【今日の1問】なぜ無冠詞? part 1, chapter 1【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
This film runs for over five hours, with a ten-minute _____ between Part 1 and Part 2.
(1)intermission (2)pallbearer (3)attire (4)semiotics
◇ 単語の意味と解説
This film runs for over five hours, with a ten-minute intermission between Part 1 and Part 2.
(1)intermission [ìntərmíʃən]
【名】(上演などの間の)休憩、休止、中断
語源は、ラテン語の(inter:間に + mittere:送る)
「間に送られたもの」というイメージです。
「a 15-minute intermission:15分間の休憩」
「during the intermission:休憩時間中に」
(2)pallbearer [pɔ́ːlbèərər]
【名】(葬儀で)棺を担ぐ人、棺に付き添う人
語源は、英語の(pall:棺を覆う布 + bearer:運ぶ人)
「pall」は、ラテン語の「pallium:覆い・マント」からきています。
「act as a pallbearer:棺を担ぐ役を務める」
ちなみに、「palliative care:緩和ケア」も同語源で、病気の根源を治すのではなく、症状を「布で覆うように(和らげる)」ということに由来するという説があります。
(3)attire [ətáiər]
【名】(フォーマルな)服装、装束、衣装
語源は、古フランス語の(a:~へ + tire:列・秩序)
バラバラなものを「列に並べて整える」ことから、「秩序正しく整えて身にまとう」ことを指すようになりました。
「formal attire:正装」
「casual attire:カジュアルな服装」
「appropriate attire:適切な服装」
(4)semiotics [sìmiɑ́tiks]
【名】記号論
語源は、ギリシャ語の(semeion:記号)
記号や象徴がどのように意味を伝えるかを研究する学問です。
「visual semiotics:視覚記号論」
◎ なぜ正解?
5時間を超える映画で第1部と第2部の間に10分の〜、という文脈から「intermission:休憩」が正解です。
¶ 編集記
最初は「This film lasts more than 5 hours; thus, there is a 10-minute intermission between the part 1 and the part2.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「lasts more than」より「runs for over」の方が自然で、時間はアルファベットで書いた方がよりフォーマル、また、「part 1」や「chapter 1」のように数字が後ろに来る場合、無冠詞にするのが一般的で、しかも、映画の場合は 「between Part 1 and Part 2」 と大文字で始めるのが標準的ですとのことでした。
確かに、言われてみると本を読んでいて、「Chapter 1」などに定冠詞が付いていたことはないですね。ただ、その作品のパートなんだから限定されるような気がしてしまうのですが、実際は「固有名詞化しているから」というのが答えのようです。
こういうのは理屈ではないのかもしれませんね
さらに、映画の構成を述べる際は、「with a ten-minute intermission between Part 1 and Part 2」と、「with」を使って補足的に繋ぐ方が、映画レビューらしいとのことで、ここも修正しました。
◇ 正解
(1)
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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
