【今日の1問】pine? allow? pull? make? + for:考慮に入れる【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
Because we had _____ a traffic jam, we still had time to spare when we got to the station.
(1)pined for (2)allowed for (3)pulled for (4)made for
◇ 単語の意味と解説
Because we had allowed for a traffic jam, we still had time to spare when we got to the station.
(1)pine for [páɪn fɔ́ːr]
【句】~を切望する、(手に入らないものを)恋い慕う
語源は、古英語の(pīnian:苦しめる、罰する)
「pine for the old days:昔を恋しく思う」
「pine:松の木」は語源は別です。
(2)allow for [əláʊ fɔ́ːr]
【句】~を考慮に入れる、~の余裕を見ておく
語源は、古フランス語の(alouer:割り当てる、褒める)
この古期フランス語の(alouer)の語源は、
ラテン語の(allocāre:~に場所を割り当てる)という説と、
ラテン語の(allaudāre:~を賞賛する)という説とがあります。
「allow for inflation:インフレを考慮に入れる」
「allow for delays:遅延を見越しておく」
(3)pull for [pʊ́l fɔ́ːr]
【句】~を(熱烈に)応援する、~の勝利を願う
語源は、古英語の(pullian:引く)
「ボートのオールを漕いで引く」動作に由来するという説があります。
「I'm pulling for you.:応援しているよ」
主に北米(アメリカとカナダ)の口語のようです。
(4)make for [méɪk fɔ́ːr]
【句】~に役立つ、~を促進する、~の方向へ向かう
語源は、古英語の(macian:作る)
「make for the exit:出口の方へ向かう」
◎ なぜ正解?
駅に着いた時には時間が余っていた、という文脈から、渋滞を「allowed for:〜を考慮に入れていた」が正解です。
¶ 編集記
最初は「Because we had allowed for traffic jam and left home early, we still had time to spare when we got to the station.」と書いていましたが、AIに添削してもらったところ、「had allowed for traffic jam」と「left home early」を並べると冗長で、この文脈なら「allow for」にすでに時間に余裕を見たという意味が込められているので、「left home early」は不要とのことでした。
その単語が正解になる必然性を高めたくて、説明的すぎる文を書いてしまうことがどうも多いですね苦笑
ここを削ったのが問題文です。
◇ 正解
(2)
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特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
