【今日の1問】相棒は「reason」か「mystery」か?【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Scientific analysis has _____ the mystery of why Roman concrete has lasted for two thousand years.
(1)heralded (2)tithed (3)procured (4)unraveled
◇ 単語の意味と解説
Scientific analysis has unraveled the mystery of why Roman concrete has lasted for two thousand years.
(1)herald [hérəld]
【他】(~の)前触れとなる、~を公表する、~を告げる
語源は、ゲルマン語の(hari:軍隊 + wald:支配者)という説があります。
この説に基づくと、元々は「中世の騎士のトーナメントを告知する者」「軍隊の使者」を指す言葉で、そこから、重要なニュースや新しい時代の到来を告げるものという意味で使われるようになったそうです。
「herald the arrival of spring:春の訪れを告げる」
(2)tithe [táið]
【他】十分の一税(を納める/課す)
語源は、古英語の(teogoþa:10番目の)
中世ヨーロッパで、収穫の10分の1を教会に納めていた制度に由来します。
「ten」と同語源です。
「tithe 10 percent of one's income:収入の10%を教会に献金する」
現代では以下のように、名詞としてが主流です。
「pay a tithe to the church:教会に十分の一税を納める」
(3)procure [prəkjúər]
【他】(努力して)~を手に入れる、調達する
語源は、ラテン語の(pro:~のために + curare:世話をする、配慮する)
特別な努力や公的な手続きを経て「確保する」というニュアンスです。
「procure necessary documents:必要な書類を調達する」
(4)unravel [ʌnrǽvəl]
【他】(絡まった糸などを)解く、(謎を)解明する
語源は、英語の(un:否定 + ravel:絡まる、もつれる)
「unravel the mystery:謎を解明する」
この「ravel」は「絡まりから解く」という意味もあり、その場合は、語源は(un)を「強意」の意味として捉えるようです。
いずれにせよ「unravel」自体は「解く、解ける」という意味です。
◎ なぜ正解?
科学的な調査・分析がローマのコンクリートが2000年持つ理由を〜した、という文脈から「unraveled:〜を解明した」が正解です。
¶ 編集記
最初は「Scientific analysis has unraveled the reason that the Roman concret has lasted for two thousand years.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、まず「concret」の末尾に「e」が抜けていて(書いていてなんか変だなと思っていました)、「the reason that the Roman concrete」は間違いではありませんが、「unravel」は「mystery」が続くことが多く、「unraveled the mystery of why Roman concrete」とすると自然とのことでした。
これらを修正した「Scientific analysis has unraveled the mystery of why Roman concrete has lasted for two thousand years.」を再度、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiに同時にチェックしてもらったところ、5つ中5つが自然と答えたので、これを問題文としました。
◇ 正解
(4)
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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※ 本コンテンツについて
本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
