「その他フォルダ」は英語で?【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
【今日の1問】木星の重力とバケツの水と月の軌道と一部重複する解説も含まれています。
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Q1. Her _____ attitude is a kind of defense mechanism; she is simply trying to protect her emotional vulnerability.
(1)motley (2)parched (3)dismissive (4)diaphanous
Q2. The written language of ancient Egypt was primarily composed of three scripts: Hieroglyphic, Hieratic, and _____.
(1)Flotilla (2)Demotic(3)Din (4)Libel
Q3. This measure is expected to _____ the implementation of the new procedures.
(1)expedite (2)conscript (3)append (4)upholster
Q4. He is so kind that he can't even _____ a mosquito without feeling a pang of guilt.
(1)twang (2)waylay (3)swat (4)secularize
Q5. After a civil war, the country was in a situation _____ with uncertainties, and riots could erupt at any moment.
(1)centripetal (2)fraught (3)circuitous (4)sodden
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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
◇ 単語の意味と解説
Q1. Her dismissive attitude is a kind of defense mechanism; she is simply trying to protect her emotional vulnerability.
(1)motley [mɔ́tli]
【形】雑多な、寄せ集めの、まだらな
語源は、詳しくは不明ですが、中英語の(mot:斑点)という説があります。
もともとは中世の道化師が着ていた「カラフルなパッチワークの衣装」を指す言葉でした。
「a motley crew:寄せ集めの集団」有名ロックバンド「Mötley Crüe」の由来でもあります。
「a motley collection of furniture:バラバラな家具のコレクション」
「mottle:まだらな、ぶち」は「motley」の「back-formation:逆成」
ちなみに、ドラクエの「ぶちスライム」は英語版では「mottle slime」と表記されています。
「雑多な、寄せ合わせ」のという意味では「miscellaneous」という単語もあり、これはカテゴリーの「その他」に該当します。
パソコンやスマホのフォルダなどの名前で「その他」というのは「others」でも間違いではありませんが、「あまりモノ」のような排他的な響きがあり、この「miscellaneous」が一番、日本語の「分類できないけど色々なもの」という「その他」のニュアンスに近く、英語圏ではその短縮形の「Misc」がよく使われます。
(2)parched [pɑ́ːrtʃt]
【形】(喉や土地などが)カラカラに乾いた、ひどく喉が渇いた
語源は、詳しくは不明ですが、中英語の(parchen:乾かす、焙る)という説があります。
「parched earth:ひび割れた乾燥地」
(3)dismissive [dismísiv]
【形】(人を)無視するような、そっけない、拒否的な
語源は、ラテン語の(dis-:離れて + mittere:送る)
「離れた場所に送る」というイメージで、「検討に値しないとして追い払う」という動作から、相手を軽蔑的に扱う態度を指します。
「dismissive attitude:そっけない態度」
「be dismissive of someone's opinion:人の意見を鼻であしらう」
フランス語の「démettre:解任する」も同語源です。
(4)diaphanous [daiǽfənəs]
【形】(布などが)薄く透き通るような、極めて繊細な
語源は、ギリシャ語の(dia-:通して + phainein:見える)
「phantom:幽霊 = 見えるもの」「phenomenon:現象」などと同語源です。
「diaphanous silk:透き通るような絹」
「diaphanous wings of a dragonfly:トンボの透き通った羽」
◎ なぜ正解?
彼女の〜な態度は防衛機制で、傷つきやすい心を守ろうとしているだけ、という文脈から「dismissive:そっけない」が正解です。
¶ 編集記
最初は「Her dismissive attitude is a kind of defense mechanism; she just tries to protect her feelings.」と書いていましたが、AIに自然な英文ですかと聞くと、意味は通じるが、心理学的な文脈「defense mechanism」に合わせるなら「feelings」よりも「emotions」や、より具体的に「vulnerability:脆弱さ・傷つきやすさ」のほうが、とのことでAIが提案してくれた文章を採用しました。
Q2. The written language of ancient Egypt was primarily composed of three scripts: Hieroglyphic, Hieratic, and Demotic.
(1)flotilla [floutílə]
【名】小型艦隊、小艦隊、艇隊
語源は、スペイン語の(flota:艦隊 + -illa:小さいもの)
「a flotilla of fishing boats:漁船の小艦隊」
「an invasion flotilla:侵攻艇隊」
(2)demotic [dimɔ́tik]
【名】(古代エジプトの)民衆文字、(現代ギリシャ語の)民衆語
語源は、ギリシャ語の(demos:民衆 + -ikos:〜に関する)
エジプト学においては、神聖文字(hieroglyphic)に対して、日常で使われた簡略文字を指します。
「democracy:民主主義(民衆による支配)」と同語源です。
現代では以下のような形容詞用法の方が一般的です。
「demotic Greek:現代ギリシャ語の民衆語(ディモティキ)」
「demotic script:民衆文字」
(3)din [dín]
【名】(長く続く)耳障りな騒音、やかましい音
語源は、古英語の(dyne:騒音)
「make a terrible din:ひどい騒音を立てる」
「the din of the factory machinery:工場の機械の轟音」
(4)libel [láibəl]
【名】(文字による)名誉毀損、中傷
語源は、ラテン語の(libellus:小冊子)
「library:図書館」「libretto:台本」などと同語源です。
もともとは「パンフレット(小冊子)」で誰かを攻撃したことから。
SNSなど「永続的な形(文字・画像・記録)」での誹謗中傷を指す法律用語です。
口頭による名誉毀損は「slander」
フランス語「livre:本」も同語源です。
「sue a newspaper for libel:新聞社を名誉毀損で訴える」
「libel laws:名誉毀損法」
◎ なぜ正解?
