定型発達に近づけようとしないで!子どもの個性を輝かせる新しい視点 | 子育て | 子育ての悩み | 特別支援教育 | 療育 | 放課後デイサービス | 放デイ | 学校 | 支援級 | 発達障害
こんにちは、春乃ひかりです。
私は小学生から慢性的な不眠なのですが、
手作りの加重ブランケットを作って以降、結構眠れています。
長男が基本使うので、自分用の2枚目が欲しいのですが、100均の極太チャンキーヤーン自体がもうあまり売っていないんですね。
もっと早く思いつけば良かったなぁと思っています。
今回は特性のある子どもの個性を輝かせるお話です。
「何度言っても同じことを繰り返す」
「どうしてこんなにこだわるの?」
「少しは周りに合わせてほしい…」
そんなふうに感じて、疲れてしまうことはありませんか?
発達障害のある子どもを育てていると、どうしても困った行動に目が向きがちです。
もちろん、日々の生活を回していくためには対応が必要な場面もあります。
しかし海外では近年、行動そのものを変えようとする前に、その背景を理解することが大切という考え方が広がっています。
この記事では、
・なぜ困った行動が起こるのか
・支援がうまくいく親の共通点
・家庭で今日からできる関わり方
について解説していきます。
1. 困った行動には理由がある
① 行動だけを見ると本質を見失う
海外の自閉症支援では、「行動はメッセージである」と考えられています。
例えば、
・癇癪を起こす
・大声を出す
・指示を拒否する
・同じ質問を繰り返す
こうした行動だけを見ると、反抗やわがままのように見えるかもしれません。
しかし実際には、
「不安が強い」
「何をすればよいか分からない」
「感覚的につらい」
といった理由が隠れていることがあります。
子どもは自分の困りごとを言葉で説明できるとは限りません。
だからこそ、行動の背景を探る視点が大切なのです。
② 脳の情報処理の違いを理解する
自閉症は育て方によって生じるものではありません。
脳の情報処理の特徴によって、
・予測できない変化が苦手
・感覚刺激を強く受ける
・曖昧な表現が理解しにくい
といった特性が見られることがあります。
海外の研究でも、自閉症児の不安やストレスは予測不能な状況で高まりやすいことが報告されています。
つまり、「わざと困らせている」のではなく、「困っているから行動に表れている」場合が少なくないのです。
2. 支援がうまくいく親が見ているもの
① 「できないこと」より「得意なこと」
私たちはつい、
「まだできないこと」
に注目してしまいます。
しかし海外の自閉症支援では、強みを活かす視点が重視されています。
例えば、
・図鑑への驚くほどの知識
・細かい変化への気づき
・好きなことへの集中力
・ルールを大切にする誠実さ
などです。
苦手さを支えることは大切ですが、それと同じくらい得意な部分を認めることも重要です。
強みを認められた子どもは、自信を持ちやすくなります。
② 子どもを「修正対象」にしない
海外の当事者からは、
「子どもを定型発達に近づけることだけを目標にしないでほしい」
という声がよく聞かれます。
私も経験上、特性の強い子が配慮等無く、
定型発達同様の生活をしていても、最初は可能かも知れませんが、
継続していくうちに精神的に無理がかかると思っています。
それよりは、自分を詳細に観察し、時には身近な人に教えてもらいながら
特性や強み、弱みを把握したうえで
活かした自分にあった生き方をした方が
精神的にも安定しますし、強みを活かして重宝してもらえる可能性が高いと思っています。
もちろん社会生活に必要なスキルは学んでいく必要があります。
しかし、
「そのままの自分ではダメなんだ」
と感じながら育つことは、自己肯定感を大きく下げてしまいます。
ニューロダイバーシティ(脳の多様性)の考え方では、人それぞれ異なる脳の特性を尊重します。
特性を否定するのではなく、困りごとを減らす工夫を考えることが大切なのです。
③ 信頼関係が支援の土台になる
どんな支援よりも大切なのが信頼関係です。
子どもは、
「自分を理解してくれる人」
がいると安心します。
安心感は脳の学習効率にも影響します。
不安でいっぱいの状態では、新しいことを学ぶのは難しくなります。
だからこそ、
「なんでできないの?」
ではなく、
「どうしたらやりやすくなるかな?」
という姿勢が大切です。
3. 家庭で今日からできるアプローチ
① 困った場面の前後を観察する
行動だけではなく、
・その前に何があったか
・その後どうなったか
を見てみましょう。
例えば癇癪が起こる前に、
・予定変更があった
・騒がしい場所だった
・疲れていた
という共通点が見つかるかもしれません。
原因が分かると対策も立てやすくなります。
② 見通しを伝える
自閉症の子どもは予測できる状況を好む傾向があります。
そのため、
「あと10分で出発するよ」
「今日はいつもと違う予定があるよ」
など事前に伝えるだけで安心感が生まれます。
予定表や絵カードを活用するのもおすすめです。
③ 成功体験を積み重ねる
支援の目的は失敗をなくすことではありません。
小さな成功体験を増やすことです。
・できたことを具体的に伝える
・努力した過程を認める
・好きなことを活かす
こうした積み重ねが自信につながります。
まとめ:子どもを変えるより、理解することから始めよう
発達障害のある子どもたちは、それぞれ異なる感じ方や考え方を持っています。
だからこそ、「なぜこんな行動をするのだろう」と背景を理解しようとする姿勢が大切です。
困った行動を減らすことだけを目標にするのではなく、
「この子は何に困っているのだろう」
と考えてみてください。
その視点が、親子の関係を大きく変えるきっかけになるかもしれません。
子どもには必ず強みがあります。
そして、その強みは安心できる環境の中でこそ育っていきます。
今日も頑張っている保護者の皆さん自身も、どうか無理をしすぎないでくださいね。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
もしよければ、「子どもの行動の理由が後から分かった経験」や、「つい叱ってしまうけれど本当は理解したい」と感じたことがあれば、ぜひコメントで教えてください。

