【大人のピアノ】「リストもメタルか? 」(その⑤)「ハンガリー狂詩曲 第2番」のジャズ目線アナリーゼ(楽曲分析)のまとめ【クラシック=メタル記事 第13弾!】
👆Wikipediaの画像を使わせていただきました!
この記事シリーズは、もともと私が2010年代に、はてなブログに書いたこれらの記事👇
の最新アップデート版としてnoteにアップした、
これら一連の記事👇
の羅列が長くなってきたので、このマガジンに格納しています👇
直近の記事はこれ!👇
今回は、一連の「リスト=メタル」記事として、
リストの「ハンガリアン・ラプソディ No.2」の楽譜の最初のページを、
「なんちゃって!アナリーゼ(楽曲分析)」したお遊びの、まとめです。
私が今回、楽曲分析してわかったことは:
⓪「リスト?超絶技巧。怖い!」という、まったくもって不要なネガティブな先入観を払しょくできた!
これがいちばん大きかったですね!
最初の1ページだけを、お遊びで楽曲分析しただけですが、西洋音楽ですから、クラシック音楽もメタルもジャズも、コード(和音)とモード(旋法)を組み合わせてハーモニー(和声)を作って奏でているわけです。 だから、
「Ⅰ」とか「Ⅴ7」とかを当てはめなくても、「C#m」とか「G#7」とかを当てはめて、旋律に使われているテンションノートからモードがわかれば、ジャズやメタルの人は、もうすぐに「ハンガリー狂詩曲 第2番」でアドリブ演奏ができちゃう!
その例が、前回までの記事に貼り付けた、クラシックの名曲をエレキギターで演奏するメタルのギタリストたちの動画であり、オイゲン・キケロによる「ハンガリー狂詩曲 第2番」のジャズバージョンです。
お遊びで楽曲分析の真似事をするだけで、楽譜どおりに弾かなくても、弾けなくても、和声的なハードルは無くなってしまう。
そして、私は実際に、このピアノ曲を楽譜をピアノで弾くことはしません。
私の練習不足ではありません。
私の手の大きさ(というか小ささ)では、この曲は完全に規格外だからです。
1ページ目の「キメ」をオクターブ和音にしっかり届かないので、演奏を「キメる」ことができません。 メジャーキーに転調してからの中盤以降のオクターブユニゾン乱れ打ちをしたら、私の手が死ぬも死なないも、物理的に届かない。
この曲は、片手で12度が届いたといわれる、ドイツ系の大型人種が作って弾いた曲です。
たとえば、身長160cmの人が、八村塁選手と一対一で勝とうとすることって、意味ないでしょ?
身長が190cm人は別だよ! 八村選手と身長があまり変わらなければ、負けるとわかっていても、マトモに挑めるから、いいゲームができるよ!
だけど、あなたが身長160cmしかなかったら、そもそもゲームにすらならないでしょ?
もともと規格が違うゲームに、真っ向から挑むのって、あなたが、良くて「玉砕」、ふつうは「相手にすらしてもらえない」のが、目に見えてるでしょ?
そういう「犬死に」を避けるのが真っ当な賢者だと、私は思っています。
それに、コードとモードがわかったら、ジャズやメタルなどの他ジャンルで斬っていくことができます。
そして、もしかすると、リストの原曲よりもカッコイイ、メタルアレンジやジャズアレンジができるかもしれない!って、今まで貼り付けたメタルやジャズの演奏家が、それを証明しているでしょ?
