【今日の1問】diminutive, diminish, minor, minority, minute【英検1級とその先へ:単語クイズ!】
◆ 次の空欄に入る最も適切な選択肢を選んでください。
The teachers are impressed by the student’s _____ curiosity; he appears to possess an unquenchable thirst for knowledge.
(1)diminutive (2)fastidious (3)indefatigable (4)unprepossessing
◇ 単語の意味と解説
The teachers are impressed by the student’s indefatigable curiosity; he appears to possess an unquenchable thirst for knowledge.
(1)diminutive [dimínjutiv]
【形】(非常に)小さい、小柄な(※ 人には使用注意)
語源は、ラテン語の(de, di-, dis-:強意、離れて + minuere:小さくする)
「a diminutive stature:小柄な体格」
「a diminutive creature:極小の生物」
ちなみに、「minute [mainjúːt]:微細な」も同語源で、本格的に英語を勉強し始めて最初に知った時、私は英語の秘密を知ってしまったというと大袈裟ですが笑、 時間の「分」の方の「minute」ではなく、同じ綴りでこんな意味になる単語があるなんて!と、なんか面白い豆知識を知ったような気分になったことを覚えています。
ちなみのちなみに、語源は一緒で、「minor」「minority」「diminish」なども同語源です。
(2)fastidious [fæstídiəs]
【形】几帳面な、細心の注意を払う、(潔癖なまでに)好みがうるさい
語源は、ラテン語の(fastidium:嫌悪 + -osus:~に満ちた)
もともとは「嫌悪感に満ちた」と意味だったのが転じて「細かな汚れや不備も許さないほど神経質な」となりました。
「fastidious attention to detail:細部への細心の注意」
「be fastidious about food:食べ物にうるさい」
フランス語の「fastidieux:退屈な、骨の折れる」も同語源です。
現代フランス語では「過剰」→「飽き飽きする」→「退屈な」という変遷を辿ったという説があります。
(3)indefatigable [ìndifǽtigəbl]
【形】不屈の、決してあきらめない、疲れを知らない
語源は、ラテン語の(in-:否定 + de-:強調 + fatigare:疲れさせる)
「完全に疲れさせることができない」が原義です。
「an indefatigable worker:疲れを知らない働き者」
「indefatigable enthusiasm:衰えることのない熱意」
(4)unprepossessing [ʌ̀npriːpəzésɪŋ]
【形】魅力的でない、ぱっとしない、人目を引かない
語源は、英語の(un-:否定 + prepossess:あらかじめ心を捉える + -ing)
ラテン語の(prae-:あらかじめ + possidere:所有する)が由来です。
「第一印象で人の心を掴む」ことの否定形です。
「an unprepossessing appearance:ぱっとしない外見」
「an unprepossessing building:人目を引かない建物」
◎ なぜ正解?
彼は「an unquenchable thirst for knowledge:癒えるのことのない知識欲」を持っているようだ、という文脈から、身体的・精神的な「疲れを知らない」を意味する「indefatigable」が正解となります。
¶ 編集記
今回は最初から「The teachers are impressed by the student’s indefatigable curiosity; he never seems to get tired of learning.」と書いていて、AIに添削してもらったところ、非常に自然で修正の必要なしとのことでした。
と、この草稿を書いていた時点では、AIは出力したようですが、後日、再チェックしたところ、「indefatigable」は非常に硬い表現で、後半の文章が口語的すぎるので、「he appears to possess an unquenchable thirst for knowledge.」とすることで、文章全体のフォーマル感が統一されますとのことでした。
この再チェックでは、ブラウザで3〜5つのタブを開きGoogleのAIモードGeminiを立ち上げ、複数同時にこの英文は自然かと検証してもらっていますが、この完成した文章をさらに、2つの別タブでGeminiにチェックしてもらったところ、1つは自然と答え、もう1つはかなり硬い文章ですが間違いではなく文学などの文章であれば不自然さもないとのことでしたので、これを問題文としています。
◇ 正解
(3)
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※ 英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。
※ 本コンテンツについて
本コンテンツは一個人である著者独自の制作物であり、各種検定試験から公式に承認を受けたものではありません。特定の試験の合格を保証するものでもありませんが、学習の補助教材として本気で内容を磨き上げています。
※ 出題範囲について
特定の試験の頻出順ではありません。英検1級レベルと思われるものを中心としていますが、さらにニッチ・マニアックな単語、また、英語の小説を楽しむのに役立つ語彙などなど、幅広く選定しています。
※ 問題文について
問題文は、かつて私が作った英単語リストを眺めながら「この単語はこういう文で使えそうだな」と自分で思いつくままに書いた英文を、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)にネイティブチェックしてもらい、吟味し微調整をしてから、最終的に記事に仕上げています。
※ 選択肢について
選択肢の中には、注意が必要な単語が含まれている場合もあります。ただ、文学作品等の理解のため、自分で間違って使ってしまわないためにも、そういった単語もしっかり知っておくことが大切だと考えているため、このシリーズでは敢えて要注意な単語も扱っています。
※ 内容と語義について
内容は、英語学習を目的としたものであり、特定の思想を広めたり、特定の個人・団体を批評したりする意図は一切ありません。解説に記載している意味は、問題文の文脈に合わせた代表的なものなどが中心ですが、文芸作品等の理解のため、現代では古風になっている語義や意訳に近いものをあえて載せている場合もあります。多義語や細かいニュアンスや語法については、辞書を参照してください。
※ 語源に関して
語源は、諸説ある場合や定説が覆る可能性もあります。辞書や専門家の間でも意見が分かれることがありますので、このシリーズではそういった厳密な語源学ではなく、あくまで「一つの説」として、直接の語源ではなく、そのコアイメージとなるようなものを、広義での「語源」として紹介させていただいている場合があります。これは、英単語を効率よく覚えるための「記憶の一助」にすることを目的としているためで、元を辿って行った時に一つの言葉に行き着く場合には「同語源です」という言葉で説明させていただいております。
※ 正確性について
全例文・全選択肢、AI(ブラウザ版GoogleのAIモードGemini)による校閲を経ていますが、AIの精度も完璧ではありません。AIの助言、Google検索、Wiktionary、そして私の学習・読書経験(2009年英検1級合格、英語の小説を中心に約20年で約300冊読了)を照らし合わせ、精査・修正していますが、内容の正確性を絶対的に保証するものではありませんので、本コンテンツの利用によって生じた、いかなる損害についても、著者は一切の責任を負いかねます。あくまで、学習の参考としてご活用ください。
【主な参照リファレンス】
Google検索(フレーズ一致確認)
Google Gemini(英文校閲・語源確認)
Wiktionary(https://en.wiktionary.org)
アルク『標準語彙水準SVL12000』Vol.3 / Vol.4(語彙レベルの指標として)
私自身の読書(英語約300冊)における語彙リスト(小説に出てきた、私が気になった単語たち)
