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【今日の1問】scene に続くのは in which か where か?

◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。

This horror novel commences with the scene where the lead characters hold a _____ to contact the dead.
(1)skirmish (2)phonograph (3)séance (4)tutelage








◇ 単語の意味と解説

This horror novel commences with the scene where the lead characters hold a séance to contact the dead.

(1)skirmish [skə́ːrmiʃ]
【名】小競り合い、小規模な戦い
語源は、古フランス語の(escarmouche:小規模な戦い)
元々は軍隊同士の「前哨戦(長く大きな戦いの一部)」を指します。
現代では、政治的な議論にも使われます。
「political skirmish:政治的な小競り合い」

(2)phonograph [fóunəɡræ̀f]
【名】蓄音機
語源は、ギリシャ語の(phōnē:音 + graphein:書く、記録する)
「音を記録するもの」というそのままの意味です。
「telephone:遠くの音」「photograph:光で書く=写真)」と同語源です。
「play an old record on a phonograph:蓄音機で古いレコードをかける」

もう時代が時代なので今はあまり使われないかもしれませんが、1800年代後半から1900年代前半くらいの小説を読んでいると、しょっちゅう出てくる単語です。

(3)séance [séiaːns]
【名】(死者の霊を呼び出す)降霊会
語源は、フランス語の(seoir:座る + -ance:こと)
ラテン語の(sedere:座る)が根底にあります。
「hold a séance to contact the dead:死者と交信するために降霊会を開く」


(4)tutelage [tjúːtəlidʒ]
【名】後見、保護、指導、教育
語源は、ラテン語の(tueri:守る、見る)
「tutor:家庭教師」や「intuition:直感」と同語源です。

単なる「監視」ではなく、未熟な者を教育的に「見守り、導く」というポジティブな保護のニュアンスが強い言葉です。

ドラえもんとのび太を思い浮かべるとわかりやすいかもしれません。
のび太はドラえもんの指導下にあるので、つまり


Nobita is under the tutelage of Doraemon.

と表現できます。
※ 本記事は、あくまで非公式のいちファンによる考察です。
参考:『ドラえもん』著: 藤子・F・不二雄

ちなみに私は、ドラえもんの映画で一番好きなのは「のび太のドラビアンナイト」です!

◎ なぜ正解?

このホラー小説は、主要登場人物たちが死者と交信するために〜を開くシーンから始まる、という文脈から「séance:降霊会」が正解です。

¶ 編集記 

最初は「This horror novel commences with the scene in which the major characters hold a séance to contact the dead.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、文法的にミスはありませんが、よりミステリアスな雰囲気を出すなら、「in which」ではなく「where」 にして、「major characters」を「lead characters」とする方が、リズムが良くなりますとのことで、これらを修正しました。

ちなみに、この場合に、「in which」より「where」の方がリズムが良くなる理由はなんですか?とAIに聞いたところ、以下のように答えてくれました。

1. 音節(シラブル)の数とスピード感
in which: 2単語、2音節。発音時に一度「in」で止まり、さらに「which」を置くため、文の流れにわずかな「溜め」が生まれます。
where: 1単語、1音節。一気に発音できるため、文全体がスムーズに流れます。
今回の問題文のように、commences(3音節) や characterized(5音節) といった重い(音節の多い)動詞を使っている場合、繋ぎの言葉(関係詞)を軽くした方が、読者の意識がすぐに「核心(どんなシーンか)」へと向かうため、リズムが良く感じられます。

2. 「シーン(場所・状況)」としての没入感
in which: 分析的・説明的な響きがあります。「そのシーンの中において」という構造を意識させるため、少し客観的・冷めた視点になります。
where: より直感的です。「そのシーン、そこでは〜」という広がりを持たせるため、読者がそのホラー小説の世界観(降霊会の場)にスッと入り込みやすくなります。

ブラウザ版GoogleのAIモードGeminiより

とのことでした。
ざっくり言うと、「in which」は説明、「where」は活き活きとした描写、という感じのようです。

◇ 正解

(3)

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※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。

※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。

※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。

※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。

※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。

※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。

【主な参照リファレンス】

Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)


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