①ちゃんとした作曲家は、モード(旋法)でメロディ(旋律)を作っている。
もちろん、コード(和音)+モード(旋法)を使ってハーモニー(和声)を作っている。
②超一流のピアニストは、何から何まで楽譜どおりに正確に演奏しているわけではない。
モード(旋法)内の音をつかってテキトー弾きしていることもあるが、モード内の音を弾いているから、聴く人の耳には「ミスタッチした!」に聞こえない。
③ところが、クラシックピアノ教育では、モード(旋法)について教わることが、ほとんど無い。
あるのは、長音階、自然的短音階、和声的短音階、旋律的短音階の4種類だけと、それを五線譜に書かせてテストするだけ。
「スケール練習」は、親指くぐりの練習になってしまっている。
つまり、皮相的で薄っぺらい、使い物にならない「知識」にとどまってしまっている。
だいたい「知識」というものは、実際の現場では使い物にならない程度のものである。
④ 使い物にならない「知識」しか無いのに、「知っている」と信じて疑わない「勘違い野郎」が、クラシック音楽の世界に多い。
「楽典の本にドリアンとかいろいろ書いてあって、音高入試の時に覚えるのが大変だったな~」(←私がピアノ会に参加していた頃に、実際にクラシックピアノ人から言われた言葉) って、メタルやジャズを求道している人の前で得意げに言っても、自慢にもならないばかりか馬鹿だと思われるのがオチだよ。
丸暗記したぐらいで試験の答案用紙に音符を並べて書けた程度の「知っている」と、それをいつでもどこでも自分の手足のように自由に使いこなせるのとは、全く別のことでしょ?
⑤ ちゃんとした作曲家は、数オクターブのラン(細かい音符の列を高速弾きすること)に使ったモードに変な#や♭なんかを付けてこねくり回すようなことは、しない。
①に関連することですが、
フランツ・リストも坂本龍一も、ちゃんとした作曲家であるということです。
私の個人的な経験ですが、以前私が曲を作ってみたときに、坂本龍一が属7コードの右手のランで使ったスケールを、私も真似して属7のコードで使ったら、そのランの中の音符を3か所ぐらい、若い「作曲家」さんに手直しされました。
特定のスケールでしっかり決まっているランの音符のうち3個ぐらいを変えてしまうのは、演奏者に「ミスタッチしろ!」と言っているようなものではありませんか? 高速道路に岩を置くようなものだよ!
そういうね、楽譜を無駄にややこしくして演奏者が弾きにくくすることは、ちゃんとした作曲家はやらないと思うよ。
少なくとも坂本龍一はそんなことしていない(例えば、YMOのデビューアルバムのA面2曲目「Firecracker」のピアノのクロマティックスケールのランや、アルバム「/05」収録の「Thousand Knives」の属7部分のディミニッシュスケールのランなど)。
⑥ ピアノ教育における「楽譜の絶対視」への疑念
②に関連して、
「リストの再来」と呼ばれたピアニストが、「ハンガリアン・ラプソディNo.2」の名演奏(レコード化された)で、楽譜どおりに正確には弾いていないのだから、素人が楽譜どおりに弾けないのは当然。
むしろ、楽譜どおり正確に弾けたら、その人は、人間じゃなくて、神か、機械だ。
生身の人間に「神か機械になれ!」と強要するピアノ教育は、人類の人間性(ヒューマニティー)に対する虐待行為ではないのか!?
人間だもの!相田みつを!
私は人間なので、弾き間違えたら、よかった、人間だった~!そして今日も私は生きていた~!って思う。
だって、
人間が間違えなくなるのは、その人が死んだ時だから。
っていう感じですかね?
え?
「これがアナリーゼの感想か?」ですって?
ええ、そうですよ。
私、単なる音楽素人ですから。
作曲家でも音楽理論家でもピアノの先生でもありませんから。
「教会旋法であーる!」 とか、
「カデンシャル6-4であーる!」 とか、
「パワーコードだぞ!」 とか、
「Ger(+6)であーる!」 とか、
名前だけ知ってても、ピアノが弾きやすくなるわけでも何でもないもんね。
私がモード(教会旋法)を当てはめていったのは、
リストがどんなモードを使って作曲したのか?を知りたかったからだよ。
使われているモードがわかったら、
「リストの再来」ピアニストさんが弾いているみたいに、「数オクターブにまたがって細かすぎる音符が沢山並んでいる箇所(ラン)」は、楽譜どおりに正確に弾かなくても、モードを使って弾けばミスタッチには聞こえなくなるでしょ?
つまり、自分の演奏がしやすくなるじゃない?
