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「エモい」の英語定義:英検1級単語(poignancy, ferocious, ephemerality)で概念解剖してみた

ここ何年かでよく聞く「エモい」という言葉、人によって賛否分かれる言葉ランキングの常連のようですが、今回、この「エモい」という言葉を、英検1級レベルの単語で、言い換えてみたいと思います!

ちなみに、前回の「今日ビジュいいじゃん」の英語定義:英検1級単語(pulchritude, countenance, meritorious)で概念解剖してみたと同様、実験的(ネタ的)な企画です。


◆ エモい

highly inducing a bittersweet, reminiscent poignancy, or evoking a ferocious, psychological response to the ephemerality of joy, the feeling of an ending, the grandeur of nature, and twists of fate

ほろ苦く追憶的な哀愁を強く誘発するか、あるいは、喜びの一過性と終幕感、自然の壮大さや運命の交差に対する、猛烈な心理的反応を呼び起こす

◇ 単語の意味と解説

まずこの言葉は、特定の感情を強く誘発するという意味ですので、「highly inducing」から入ります。

そして、特定の感情とは具体的に何か?

「poignant:胸を刺すような」という形容詞が、「エモい」にかなり近く、「アルバムをめくっていて、poignantな思い出が蘇ってきた」のように使われることがあります。

ただ、この言葉は、「辛辣(しんらつ)な」とか「本当に胸が痛む」とかいうニュアンスも含みますので、この名詞形に、「reminiscent:思い出の、昔のことを連想させる、想起させる」をつけて、「エモい」のニュアンスに近付けます。

(1)poignancy [pɔ́injənsi]
【名】(悲しみ・悔恨などの)胸を刺すような鋭さ、哀愁、切なさ
語源は、古フランス語の(poignant:刺すような)
ラテン語の(pungere:刺す)が由来です。
「point:点、尖った先」や「puncture:穿刺、パンク」と同語源です。

また、懐かしさだけでなく、「エモすぎてやばいしんどい」などとよく言われているように、特定のものに、激しい心理的反応を呼び起こすことから、 「evoking:〜を呼び起こす」「ferocious:激しい」「psychological response to:〜に対する心理的反応」とします。

(2)ferocious [fəróuʃəs]
【形】凶暴な、激しい、猛烈な
語源は、ラテン語の(ferox:野生の、手懐けられない)
ラテン語の(ferus:野獣)が由来です。

何に対する心理的反応なのかというと、青春や幸せなひととき、花火、楽しかった時間が長く続かないことです。そこで「 the ephemerality of joy:喜びの一過性」とします。

(3)ephemerality [ifèmərǽləti]
【名】はかなさ、短命なこと、一過性であること
語源は、ギリシャ語の(ephemeros:一日限りの、その日暮らしの)
ギリシャ語の(epi-:〜の上に + hemera:一日)が由来です。

また、夕日、遊びに行った日の帰りなどが、エモいのは、一日が「終わってしまうことの切なさ」「終幕感」がプラスされているからです。
よって、「the feeling of an ending」を付け足します。

あと、自然の壮大さに感動する時にも使われますので、「the grandeur of nature」を足し、(最初は「awe-inspiring scenery」を足そうと思ったのですが、少し座りが悪い気がし(これだけ無冠詞の不可算名詞が混ざるので)、AI(Google Gemini)に相談したところ、「the grandeur of nature」はどうかと提案してくれましたので、ここはAIの提案を採用しました)

「scenery:景色」自体に反応するのも間違いではないと思いますが、どちらかというとその「壮大さ」に焦点を当てた方がより近いので、「the grandeur of nature」にしました。

さらに、かつて同じグループにいた二人が何年か経ってからまたレギュラー番組などで共演することになった時や、小さい頃に一度来た場所に大人になってから意図せずにやってきた時など、要するに「運命の交差」にも、この「エモい」という言葉が使われるので、「twists of fate」も加えます。

そこで完成したのが以下です。

highly inducing a bittersweet, reminiscent poignancy, or evoking a ferocious, psychological response to the ephemerality of joy, the feeling of an ending, the grandeur of nature, and twists of fate

ほろ苦く追憶的な哀愁を強く誘発するか、あるいは、喜びの一過性と終幕感、自然の壮大さや運命の交差に対する、猛烈な心理的反応を呼び起こす

→「エモい」

どうでしょうか?
「redundant:過剰な」しかし「meritorious:評価に値する」文に仕上がったでしょうか?

ちょっとした息抜きとして楽しんでいただけたら幸いです! 

ちなみに、「poignancy」「ephemerality」は、それぞれ、形容詞形の「poignant」「ephemeral」のほうが、使用頻度が高いかもしれません。

ちなみのちなみに、私もいわゆる「エモ厨(えもちゅう)」ですので(懐かしいの大好き!)、この感覚が好きな方の気持ち、よくわかります!

それでは、今回は以上です!


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