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「鳥」から

空が物憂げに広がっているので
鳥は努めて Coquettish に振舞う
誰に見せるともなく
見ることもない


瞳はすべてを線描きにしてしまうので
空はさらに大きく主張する
ついには瞳は鳥を見つけられずに
涙のしずくの中に鳥を住まわそうとする


 彼女は空の青さに思わず目を閉じる
ああ 私の恋なんてあの人の瞳に私の瞳がいて
自身の媚態に見とれていただけのことなのだわ・・・


彼女は自らの背中を徘徊し恋人の不在を確かめると
小さく肩を震わせ ため息を気嚢(きのう)に満たし
青空に身を投げた

(1977/07/19)


高校生のときに書いた詩です。
もろに谷川俊太郎のエピゴーネンで、こんなのばかりノートに台所で(自分の部屋も机もなかったので)家人が寝静まってからこっそり書いていました。
下はこのころの自分に向けて二十年後に書いた詩。


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