それを確認するために、モードを当てはめてみただけだよ。
それから、私がやったような、
各コードに対して特定のモードを当てはめたうえで、
さらにその場で即興演奏しているのが、ジャズ人たちだよ。
メタル人は、ハーモニックマイナーや平調子(ひらぢょうし)のスケールをギターで黙々と練習して使いこなせるようにして、即興演奏する。
ジャズやメタルでは、コードにモードを当てはめるのは、アナリーゼでも何でもなくて、ごくふつうにやっていることなんだよ。
Ger(+6)和音についても、
「ここのキメの部分にGer(+6)があるな」とわかってれば、
おのずと弾く音が予想できるから、弾き間違いを減らせるよね。
「Ger(+6)であーる!」「そうですか、ふむふむ 」
じゃなくて、
Ger(+6)コードの構成音が頭にパッと浮かぶぐらい脳にしみ込んでいれば、
楽譜どおりの正確な和音を忘れても、コードトーンを弾くことができるから、変な音を鳴らさずにすむよね。 つまり、
演奏中に音を忘れた時の「バンカーショット」の引き出しになるでしょ?
結果的に、心理的に演奏するのが怖く無くなるでしょ?
机上で勉強するためじゃなくて、実際の現場で使えるようにしておかないと、いつまでたっても使えないよ。
次回に続くかどうかわからないけど、(続いた!👇)
以下は、前回の記事の内容です👇
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とりあえず今回も素晴らしい模範演奏動画です👇
👆いつもながら、このギタリストさんの「泣きのギター」に圧倒されて、旋律(メロディー)が全然頭に入ってこないので、今回もピアノで確認すると👇
ちなみに、私が子どもの頃、生まれて初めてリストの「ハンガリアン・ラプソディ No.2」を聞いたのは、この人の演奏でした👇
👆オイゲン・キケロによるジャズバージョンは、原曲キーから半音下にズレた「Cマイナー」ですね。 やっぱりジャズは♭系だからですかね?
前々回と前回の「なんちゃってアナリーゼ」は👇


前回や前々回から書いてきた「なんちゃってアナリーゼ(楽曲分析)」の内容を集約すると👇
⛪リストは、ハーモニックマイナー系のモード(教会旋法)で統一しているんだねー! そうじゃない部分も有るけど、この曲の冒頭部分の、めっちゃ暗い曲調は、ハーモニックマイナー系モードの「オグメンテッド2nd(増2)」が効いているからですかね?
⛪それから、パワーコードも使っていた。

⛪そして、現代のフュージョンにつながるような「キメ」もしっかりキメていた👇

👆そして、上の「細かすぎる音符の羅列!」も ハーモニックマイナースケールになっていた!
👆これが意味することはですね、
クラシック音楽の作曲家は、モード(教会旋法)にきちんと則って曲作りをしているんだねー!
ということだと私は思います。
だから、
クラシックピアノの楽譜の中に、どんなに「細かすぎる音符の羅列!」が出てきても、「コワイ!」と臆することなく、私がやったように、1個1個、音符の scale degree(= 1 2 b3 4 5 b6 7 といった数字) をたどっていって、よーく見てみると、ちゃんとしたスケール(モード)で展開されている!
という確率が、極めて高いと思うんです。
つまり、
クラシック音楽の作曲家はちゃんとモード(教会旋法)を使って曲作りをしている。メタルやジャズの即興演奏と同じなんだね。
ということはですね、
よくクラシックピアノ人さんは「譜読み」をなさいますけど、もしも、こういったスケール(モード)を自家薬籠中の物(じかやくろうちゅうのもの)にして条件反射的に認識して演奏できると、譜読みがメチャクチャ速くなるし、演奏中の間違いもグッと減るんではないでしょうかね?
というのは、
このピアニストさんは、明らかに、この「メチャクチャ細かい音符の部分」がハーモニックマイナースケールであることを知っているから、こんなに速く弾けるわけです。
しかも、このピアニストさん、この「メチャクチャ細かい音符の部分」を、動画の楽譜どおりに弾いていませんね!👇
👆これこそが、「聴音の教科書」ではなくて、実際の現場での「聴音」ですよ! もちろん、お金を払って「聴音」を教えるピアノの先生方は、聞いてすぐにわかったはずですよね! このピアニストさんが、この「メチャクチャ細かい音符の部分」を楽譜どおりに正確には!弾いてないでしょ!!
