動物が好きなのに肉を食べていた私が気づいた矛盾
子供の頃から、私は動物が大好きでした。
家では鳥と犬を飼っていて、部屋にはスヌーピー、モンチッチ、ミッキーマウス、キティちゃんのぬいぐるみが部屋のあちこちに。
動物キャラクターに囲まれて育った、典型的な「動物好きの子供」でした。
でも、普通にお肉を食べていました。
この矛盾に気づくのに、20年以上もかかってしまったのです。
お肉が大好きだった20代
20代の私の好物はステーキでした。
ニューヨークで暮らしていた私にとって、週末のステーキディナーは特別なご褒美。分厚いフィレミニョン、ミディアムレア。肉の旨味を味わうのが、何よりの楽しみでした。
もちろん動物は大好きでしたよ。
でも、スーパーでパックで売られている「肉」と、愛する「動物」は、私の頭の中で完全に分離されていました。
それが当たり前だと思っていました。周りのみんなも同じでしたから。
一冊の本が私を変えた
20代後半のある日、私の人生は大きく変わりました。
私はサイレント映画時代の大女優、メアリー・ピックフォードさんの大ファンで、彼女に関する本を夢中で読んでいた時、ふと、あるページで目が止まりました。
そこに書かれていたのは、シルバーバーチの霊的な教えについてでした。
人間の身体的構造を見ても、人間は本来肉食動物ではないこと。
霊性を高めるには、動物を傷つけない生き方が大切だということ。
「やっぱりそうだよね」と何かから逃げていた自分と向き合いました。
そして自分に足りなかったのは、これだと。
ステーキを食べている自分。動物が好きだと言いながら、動物を食べている自分。
何も考えずに生きている、矛盾している自分。
本当に動物愛しているのか?、やっと目覚めたんです。
そして、スヌーピーは好きで、それで犬を食べないのか?
キティちゃんはかわいいから、猫を食べないのか?
鳥を飼っているのに、なぜ鶏肉を食べるのか?
答えは簡単でした。
「かわいいから」「ペットだから」「仲間だから」
では、牛は?豚は?鶏は?
彼らも同じ命です。同じように感情を持ち、痛みを感じ、生きたいと願っている存在です。
それなのに、私は彼らを「食べ物」として見ていたのです。
ただ、たまたま「ペット」として愛されるか、「家畜」として育てられるかの違いだけ。
その違いを決めているのは、人間の都合。
もうこれ以上目を背けることはできない。
私は自分に問い続けました。
「どう生きたいのか?」
「このまま矛盾を抱えたまま生きていくのか?」
答えは明確でした。
動物が好きなら、動物を食べない。
シンプルですが、それが私の出した答え。
次回は、PETAとの出会い、そして自分の周りに誰もいない中でヴィーガンになった経緯について書きます。
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