pine? allow? pull? make? + for:恋しく思う【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
【今日の1問】pine? allow? pull? make? + for:考慮に入れると一部重複する解説も含まれています。
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Q1. His wife keeps _____ about his smoking; she can’t stand the smell of cigarettes.
(1)happening on (2)dragging on (3)weighing on (4)harping on
Q2. Regular exercise can _____ the blues as long as it is moderate.(※)
(1)palm off (2)round off (3)stave off (4)pick off
Q3. She leads a fulfilling life with her brilliant career but sometimes _____ a carefree life.
(1)pines for (2)allows for (3)pulls for (4)makes for
Q4. He kept _____ the TV all day, trying to fix it.
(1)making cracks about (2)fiddling with (3)bearing up (4)shelling out
Q5. It turned out that the company’s report was _____ to convince the speculators.
(1)doctored (2)stomached (3)dogged (4)weathered
(※)これはあくまで英語学習を目的とした例文です。
【ご利用にあたっての留意事項】
※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
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本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
◇ 単語の意味と解説
Q1. His wife keeps harping on about his smoking; she can’t stand the smell of cigarettes.
(1)happen on [hǽpən ɑn]
【句】~に偶然出くわす、~をふとしたことで見つける
語源は、古ノルド語の(hap:運・偶然)
「happy」と同語源です。
「happen on a solution:解決策をふと見つける」
(2)drag on [drǽɡ ɑn]
【句】(会議などが)ダラダラ長引く、退屈に続く
語源は、詳しくは不明ですが、古英語の(dragan:引く)、古ノルド語の(draga:引く)という説があります。
「The meeting dragged on.:会議がダラダラ長引いた」
(3)weigh on [wéi ɑn]
【句】(心や体に)重くのしかかる、~を圧迫する
語源は、古英語の(wegan:運ぶ)
「weigh on one's mind:~の心がかりになる」
(4)harp on [hɑ́ːrp ɑn]
【句】~についてくどくど言う、~をしつこく繰り返す
語源は、古英語の(hearpe:ハープ)
「harp on the same string:同じ弦を何度も弾く」というフレーズが由来です。(この表現次第は、現代ではほとんど使われていないようです)
「harp on the same point:同じ点についてしつこく繰り返す」
◎ なぜ正解?
タバコの煙が我慢ならない彼の妻は、彼の喫煙について〜している、という文脈から「harp on:〜についてくどく不満を言う」が正解です。
¶ 編集記
最初は「His wife keeps harping on his smoking; she can’t stand the smell of cigarette.」と書いていましたが、AIに添削してもらった結果、「harp on」は「about」をつけるのが一般的、あとは「cigarette」は可算名詞なので複数形にするべきということで、そこを修正しました。
Q2. Regular exercise can stave off the blues as long as it is moderate.
(1)palm off [pɑ́ːm ɔ́f]
【句】~(偽物など)をだまして売りつける、~を押し付ける
語源は、ラテン語の(palma:手のひら)
手品師が手のひらの物を替えるイメージです。
「palm something off on someone:~を(人)に押し付ける」
(2)round off [ráund ɔ́f]
【句】~を四捨五入する、~を円滑に締めくくる
語源は、ラテン語の(rotundus:丸い)
「round off the numbers:数字を四捨五入する」
「round off the evening with a song:歌で一晩を締めくくる」
(3)stave off [stéiv ɔ́f]
【句】~(悪い事態)を(一時的に)防ぐ、食い止める
語源は、古英語の(stæf:棒・杖)
「棒(stave)で突っぱねて、迫りくる危険を離す」というイメージです。
「stave off a crisis:危機を回避する」
「stave off hunger:空腹をしのぐ」
「staff:職員・スタッフ」も同語源で、「(組織を支える)杖」と言うイメージから来ています。
ドイツ語の「Stab:棒・杖」も同語源です。
(4)pick off [pík ɔ́f]
【句】~を(狙い澄まして)狙撃する、~を一つずつ摘み取る
語源は、詳しくは不明ですが、古英語の(pican:つつく)という説があります。
「pick off the enemy soldiers:敵の兵士を1人ずつ狙撃する」
◎ なぜ正解?