👆それでも、私のようなピアノ素人が「あ!ミスタッチした!」って気がつかないのは、このピアニストさんは、「メチャクチャ細かい音符の部分」を、楽譜どおりに正確には弾いていないけど、ハーモニックマイナースケールを使って弾いているから、ぜんぜん違和感なく聞こえるんですよ。
👇このピアニストさんです。上の楽譜動画の音源です👇
そして重要な点は、
このピアニストさんが、この「メチャクチャ細かい音符の羅列の部分」を、楽譜どおりには弾かなかったことを、
「ミスタッチした!」と責めるピアノの先生は、果たしているのか?というと、実際には、いないんですよ。
というのは、
この部分は超速弾きなので、この部分の楽譜の音符を完璧に覚えている人なんて、ほとんどいないはずだからです。
だから、このピアニストさんが、ハーモニックマイナー系のモードで超速弾きする限りにおいて、コードスケール的に不自然な音が鳴りようがないから、聴いている人も、ピアニストさんが楽譜どおりに正確には弾いていないことに、気がつかないんです。
ところが!
ピアノのお稽古では、どうでしょうか?
子どもの生徒が、頭の中で鳴ったコードトーンやスケール(モード)内の音を、つい自然に弾いてしまうと、
「楽譜にはその音とは書いていないでしょ!」
「作曲しちゃダメでしょ!」
「ちゃんと楽譜を見て弾かないとダメでしょ!」
「いい加減に弾いちゃダメでしょ!」
「どうしてこの子は、楽譜をちゃんと見ようとしないで、適当に弾くのかしら!」
「この子の、ちゃんとしていないところを、私が矯正しなくっちゃ!」
と、ピアノの先生方は、鼻息を荒くして、イキリ立つわけです。
👆これは、子どものころの私と、私のピアノの先生のことです。
ところが、
当の一流の演奏家は、いい加減に弾けるところは、いい加減に弾いているんですよ。
Wikipediaによると、このピアニストさんは「フランツ・リストの再来」と言われ、18番が「ハンガリアン・ラプソディ」だそうだったんでしょ!
そして、動画に音源があるということは、この演奏はレコードになったからでしょ?
つまり、「ハンガリアン・ラプソディNo2」のこの演奏は超一流だ!ということでしょ?
なのに、この「フランツ・リストの再来」ピアニストさんは、実は「メチャクチャ細かい音符の部分」だけじゃなくて、楽譜どおりに弾いてない箇所がぽつぽつあるじゃありませんか!?
「聴音」を教えるピアノの先生方は、演奏と楽譜を照らし合わせて聞けば、すぐにわかるはずでしょ!?
でもあなた、「フランツ・リストの再来」とよばれた、「ハンガリー狂詩曲」を得意とした、この超一流ピアニストさんに対して、「いい加減弾きだ!」と言えますか?
この超一流ピアニストさんは、ちゃんと音楽文法に則った「いい加減弾き」をしているから、楽譜どおりに弾いていなくても、誰も気がつかないんですよ!
実は、
ピアノの先生は、音楽の「実際の現場レベル」の耳を持っていないから、聞こえていない。だから、こういった「大ネタ」になると、ピアニストが楽譜どおりに正確に弾いているかどうかが、わからない。
それなのに、
「弱き(生徒)」をくじき、「強き(一流の演奏家)」には盲信土下座!
「楽譜にはその音とは書いていないでしょ!」
「作曲しちゃダメでしょ!」
「ちゃんと楽譜を見て弾かないとダメでしょ!」
「いい加減に弾いちゃダメでしょ!」
「どうしてこの子は、楽譜をちゃんと見ようとしないで、適当に弾くのかしら!」
「この子の、ちゃんとしていないところを、私が矯正しなくっちゃ!」
と言いながら、ピアノ教師は、実は、
生徒が生まれながらに持っている、
「音楽の大空を自由に飛び回るための、即興演奏の翼」を、
ダメ出し言葉の斧(おの)でチョン切っているんですよ。
せっかく、「頭の中で鳴った音を無意識に弾こうとする」という即興演奏の神髄の片りんを、子どもが見せているにもかかわらず、
その子の「音楽の自由への翼」を根元からチョン切ったあげくに、
「楽譜」という牢屋に押し込める!
