1人がどうしようもなく怖かった:メンタル不調で1番戸惑った変化
1人になりたくない。
置いていかないで欲しい。
パニック障害になって、1番戸惑った気持ちの変化は、1人でいることに今まで以上に怖さを感じるようになったことでした。
家に1人でいるのが不安。
病院であっても、1人で行くのが怖い。
一緒に出かけた先で、一瞬トイレなどで離れるのも心細い。
自分が自分でなくなっていく感覚で、人がいないと生きていかれない、弱い生き物になってしまった感じがして、たまらなく嫌でした。
周りの家族も、私のこの変化にはとても驚いていたと思います。
今、1人になることへの恐怖が増幅してしまっている方や、
近しい人が急に1人でいられなくなってしまったことに戸惑っている方に向けて、
当時私がどう感じていたか、書いていこうと思います。
何かあったとき、1人で対処できない怖さ
パニック発作を経験すると、いつどこでどんなふうに体調が崩れるかわからない、という感覚になります。
例え発作のトリガーとなる場所や状況になくても、その恐怖心は変わりません。
暮らしなれた家であっても、1人になることがとてつもなく怖いことに感じるようになってしまいます。
日中、家族が仕事や用事で家を空けるとき、一番の関心は、「いつ帰ってくるか」でした。
待っている時間の心細さ
家の中でも、外出先でも、誰かを待っている時間がとても長く感じます。
「いつ私の元に戻ってきてくれるのか」
「ちょっと遅いけど何かあったのか」
頭の中は不安でいっぱいになります。
例えば、帰り道、予定外の寄り道をして帰ってきた家族には
「用事が終わったら、1秒でも早く帰ってきて欲しい」
「どうしてこの不安な気持ちをわかってくれないの」
という気持ちすら湧いてしまいました。
「まるで小さい子どもが、一瞬お母さんが見えなくなっただけで大泣きしているときみたいだな」
と自分の姿を情けなく思っていました。
自分から離れていってしまうのではないか、という恐怖
自分の人に対する依存度が異常である、ということには自分でも薄々気づいているものの、誰かがそばにいてくれないと、不安でどうしようもない、生きていかれない、という気持ちはなかなか捨てることができません。
そうすると、どんな感情になるかというと、
「こんな私に愛想を尽かして、離れていってしまうのではないか」という恐怖心が湧き上がってきます。
周りの言動に一喜一憂し、些細なことでも、自分から離れていこうとしている証拠のように感じてしまう。
自分も苦しかったし、周りもいくら説明しても、離れていかないことをわかってくれない、と思い疲弊させてしまっていたと思います。
おわりに
一度感じてしまった怖さは簡単には、拭い去ることができません。
恐怖そのものを否定する必要はありません。
でも、体に、1人でも大丈夫、と少しずつ教えてあげることも大事です。
体調が安定してきたら、少しずつ1人になる時間を増やしてみるといいと思います。
もし、隣にいる人が、こんな恐怖に日々怯えているのだとしたら、少しずつ、1人の時間を増やして、慣らしていくことが重要だと思います。
支える側が、べったり付き合って疲弊してしまっては、共倒れになってしまうし、支えられる側にとっても、本当に1人で生きていくことができない体になってしまい、よくありません。
急激な変化は、メンタル不調を抱える人にとってはとてつもない恐怖です。
だから本当に少しずつ、進んでいるのかな、と不安になるぐらい少しずつ、距離をとって、境界線を引いて、ご自身の身を守ってください。
気持ちのすれ違い、共倒れが一番避けるべき事態です。
少しでも、気持ちを軽くする言葉があれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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応援ありがとうございます。私のパニック障害の経験をより多くの人に発信し、患者さんだけでなく、その方を支える周りの方々まで、苦しむ人が少しでも減るよう記事を書き続けたいと思っています。