「gorgeous」は「喉元を着飾る」【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
【今日の1問】鳥の囀り(さえずり)と、ラテン系「g」ゲルマン系「w」と一部重複する解説も含まれています。
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Q1. In the _____, seawater and freshwater mix to form brackish water.
(1)requisition (2)verve (3)estuary (4)buffoon
Q2. As a teenager, he used to harbor antagonism toward society in general and often _____ school rules.
(1)flouted (2)curdled (3)trundled (4)gorged
Q3. She loves watching movies at home, _____ in a comfortable chair and sipping a cup of coffee with the lights dimmed.
(1)walloped (2)mottled(3)interpolated (4)ensconced
Q4. She lost her keys somewhere and _____ the entire room, leaving it in a complete mess.
(1)scoured (2)asphyxiated (3)galvanized (4)remunerated
Q5. In the wind, the flag was rippling and _____ rhythmically like waves on the ocean.
(1)undulating (2)warbling (3)lunging (4)blubbering
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本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
◇ 単語の意味と解説
Q1. In the estuary, seawater and freshwater mix to form brackish water.
(1)requisition [rèkwəzíʃən]
【名】(公式な)要求、請求、軍隊などによる徴発
語源は、ラテン語の(re-:強意、再び + quaerere:求める、探す)
中核となるイメージは「強く要求すること」です。
「a requisition form:請求用紙」
「submit a requisition:請求書を提出する」
(2)verve [və́ːrv]
【名】(芸術的な)熱気、活力、躍動感
語源は、ラテン語の(verba:言葉)という説があります。
この説に基づくと、「言葉の勢いや雄弁さ」→「(芸術的な)情熱・活力」へと発展したようです。
「write with great verve:非常に生き生きと執筆する」
「perform with verve:熱気にあふれた演技をする」
(3)estuary [éstʃuèri]
【名】河口、汽水域
語源は、ラテン語の(aestus:満ち引き、熱 + -arium:場所)
潮が沸き立つように満ち引きする場所というニュアンスから「河口域」へと発展しました。
「in an estuary:河口域で」
「the mouth of the estuary:河口の入り口」
(4)buffoon [bəfúːn]
【名】道化師、ひょうきん者、おどけ者
語源は、イタリア語の(buffare:頬を膨らませる)という説があります。
この説に基づくと、道化師が「パンパンに頬を膨らませる仕草」から、人を笑わせる「道化師」へと発展したようです。
「act like a buffoon:道化師のように振る舞う」
「political buffoons:政治的な道化師たち」
◎ なぜ正解?
海水と淡水が混ざって汽水を成す、という文脈から「estuary:河口」しかありません。
¶ 編集記
最初は「At the estuary, the water is brackish; it consists of sea water and fresh water.」と書いていましたが、AIに自然な英文ですかと聞くと、意味は通じますが、後半が「brackish」の定義そのままなので、少し説明的で、「海水と淡水が混ざって汽水を成す」とすると自然な響きになりますとのことで、そこを修正しました。
Q2. As a teenager, he used to harbor antagonism toward society in general and often flouted school rules.
(1)flout [fláut]
【他】(法や規則などを)公然と無視する、ばかにして従わない
語源は、詳しくは不明ですが、オランダ語の(fluiten:フルートを吹く)という説があります。
この説に基づくと、「フルートを吹いて嘲笑うような仕草」→「規則をばかにして無視する」という意味になりました。
「flout school rules:校則を公然と無視する」
「flout the law:法律を堂々と破る」
※「flaunt:~を誇示する・見せびらかす」の混同注意!
(2)curdle [kə́ːrdl]
【他】(液体を)凝固させる
語源は、中英語の(curd:凝乳 + -le:反復)
牛乳などが「次々と固まって凝乳(カード)になる」→「凝固させる」という意味へと発展しました。
「curdle milk:牛乳を凝固させる」
「make one's blood curdle:恐怖で血を凍らせる」
(3)trundle [trʌ́ndl]
【他】(車輪のついたものを)ゴロゴロ転がす
語源は、古英語の(trendel:円、輪)
「円形のもの(車輪など)を回転させる」→「ゴロゴロ転がす」という意味へと発展しました。
「trend:傾向、曲がり」と同語源です。
「trundle a cart:カートをゴロゴロと押していく」
「trundle a heavy suitcase:重いスーツケースをゴロゴロ運ぶ」
自動詞で「のそのそ進む」という意味でも使われます。
(4)gorge [ɡɔ́ːrdʒ]
【他】(~を)満腹になるまで詰め込む、むさぼり食う
語源は、古フランス語の(gorge:喉)
「gorge oneself on:〜を満腹になるまでお腹に詰め込む」
フランス語の「gorge:喉」は基本単語なので、フランス語を知っているとイメージが湧きやすいと思います。
あと「gorgeous」も同語源で、もともとは「喉元を着飾る」という意味です。(他説もあるようです)
(などと、私は知っていましたふうに書いていますが笑、私も語源を調べていて初めて知りました!)