見てごらんなさいな。
ショパンを楽譜を見ながら華麗に弾く、神経質そうな生徒たちを。
彼らは、翼をもぎ取られて、「楽譜」という牢獄の中から出られずに、二本足でパタパタパタパタ走り回っている、翼の無い小鳥ではありませんか!
幼い頃にいちはやく、即興演奏の翼をもぎ取られたから、飛ぶことを知らない。 だから、
小学校の高学年あたりからグレード検定を受けるようになると、
即興演奏で行き詰る。
即興演奏の翼が無いから。
幼い頃に、即興演奏の翼を、ピアノ教師に、切り取られてしまったから。
「楽譜」という牢屋の外には、音楽の無限の大空が広がっているのに、
翼をもぎとられて「楽譜」という牢屋の中に閉じ込められて育ったから、
「楽譜(牢屋)」の外に出るのが怖い。
「楽譜(牢屋)」の外の音を弾くのが怖い。
だいいち、外に出ても、羽ばたけない。
幼い頃に、翼をもぎ取られてしまったから。
そして、
よく見ると、彼らを教えるピアノ教師たちも、翼の無い鳥なのである。
即興演奏の空を飛んだことがないから、自分の生徒に、飛ぶことを見せて教えることができない。
「楽譜」という牢屋の中で、脚でバタバタ走り回ることしか、彼らは教えることができない。
だからこそ、ピアノ教師は、楽譜に病的に固執する。
彼らにとって「楽譜」という牢屋の中にいるほうが、安全に感じるからだ。
翼が無いから。空を飛べないから。
空を飛ぶためには、翼の広げ方や、羽ばたき方を、練習するのは当然だ。
鳥は、最初から、飛べるわけではない。
巣の中から、巣立つときに、はじめて、幼い翼を広げて、親鳥を追って、親鳥の飛び方を見よう見マネで、巣から飛び立つ。
最初のうちは、飛び方はぎこちない。失敗もする。
だが、1日、2日、1週間もすれば、翼の使い方をだんだん覚えて、自由に飛び始める。
翼があれば、あとは自分で何度も飛んでいれば、必ず飛べるようになる。
しかしながら、
生徒は、幼い頃に、翼の無いピアノ教師から、翼を切り取られてしまった。
心の翼を、切り取られてしまった。
だから、心理的に、飛べなくなってしまったのである。
そして、
生徒の翼をもぎとった、翼の無いピアノ教師は、
彼らが幼い生徒だった頃、彼らのピアノ教師に、心の翼をもぎ取られたのだ。
あれれ? 今回も、
書こうとした内容から、おおきくそれてしまいましたね。
続きというか本題は、次回に! というのもなんなんで、
今回私が書きたかったのは、
緑枠の部分👇って、ロマン派の時代の音楽の「キメ」ではなかろうか!?

👆ということだったのでした。
👇「キメ」というのは、フュージョンで言われる言葉で、曲の中で全ての楽器(ホーン、ドラム、ベース、ギター、鍵盤など)が全員で「ツチャッチャッ!」って演奏する、「リズム感あふれる高速の tutti(全部の楽器が同時に音を鳴らす)」みたいな感じですかね?

👆上記の緑枠の部分は、「ハンガリアン・ラプソディ No.2」の冒頭の「つかみ」部分の「キメ」といえるような、高速で、リズム感が有り、しかも、オレンジ枠内の「Ger(+6)の第3転回形和音」のSATB4声が同時に平行移動して対位法をぶっ潰して次の「カデンシャル6-4和音」に移動するという、ドラマチックでバイオレンスな、曲中のパンクチュエーション的ポイントになっていませんかね?(Ger(+6)は、検索するとすぐ出てきます)
👆ロマン派の時代は、リストがリサイタルで、この部分で「キメ」たら、リスト目当てに会場に押しよせた追っかけ女性ファンたちはいっせいに「キメ」られて卒倒したかもしれませんね!
