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債券という安定装置を手に入れた日|#5(序章)

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不動産投資に取り組み、家賃収入が毎月安定して入ってくる仕組みを手に入れた私は、次に「資産をより強固に、かつ安定的に増やす方法」を考えるようになりました。

投資信託と不動産投資を積み重ねた結果、気づけば手元には1億円を超える現金が残っていました。ここまでくると、大きなリスクを取る段階ではありません。むしろ、リスクを抑えながら、安定的に収入を積み上げていくことの方が重要だと感じていました。

最初に思い浮かぶのは配当株かもしれません。しかし私は、この時点で株式を選択肢から外しました。株価はどうしても変動が大きく、含み損が出ると精神的に落ち着きません。「資産を減らさず、安定収入を得たい」という自分の考えには合わないと判断しました。

そこで再び情報収集を始めました。不動産を学んだときと同じように、YouTubeや書籍を通じて徹底的に調べました。

その中で出会ったのが、元証券会社勤務の方が運営されているYouTubeチャンネルでした。その方は若いのにすでに書籍も出版されており、解説は非常に丁寧で、何よりポジショントークがなく中立的な姿勢で債券について語られていました。特定の商品を強く勧めることもなく、メリットとリスクの両方を淡々と説明する姿勢に、私は強い信頼感を抱きました。

その動画をきっかけに、債券投資を本格的に学び始めました。

債券は、株式と比べると値動きが穏やかで、基本的に定期的な利息収入を得ることができます。さらに、満期まで保有すれば元本が返ってくる仕組みも多く、「安定収入」と「安心感」を両立できる金融商品だと感じました。

私は債券を長期保有する方針を固めました。受け取った利息はすぐに使わず、MMFや追加の債券へ再投資することで、資産が自然に増えていく仕組みを整えていきました。

さらに、有価証券担保ローンの活用も取り入れました。保有する債券を担保に資金を低金利で借り入れ、その資金も含めて運用する。いわばレバレッジを適切に活用することで、資産効率はさらに高まりました。

こうして、不動産収入と債券からの利息収入を組み合わせる仕組みが完成しました。最終的に年間の収入は約5,000万円規模に達する状態へと成長し、資産の合計は約5.8億円規模まで積み上がっています。

会社員としての給与に依存する生活から、自ら構築した「仕組み」によって暮らしが支えられる状態へ。ここでようやく、私は「お金が自分の代わりに働く仕組み」が整ったと実感しました。

この連載では、ここに至るまでにどのような考え方を持ち、どんな行動を重ねてきたのかを、順を追ってお話ししていきます。

これで序章は終わります。


ここまでで、私がどのように「貯める」「増やす」「毎月もらう」「安定させる」という仕組みを組み合わせてきたのか、その全体像をお伝えしました。

次回から始まる第1章では、これまで序章で触れてきた内容を一つずつ丁寧に深掘りしていきます。当時の思考や迷い、具体的な数字も交えながら、より詳しく解説していく予定です。

現在の構想では、全体で80〜100話ほどの連載を計画しています。長い道のりになりますが、ひとつずつ積み重ねていきますので、末永くお付き合いいただけましたら嬉しく思います。

できるだけ多くの方に読んでいただき、同じようにお金を上手に活用することで、お金に不自由のない状態を目指していただけたらと願っています。そのため、現時点では記事を有料化することなどは考えておりません。気軽に読み進めていただければ幸いです。

📝皆さんの資産形成の取り組みや考え方も、ぜひお気軽にコメントで教えてください。
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