◎ なぜ正解?
10代の頃は社会に敵対心を持っており、校則に〜していた、と言う文脈から「flout:規則を馬鹿にして従わない」が正解です。
¶ 編集記
最初は「As a teenager, he used to hold antagonism against society in general and often flout school rules and what his parents and teachers told him.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「敵意を抱く」という場合「hold」よりも「harbor」や「feel」がより自然で、また特定の対象への敵意は「toward」が一般的、あと、「flout」の後に「校則」を続けるのは自然だが、「what his parents and teachers told him」を持ってくるのは不自然とのことでここは不要とのことでした。
これらを修正したのが問題文です。
Q3. She loves watching movies at home, ensconced in a comfortable chair and sipping a cup of coffee with the lights dimmed.
(1)wallop [wɑ́ləp]
【他】(~を)ひどく殴る、打ちのめす
語源は、古フランス語の(galoper:ギャロップで走る)
フランス語の「galoper:駆ける」と同語源です。
「激しく動く」ことから転じて「激しく打つ」という意味になったという説と、擬音語説とがあるようです。
「got walloped by:〜に、こてんぱんにされた」
ラテン系の「g」とゲルマン系の「w」の変換(「guarantee」と「warrant」の関係など)が見られて、語源を知ると面白いです!
(2)mottle [mɑ́tl]
【他】(~を)まだら(ぶち)にする
語源は、英語の(motley:混色の、寄せ集めの)という説があります。
この説に基づくと、「motley:様々な色が混ざり合った衣服」→「表面をまだら模様にする」という意味へと発展しました。
「mottled with black spots:黒い斑点でまだらの」
(3)interpolate [intə́ːrpəlèit]
【他】(~に)語句を挿入する、加筆修正する
語源は、ラテン語の(inter-:間に + polire:磨く)
「間に(inter)入れて、形を整える(polish)」というイメージです。
「interpolate a sentence into the text:本文に文を挿入する」
「interpolate missing data:欠損データを補間する」
(4)ensconce [enskɑ́ns]
【他】(~を)安置する、心地よく落ち着かせる
語源は、英語の(en-:中へ + sconce:小さな砦、避難所)という説があります。
この説に基づくと、「小さな砦の中に身を落ち着ける」というイメージです。
「sconce」は、オランダ語・ドイツ語の「Schanze:砦」に由来するという説があります。
「ensconced in an armchair:肘掛け椅子に深く腰掛けて」
◎ なぜ正解?
彼女は、明かりを落として心地よい椅子に〜し、コーヒーを飲みながら家で映画を見るのが大好きだ、という文脈から「ensconce onself:心地よく落ち着く」が正解です。
¶ 編集記
最初は「The young mother softly ensconced her baby in a cradle and covered her with a blanket.」と書いていましたが、AIに添削してもらって、やはりそうかと思ったのが、Wiktionaryで「ensconce」を調べると自動詞が最初の語義に来ていたのですが、他動詞もあったので、こういう言い方をするのかな、と思い「ensconced her baby」と書いてみたのですが、これは間違いのようです。「ensconce」は他動詞的に使うときは「oneself」を目的語にすることが圧倒的に多く、他者を目的語にとることはほとんどないようです。フランス語の再帰動詞のイメージですね。
そこで、問題文を「She loves watching movies at home, ensconcing herself in a comfortable chair and drinking a cup of coffee with the lights dimmed.」に書き直し、再度添削してもらったところ、「ensconce」は、現在分詞だと「腰を下ろして落ち着くという動作」を続けているようなニュアンスになるので、過去分詞にした方が自然で、「drinking」よりも「sipping」の方がゆっくり映画を見てくつろぐという文脈に合うとのことで、これらを修正したのが問題文です。
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