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FIREすべき人としない方がいい人の違い|#93(第5章)

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SNSを見ていると、FIREはまるで「人生のゴール」のように語られることがあります。

会社を辞めて自由になる。嫌な上司もいない。満員電車もない。好きな時間に起きて、好きなことをして生きていく。

確かに、それは間違っていないと思います。実際、自分自身も、FIRE前はどこかで「会社を辞めること」がゴールのように見えていた部分がありました。

でも実際にFIRE生活へ入ってみると、今は少し違う感覚を持っています。

FIREは、全員にとっての正解ではない。そして、向いている人と、そうではない人がかなり分かれる。これはかなり感じています。


まず、FIRE後に必要になるのは、「自由な時間」そのものではありません。むしろ、“自由を扱う力”の方が重要です。

会社員時代は、ある意味では人生のリズムを会社側が作ってくれています。朝起きる時間、働く時間、人との接点、毎日の予定。そういうものが、ある程度自動で決まっている。

でもFIRE後は、それがなくなります。つまり、自分で生活を設計しなければいけない。これは想像以上に大きい変化でした。

また、意外と重要だったのが、「孤独耐性」です。

仕事をしていると、嫌でも人と関わります。上司、同僚、取引先、顧客。毎日どこかで誰かと接点があります。でもFIRE後は、自分から動かない限り、人と接する機会はかなり減ります。

これを「最高」と感じる人もいれば、「想像以上にきつい」と感じる人もいる。ここはかなり個人差があると思います。

では、どんな人がFIREに向いているのか。

自分の感覚では、まず「一人時間が苦じゃない人」はかなり向いていると思います。また、趣味がある人、自分で生活リズムを組み立てられる人、見栄消費が少ない人、“暇”を楽しめる人。この辺はかなり重要です。

さらに最近、自分がかなり重要だと感じているのが、「資産を長期目線で管理できるか」です。

例えば自分の場合、不動産収入や債券の配当収入など、“毎月入ってくる仕組み収入”をかなり重視してきました。これは単純に「お金が入ってくるから安心」というだけではありません。

資産そのものを大きく取り崩さなくても生活が回る。この感覚が、自分の中ではかなり大きいのです。

もし毎月、「今月は資産をいくら売却するか」を考えながら生活していたら、自分はかなり精神的にきつかったと思います。

特に、株式市場が大きく下落している時期。資産が減っている状態で取り崩しを続ける。これは、想像するだけでもかなりストレスが大きい。

だからこそ、自分は「資産を長期で持ち続けやすい状態」をかなり重視しています。


逆に、FIREに向かない可能性があるのは、仕事が人生の中心になっている人かもしれません。

もちろん、それ自体は全く悪いことではありません。むしろ、仕事にやりがいを感じられるのは、とても素晴らしいことだと思います。

ただ、もし「仕事=人との接点」「仕事=生きがい」「仕事=生活リズム」の比重がかなり大きい場合、急にそれを失うと、想像以上に不安定になる可能性はある気がしています。

また、「暇耐性」が低い人も、かなりきついかもしれません。

FIRE後は、とにかく時間があります。最初は解放感があります。でも、人は意外とその状態に慣れます。そして慣れた後、「何をするか」がかなり重要になる。

また、資産管理の面でも、「短期目線になりやすい人」はかなり厳しい気がしています。

毎日の値動きが気になる。資産が減ると不安になる。取り崩しが怖くなる。その状態で、生活費まで資産に依存していると、精神的な負担はかなり大きい。

だからこそ、自分は、「FIREできる資産額」より、「安心して続けられる資産設計」の方が重要なのではないかと感じています。


そして実際には、FIREにもかなりグラデーションがあります。

完全に仕事を辞める人もいれば、サイドFIREのように少し働き続ける人もいる。あるいは、「週3だけ働く」「好きな仕事だけ続ける」という人もいる。

個人的には、この“中間”はかなり合理的だと思っています。

実際、自分も「完全に働かないこと」が目的だったわけではありません。本当に欲しかったのは、「選べる状態」でした。

働くか、働かないか。何を優先するか。誰と時間を使うか。それを自分で決められる状態です。

だから最近は、FIREの本質は「働かないこと」ではなく、「人生の選択権を持てること」なのではないかと感じています。


その上で、あらためて今の自分なりに整理すると、FIREに向いているのは、

・一人時間を楽しめる人
・自分で生活を組み立てられる人
・見栄消費が少ない人
・長期目線で資産を管理できる人
・資産を取り崩す不安に振り回されにくい人

なのだと思います。

逆に、FIRE後に苦しくなりやすいのは、

・仕事が人生の中心になっている人
・人との接点が仕事依存の人
・暇に耐えられない人
・短期の値動きに強く影響される人
・生活費が資産取り崩し前提になっている人

なのかもしれません。

もちろん、これは優劣ではありません。

どちらが正しいという話でもない。

大事なのは、「自分に合った形を選べるか」なのだと思っています。

そして、その自由をうまく扱えるかどうか。そこが、FIREに向いているかどうかの、一番大きな違いなのかもしれません。


次回(第94話)は、FIRE後、何をするかで人生は大きく変わるというテーマについてお話しします。

この連載は100話まで続く予定です。参考になったら「❤️スキ」や「👤フォロー」をして、続きを読んでいただけると励みになります。


📌今回の内容を踏まえて、皆さんはどちらに近いと感じますか?

A:仕事を辞めて、自由な時間を最優先にしたい
B:自由は欲しいけれど、少しは仕事や役割も持っていたい

どちらに近いか、理由もあればぜひコメントで教えてください。(コメントには必ずご返信させていただきます)
今後の発信や資産形成の参考にさせていただきます。


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■運営者(ユウナ)について
このnoteでは「資産形成」をテーマに執筆をしています。以下の別アカウントでは、『水曜どうでしょう』を通して、人や人生の面白さについて考える文章を書いています。

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ユウナ|FIRE記録~普通の会社員が6年で資産5.8億円を築くまで~ この連載は、実体験を無料で共有することをコンセプトにしています。 もし少しでも参考になったり、面白いと感じていただけたら、「❤️スキ」や「👤フォロー」で応援していただけると励みになります。