「Hieroglyphic:神聖文字」(hiero-:聖なる + glyph:彫る)
「Demotic:民衆文字」
「Hieratic:神官文字」(hiero-:聖なる)
この問題は、これらを知っているかどうかですが、知らなくても、他の単語は「小型艦隊」「やかましい音」「名誉毀損」と、どれも古代エジプトの文字ではなさそうなことから、消去法でも選べます。
¶ 編集記
最初は「Hieroglyphic, Hieratic and Demotic are the main three scripts of ancient Egypt.」と書いていましたが、AIに自然な英文かと聞いたところ、上記のような「発展の歴史」というニュアンスを強めると、より試験問題らしくなるとのことで、AIの提案してくれた修正案を採用しました。
あの有名なロゼッタストーンに刻まれていたのは、
「Hieroglyphic:神聖文字」
「Demotic:民衆文字」
「Ancient Greek:古代ギリシア語」
で、「Hieratic」は、複雑な「Hieroglyphic」を崩した行書体のような文字でロゼッタストーンには記されておらず、「ヒエログリフ → ヒエラティック(行書) → デモティック(草書)」という簡略化の流れがあるそうです。
この三つの文字が書かれていたから解読できたんですね。
逆に、2026年4月現在、AIをもってしてもインダス文字は解読に至らないそうで、その決定的な原因がデータ不足だそうです。
短文が多く、対応する他の言語が書かれていないので、解読は極めて困難で難航しているとのこと。
必死で解読して、例えば、あれは実は子供の落書きだった、とかしたらどうするのだろうと、妄想をしてしまいます笑
Q3. This measure is expected to expedite the implementation of the new procedures.
(1)expedite [ékspidàit]
【他】~を促進させる、迅速に処理する、はかどらせる
語源は、ラテン語の(ex-:外へ + pes:足)
「足枷を外す」という語源を知ると、かなり単語のイメージが湧きますね!
「expedite the process:手続きを早める」
「expedited shipping:お急ぎ便」
(2)conscript [kənskrípt]
【他】~を徴兵する、強制動員する
語源は、ラテン語の(con-:共に + scribere:書く)
「名簿に名前を一緒に書き込む」ことが由来です。
「本人の意志に関わらず」という「強制的・公的に義務づける」というニュアンスがあります。
「be conscripted into the army:軍に徴兵される」
「conscripted labor:強制動員された労働力」
※ 名詞「conscript:徴集兵」では [kɑ́nskript] とアクセントが前に来る点に注意です!
(3)append [əpénd]
【他】(文章などに)~を付け加える、添える
語源は、ラテン語の(ad-:~の方へ + pendere:吊るす)
「横に吊るして添える、おまけを吊るす」イメージです。
「pendant」「appendix:付録」「pendulum:振り子」などなどと同語源。
「append a file:ファイルを添付する」
「append a note:注釈を加える」
(4)upholster [ʌphóulstər]
【他】(椅子などに)布や革を張る、クッションを入れる
語源は、中英語の(uphold:持ち上げて保持する、修理する)
「upholster an armchair:アームチェアに布を張る」
「newly upholstered sofa:新しく布を張り替えたソファ」
「upholstered chair:布張りの椅子」
この単語はしょっちゅう小説に出てきます!
◎ なぜ正解?
この措置によって、新しい手順の導入が〜することが期待されている、という文脈から「expedite:〜を促進させる」が正解です。
¶ 編集記
この例文にぴったりなのがやはりオンライン化ですね。
ちなみに、もともとインターネットって軍事技術だったそうですね。
データを細切れにして送る「パケット方式」というのもここが起源だそうで、網の目(ネットワーク)のように通信経路を分散させることで、一部が盗まれたり壊されたりしても別のルートを通って情報が届くように設計されたのが、インターネットの始まりと言われているそうです。
また、電子レンジも、元を辿ると軍事技術に行き着くそうです。
敵の航空機を捉えるレーダーの開発中に、技術者のポケットの中のチョコバーが溶けていたことがきっかけで、電子レンジが生まれたそうです!
ご存知でしたか?
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