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【英単語の語源について】800単語以上の再チェックをGoogle Geminiや辞書と共に終えて気づいたこと【英検1級とその先へ:単語クイズ!】

先日、私がいま作っているハイレベル英単語を扱った問題集【英検1級とその先へ:単語クイズ!】の問題文の自然さを全部チェックしましたが(これに関しては、【英文の自然さ・AI校閲・グロービッシュについての考察】の記事にまとめてあります)、この度、6月27日、全選択肢の語源の再チェックを終えました!(ちなみに、今日、6月30日、コロケーションのチェックとGeminiの引用のチェックも終えました)

いやー、大変でした笑(6月は、ほとんど、これに時間を使っていました)

40記事(1記事20単語)、解説の中に書いた関連語などを含めると、800単語以上の英単語の語源を、一つずつ全部、再チェックしました。

まずは英英辞典(PCに付属のアプリ)で確認し、疑問があった場合は、さらに、WiktionaryとAI(Google Gemini)でクロスチェックをしました。

これを800単語ひとつずつ確認していき、先日、ついに全単語の語源のチェックを終えました!

これにて、より正確な記述にアップデートできたと思います!

語源の奥深さ


しかし、語源というのは本当に奥が深く、一筋縄ではいかないものでした。

まず、そもそも、

だれも、その言葉の人類第一声を知ることなんて出来ない

というのがあります。

タイムマシンもないし、人類が言葉を使うようになってから、地球上の全人類の話したり書いたりする言葉に対して、ずっと全個人を同時に監視し続けるなんてことはできません。

現代の流行語ですら、いちばん最初に誰がどういう経緯で言い出したかを特定するのは困難ですよね。(今これが語源だと言われているのも実は違ったりして?)

ましてや、何百年も前、何千年も前の言葉の最初やどんな変遷を辿ってきたか調べる、非常に困難で不可能に近いのではないかと思われるようなことを、なんとか調べていくのが「語源という学問」なのだということを、今回の800単語の語源の再チェックにて、垣間見たような気がします。

英単語の歴史と変遷


英単語は、ギリシャ語・ラテン語由来の方は、ノルマン・コンクエスト以降フランス語の影響を受けて英語に流入した単語が多く、貴族階級が使うようになったため、これは書き言葉などで記録に残りやすい性質があり、ラテン語くらいまでは遡れることも少なくないようです。

ただ、ゲルマン語の方は、主に話し言葉だったようで、記録に残りにくい性質があり、不明な点が多く、調べてもいろいろな説があり、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiに同じ質問をしても、AIの出力がばらけるので、どれが正解なのかわからない、というより正解なんかないのかもしれない、少なくとも現時点では不明である、ということが少なくないようです。

インド・ヨーロッパ祖語 → 古典ギリシャ語・古典ラテン語 → 俗ラテン語 → 古期フランス語 → 中期英語 → 現代英語

インド・ヨーロッパ祖語 → ゲルマン語 → 古期英語 → 中期英語 → 現代英語

英単語というのはこのような変遷を辿っていることが多く(あくまで簡易的なものです)、「古期英語 → 中期英語」の時点で、ノルマン・コンクエストが起き、上のフランス語ルートから、下のゲルマン語ルートに、言語が大流入するようです。

そこで、どの時点のものを「語源」として提示するべきか、というのがこれまた大問題で、今回は基本的には、上のルートの影響を強く受けている単語は「古典ギリシャ語・古典ラテン語 → 俗ラテン語」あたり、上のルートの影響をあまり受けなかった単語は「古期英語 → 中期英語」あたりを、「語源」として載せました。(もちろん例外もあります)

「同語源です」というのも、インド・ヨーロッパ祖語まで遡って同語源の場合と(厳密な語源学では「cognate:同根」と呼ぶようです)、中期英語くらいの段階で同語源の場合とがあり、AIにも、「ここまでを基準とし、それ以上遡らないでください」と指示を出さないと、永遠に語源の細かい説を聞かされるということが何度もありました笑

語源、語義とコロケーション、引用部分、再チェック完了!


上記のように、複雑な経緯を何百年何千年と辿っているので、「英単語を解説する場合に、語源として紹介すべき単語」には絶対的な正解が一つあるわけではなく、【英検1級とその先へ:単語クイズ!】に記載のものは、あくまで「英単語を覚える上で、記憶の一助にするための、その単語のコアイメージを掴むための、簡易的な一つの説」だと思ってください。

というのも、辞書によって書いてあることが違ったり、私はギリシャ語のアルファベトが読めず、ラテン語の語尾変化は複雑なので、800単語以上全部調べるのは、めちゃくちゃ大変で笑、とてもではありませんが、完璧に正確な記述などできないからです。

ただ、語源のように、諸説あるものや、どこを「語源」として引っ張ってくるかによって複数の可能性が出てくるものはAIの出力がバラけるのですが、現代英語の語義や頻出コロケーションに関しては、語源ほど出力にばらつきがなく、ブラウザで5つのタブでGeminiを開き、「実際のコーパスと照らし合わせて、頻出かどうかチェックしてください。より適したものがある場合のみ『コロケーション追記案』を載せてください」と聞き、Geminiの出力がバラけた時や追記案があった場合はさらに、辞書で調べたり、Googleの全文一致検索で実際に使われているかどうかチェックすれば、かなり正確な情報を得られると感じています。

そして、今日、6月30日、全選択肢の語義とコロケーションの再チェックを終えました!(コロケーションに関しては、1回のプロンプトにつき4単語くらいであれば、そこまで精度は下がりませんでした。20単語くらいを一気にやろうとすると、やはり精度が下がった印象です)

こんな感じで、最近は、英文の自然さ、語源の妥当性、コロケーションに関して、AIのハルシネーションの防ぎ方が少しずつ分かってきて、今回、全ての選択肢の単語の語源を一つずつ調べ、気付いたところ気づけたところは全て修正し、コロケーションも5つのタブのうち一つでも改善案があると言ってきた箇所はGoogleで全文一致検索をかけて実際に使われているかどうかを確認して、より頻出のものに書き換えました!

あと「ブラウザ版GoogleのAIモードGeminiより」として、Geminiの出力を引用させていただいた部分も、この【英検1級とその先へ:単語クイズ!】に収録の記事に関しては全て、ブラウザで5つのタブで開いたGeminiにて再チェックしてもらい、全て、5つ中5つが正確と答えました。(これは、そんなに量が多くなかったので、すぐに終わりました)

ですので、この一ヶ月で、問題集としての完成度は大幅にアップしたと思います!


以上、ダラダラと、取り止めもなく書いてしまいましたが、少しでも参考にしていただけたら幸いです。

唐突な終わり方かもしれませんが笑(自分で読み返してみて、締め方がスムーズじゃないなと気づいています、はい笑)、それでは、最後までお読みいただきありがとうございました!

※ 記事のヘッダーは「みんなのフォトギャラリー」からお借りしています。制作者様へ、素敵な画像ありがとうございます!

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