適度であれば運動は、軽い気分の落ち込みを〜することがある、という文脈から、「stave off:〜を防ぐ」が正解です。
(※)これはあくまで英語学習を目的とした例文です。
¶ 編集記
最初は「Regular exercise can stave off mental depression as long as it is moderate.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「mental」がない形の方が一般的とのこと。
「depression」だけだと「不景気」の方と間違われるかなと思って、「mental」をわざわざつけたのですが、余計だったみたいです。
後日、初稿時に完成していた問題文「Regular exercise can stave off depression as long as it is moderate.」をAIと推敲していた過程で、AIが、「日常的な気分の落ち込み」であればもっと別のフレーズを提案できますよ、と言ってきました。
どうも、「depression」は「うつ病」や「深刻な気分の落ち込み」を指すことも多く、「日常的な気分の落ち込み」の場合は「depression」という重い響きのある単語は避け、「the blues」「low mood」などの方が適切ではないか、というのがあったのかもしれません。
そこで、ここを修正した「Regular exercise can stave off the blues as long as it is moderate.」を再度、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiに添削してもらったところ、5つ中5つが修正の必要なしと答えたので、これを問題文としました。
もちろん「depression」は、日常的にも使われますが、重い響きがあることもまた事実で、日常会話で「適度な運動程度で抑えられる、軽い気分の落ち込み」という時は、「the blues」「low mood」の方が無難なようです。
また、「stave off」とのコロケーション的相性であれば「the blues」の方が圧倒的に自然で、「low mood」の場合は「manage」「lift」の方が相性がいいようです。
Q3. She leads a fulfilling life with her brilliant career but sometimes pines for a carefree life.
(1)pine for [páɪn fɔ́ːr]
【句】~を切望する、(手に入らないものを)恋い慕う
語源は、古英語の(pīnian:苦しめる、罰する)
「pine for the old days:昔を恋しく思う」
「pine:松の木」は語源は別です。
(2)allow for [əláʊ fɔ́ːr]
【句】~を考慮に入れる、~の余裕を見ておく
語源は、古フランス語の(alouer:割り当てる、褒める)
この古期フランス語の(alouer)の語源は、
ラテン語の(allocāre:~に場所を割り当てる)という説と、
ラテン語の(allaudāre:~を賞賛する)という説とがあります。
「allow for inflation:インフレを考慮に入れる」
「allow for delays:遅延を見越しておく」
(3)pull for [pʊ́l fɔ́ːr]
【句】~を(熱烈に)応援する、~の勝利を願う
語源は、古英語の(pullian:引く)
「ボートのオールを漕いで引く」動作に由来するという説があります。
「I'm pulling for you.:応援しているよ」
主に北米(アメリカとカナダ)の口語のようです。
(4)make for [méɪk fɔ́ːr]
【句】~に役立つ、~を促進する、~の方向へ向かう
語源は、古英語の(macian:作る)
「make for the exit:出口の方へ向かう」
◎ なぜ正解?
彼女は輝かしいキャリアで充実した人生を送っているが、たまにのんびりした生活を「〜」という文脈から、「pine for:〜を恋しく思う」が正解です。
¶ 編集記
最初は「She leads a fulfilling life with her brilliant career but sometimes pines for carefree living.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「carefree living」より「a carefree life」のほうがリズムが良くなるとのことでした。
これは「life」の重複を避けるためにあえて「living」と書いたのですが、この場合は「life」の方がいいのでしょうか?とAIに聞いたところ、以下のように返ってきました。
「同じ言葉を繰り返さない(Avoid Repetition)」というのは、英文ライティングの鉄則です。
ただ、今回のように「対比」構造を作る場合は、あえて同じ単語(または非常に近い単語)を並べることで、「今の人生」と「憧れの人生」のコントラストを鮮明にするというテクニックがあります。
💡 なぜ life の方が効果的か
対比の美しさ :
fulfilling life(充実した人生) vs carefree life(のん気な人生)
このように並べることで、読者の頭の中で「重いキャリア」と「軽い自由」が天秤にかかるようなリズムが生まれます。
句動詞との相性 :
pine for は「対象(物・人・状態)」を強く求めるため、動名詞的な living よりも、名詞としての life を置くほうが「手に入らない宝物」のようなニュアンスが強調されます。
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