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元証券マンのYouTubeがきっかけだった──債券を本気で調べ始めた日|#46(第3章)

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ここからは第3章になります。
この章では、債券投資と仕組みづくりについてお伝えしていきます。

これまでの第2章(#26 - #45)では、不動産投資を通じて資産を拡大し、毎月の家賃収入という安定したキャッシュフローを構築してきました。

会社員としての給与に加えて、「自分が働かなくても入ってくるお金」を得られるようになったことで、資産形成は大きく前進しました。

一方で、その状態を手に入れたからこそ、新たな課題も見えてきました。

このまま不動産だけでいいのか。
もっと安定した形で収入を積み上げることはできないのか。

そう考えるようになった中で出てきたのが、「債券」という選択肢でした。

第3章では、この債券投資を通じて、不動産に続く「もう一つの収入の柱」をどのように作っていったのか、そして資産を“増やす”だけでなく“安定させる”仕組みへと発展させていった過程をお伝えしていきます。

ここからは、その債券投資について本格的に調べ始めた頃の話になります。

こうしたことを考えていたのが、2025年頃のことでした。資産形成がある程度進んだ中で、次の一手として何を選ぶかを真剣に考えていた時期でもありました。


不動産投資によって、毎月安定した家賃収入が入る状態になっていました。会社員としての給与とは別に、何もしなくてもお金が入ってくる。この仕組みを手に入れたことで、資産形成は確実に一段階進んだと感じていました。

ただ、その一方で、次に何をすべきかという問いも、自然と生まれてきていました。

このまま不動産を増やしていくのか。それとも、別の方法で収入の柱を作っていくのか。資産は着実に積み上がっているからこそ、「増やす」だけではなく、「安定させる」ことも意識するようになっていました。

そんな中で気になり始めたのが、「債券」という存在でした。

ただ、その時の自分にとって債券は、かなり距離のあるものでした。株式や投資信託と違い、どこか難しそうで、専門的な知識が必要な投資という印象がありました。正直に言えば、「自分にはまだ早い」と感じていたのも事実です。

それでも気になった以上、まずは理解してみようと思い、情報を集め始めました。

いろいろな記事や解説を見ていく中で、特に印象に残ったのが、元証券会社の人が発信しているYouTubeでした。

その内容が、とにかく分かりやすかったのです。

専門用語を並べるのではなく、「そもそも債券とは何か」という基本から丁寧に説明してくれていました。なぜ利息がもらえるのか、なぜ価格が動くのか、どんなリスクがあるのか。初心者がつまずきやすいポイントを、一つひとつ順番に解説してくれる構成でした。

当時の自分は、まさにその“初心者”でした。

これまで株式や投資信託には触れてきましたが、債券についてはほとんど知識がありませんでした。だからこそ、その丁寧な説明が、すっと頭に入ってきました。

動画を見ながら、少しずつ理解が進んでいく感覚がありました。

ああ、そういう仕組みだったのか。
これなら自分でも理解できるかもしれない。

そんな感覚が、少しずつ積み上がっていきました。

特に印象的だったのは、「債券はお金を貸す投資」という説明でした。

株式のように企業の成長に期待するのではなく、あらかじめ決められた条件でお金を貸し、その対価として利息を受け取る。非常にシンプルな構造ですが、その分、収益の見通しが立てやすいという特徴があります。

この考え方は、それまで自分がやってきた投資とは少し違うものでした。

これまでは、値上がりするかどうかに意識を向けることが多かったのに対して、債券は「どれくらいの収入が入ってくるか」を軸に考える投資です。

この違いは、自分の中で大きな発見でした。

さらに、動画の中ではリスクについてもきちんと説明されていました。

発行体の信用リスクや、金利の変動による価格の変化。決してリスクがないわけではない。ただ、それらを理解したうえで選べば、コントロールしやすい投資でもある。

このバランスの考え方も、自分にはしっくりきました。

リスクの高い投資はしない。自分が理解できない仕組みの投資もしない。

これはこれまで自分が大切にしてきた基準です。その基準に照らしても、債券はしっかりと検討する価値のある投資だと感じました。

気づけば、何本も動画を見ていました。

一つ理解すると、次が気になる。また一つ理解すると、さらに深く知りたくなる。そんな流れで、自然と債券について調べる時間が増えていきました。

そしてある時、ふとこう思いました。

これは、自分の資産形成に組み込めるかもしれない。

まだ具体的な投資先や金額のイメージがあったわけではありません。ただ、「理解できる」「納得できる」という感覚があったことで、一気に現実的な選択肢として見えてきたのです。

こうして私は、債券について「なんとなく気になる存在」から、「本気で調べる対象」へと、意識を大きく変えていくことになります。

まだこの時点では、全体像を完全に理解できていたわけではありません。それでも、初心者だった自分にも理解できる形で学べたことで、「これは使えるかもしれない」という感覚は、確かなものになりつつありました。


次回(第47話)は、債券の具体的な仕組みや商品を実際に調べながら、知識が少しずつつながっていった過程について書いていきます。

📝皆さんの資産形成の取り組みや考え方も、ぜひお気軽にコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)

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