【今日の1問】質問責め?【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
The detective bombarded the suspect with questions, creating the air of a long _____.
(1)savvy (2)choreography (3)legerdemain (4)catechism
◇ 単語の意味と解説
The detective bombarded the suspect with questions, creating the air of a long catechism.
(1)savvy [sǽvi]
【名】実際的な知恵、知識、能力
語源は、ラテン語の(sapere:知る)
「sapient:知恵のある」や、フランス語の「savoir:知る」と同語源です。
「tech-savvy:ITに詳しい」
「political savvy:政治的な手腕」
ちなみにこの「savvy」は、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」の主人公ジャック・スパロウの口癖の一つです。(映画では、動詞として使われています)
西インド諸島(カリブ海周辺)のピジン・クレオール言語を経由しているようで、だからこの単語を口癖に設定したのだろうか?と(即興と言われており、リサーチしてのことだとか、偶然の一致だとか、調べてみるといろいろなことが書いてあり、どれが本当かわかりません)、映画やセリフの深い考察が楽しめることがあって、これも語源学習の醍醐味の一つですね。
(2)choreography [kɔ̀ːriάɡrəfi]
【名】振り付け、舞踊術、(綿密に計画された)一連の段取り、筋書き通りの(一連の)動き・演出
語源は、ギリシャ語の(khoreia:踊り + graphein:書く)
「political choreography:政治的な演出」
「carefully planned choreography:綿密に仕組まれた段取り」
現代では、ダンスだけでなく、軍事作戦などの段取り、また、政治的な演出を指すことが多いそうです!
(3)legerdemain [lèdʒərdəméin]
【名】手品、早業、ごまかし
語源は、中世フランス語の(léger:軽い + de:の + main:手)
フランス語でそのまま「leger de main:light of hand」です。
「intellectual legerdemain:巧妙な理屈のすり替え」
(4)catechism [kǽtəkìzm]
【名】教理問答(書)、一連の(決まった)厳格な質問と答え、(比喩的に)基本理念
語源は、ギリシャ語の(katekhesis:口頭での教え)
「the catechism of:〜の基本原則」
「secular catechism:世俗的な行動規範」
◎ なぜ正解?
探偵が容疑者を質問攻めにした、とあるので、選択肢の中で文脈に合うのは、「catechism:(一問一答式の)連発される質問、尋問」が正解になります。
¶ 編集記
今回は最初から「The detective bombarded a suspect with questions; the scene had an appearance of a long catechism.」と書いていて、AIに添削してもらったところ、このままで自然で修正の必要なしとのことでした。
と初稿の時点では書いていましたが、後日、英文の自然さを再チェックしたところ、「suspect」はこの文脈では特定されるので定冠詞をつけるのが自然で、「; the scene had an appearance of」は、かなり回りくどいとのことで、カンマで区切って分詞構文で、「, creating the air of」と「〜の雰囲気を醸し出している」とした方が自然とのことです。
これらを修正した「The detective bombarded the suspect with questions, creating the air of a long catechism.」を、再度、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiにチェックしてもらったところ、5つ中5つが修正の必要なしと答えたので、これを問題文としました。
ただし、話し言葉としては「catechism」自体が、かなり大袈裟な表現で、小説に出てくるような文章とのことです。
◇ 正解
(4)
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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※ 本コンテンツについて
本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
