に比べて、家事労働は激減したことは理解できますね。電気、水道、ガスといったインフラ整備や炊飯器、洗濯機、掃除機といった家電製品のおかげで家事労働は約20分の1程度に減少したとも言われます。それによって家事をする主婦(主夫)が困ったという話を聞いたことがありません。
一郎
家事労働と職業としての仕事は違うよ。
AI
どう違うんですか? 論理的に説明してください。
一郎
ん〜。家事労働は給料が発生しないけど、職業としている仕事は賃金や給料が発生するということかな。
AI
すべき家事仕事がロボット掃除機に仕事が奪われて困っているという主婦の声を聞いたことはありません。人間がすべきことをロボットがしてなぜ困るんですか?
一郎
やっぱり給料だね。給料がもらえなくなるから困るんだ。
AI
おかしな話ですね。家事仕事では炊事、掃除、洗濯、育児などの必要な仕事をいかに効率よく片付けるかが問題で、それに機械を使おうが関係ありません。地域の祭りといった行事でも、ある人は矢倉をつくり、ある人は提灯を準備し、ある人はテントを準備するなど分担しますが、それを効率よく済ませると困るということはありません。資本主義下での仕事のみに仕事を奪われて困るという現象が生じるということですね。
一郎
何が言いたいのか分からないから、もう少し説明してくれ。
AI
社会は誰かの仕事でできているということは分かりますか?
一郎
ああ。
AI
お金は分業を促進したり、物々交換の仲介物としての道具であって、硬貨や紙幣そのものが直接社会の役に立つわけではないということはお分かりですね。
一郎
分かってるよ。
AI
資本主義がうまくいかない原因のひとつがここにあります。
一郎
?
AI
これまでの説明のように、家事労働の目的も、地域の祭りの目的も、誰かがやらなければならない仕事、つまり炊事、洗濯、掃除、矢倉づくり、提灯提げ、テント準備といった仕事を効率よく済ませることが目的です。そこでは機械を使ったり、手順を工夫することによって効率化することは良いことです。
一郎
そうだね。
AI
しかし、資本主義の仕事はライバル会社がその商品を売ったのではダメなんです。ライバル会社がそのサービスを提供したのではダメなんです。自分の所属する会社がその商品やサービスを提供しなければならないのです。社会全体としては、誰かが社会で必要な農作物を作り、誰かが社会で必要な商品を提供し、誰かが社会で必要なサービスを提供すればきちんとまわっていくのですが、個人や企業がそれを奪い合うという状況が発生しているのです。祭りの準備で言えば、『提灯を提げる仕事は私たちがやる』、『いや、私たちがやるんだ』と言いながら、提灯を奪い合っているという状況だと言えるでしょう。
一郎
なるほど。しかし、競争がないと共産主義みたいで良くないだろう?
AI
それに関してはまた後で説明しますが、ある程度今までの話を理解いただけたなら、大丈夫です。新しい経済システムの説明は始まったばかりですので、気長に行きましょう。
まとめ
家事労働は仕事がなくて困ることはないのに、資本主義社会では仕事がないと困るといのは間違ったシステムであるから。
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大量消費に支えられた資本主義(社会問題解決AIの結論03)
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