👆あれ? 曲のいちばん最初の低音部の「ジャジャーン」も「キメ」に聞こえはじめたよ! しょっぱなから「キメ」てきたねリストは!
ところが、時代が進むと、もはやロマン派時代の「キメ」ごときでは、ぜんぜん満足できなくなって、20世紀も終わり頃になると、次の動画のように、曲が「キメ」のテンコ盛りで「キメ」のほうが他の部分より多い!みたいな「キメッキメ!」の音楽に進化していったのかもしれませんね👇
今回の記事は以上です。次回に続く。
以下は、前々回の、そのまた前の記事だったかな?
他の動画も貼り付けてあるので、残しておきます👇
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前回の記事は、
「リスト=メタルでしょ!」と私が確信した理由を、
リストの代表曲をフィーチャーして、ジャズ目線で楽曲分析(analysis)しようと表明したところで尻切れトンボになっていましたが、
今回の記事から、リストの代表曲のアナリ~ゼ(楽曲分析 analysis)をはじめますよ!
とはいえ、前回書いたとおり、
私はジャズもクラシックも、つまり音楽全般に疎いんですが、
ちょっとかじったジャズの内容を使って、リストをジャジーに分析して楽しんでみようかなっ!という、
音楽素人による無邪気で微笑ましい企画ですので、
ジャズやメタル愛好家の皆様は、どうぞ生暖かい目で御笑覧下さいましたら幸いでございます。
「ショパン=メタル」の第②記事では、「幻想即興曲」のAメロの旋律(メロディーライン)のスケール(モード)を想像して遊んでみましたが👇
その前に、今回も、
ショパンやリストなどの「ロマン派」と「メタル」の共通性を、
山田五郎氏のこの動画で振り返っておきたいと思う方もいらっしゃるかもしれませんので、今回もしつこく貼り付けておきます。ショパンやリストのことも出てきましたよ!👇
そして、ご参考までに、
GoogleAIがこんなことを教えてくれたのでした👇
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フランツ・リストの楽曲は、その劇的で超絶技巧的なスタイルから「元祖メタル」とも評され、特にDan Mummによる『ハンガリアン・ラプソディ第2番』のギターメタルカバーや、『ラ・カンパネラ』のシンフォニックメタルアレンジなどが有名です。ピアノの悪魔的な技術がハードロックやヘヴィメタルと非常に相性が良く、多くのカバー動画が存在します。
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AIによると、「リストはメタルである」ということですね。
ここまでは、前回の内容と変わりませんでした。本編はここからです👇
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前回予告したとおり、
リストの「お遊び楽曲分析(analysisアナリシス)」でフィーチャーするのは、ハンガリー出身のリストの代表曲、
「ハンガリアン ラプソディ No.2」です。
それでは、模範演奏動画をどうぞ!👇
👆このギタリストさんのエモーショナルな「泣きのギター」に聴き入っちゃってヘッドバンギングしていると旋律(メロディー)が全然頭に入ってきませんので、醒めたピアノで音の粒を確認すると👇
実は、私が子どもの頃に、生まれて初めてリストの「ハンガリアン・ラプソディ No.2」を聞いたのは、この人の演奏でした。「リスト=メタル」だがジャズでも「あ可(か)よろし」!👇
👆オイゲン・キケロによるジャズバージョンは、原曲キーから半音下にズレた「Cマイナー」ですね。
これから出てくるアナリ~ゼ譜面は「相対音感(移動ド)」が無いと厳しい内容もあると思うので、
特にクラシックピアノ人さんは、キケロのジャズバージョンを参考にするとよいかもです。「C=ド」という「絶対音感(固定ド)」で旋律を把握できますからね。
そして、ここからが、今回の記事のメインですが:
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とりあえず、最初の8小節ですが、こんな感じですかね?👇

㊟1:赤字の「音階番号」は、トニック(トニカ)のC#を「1」としたドレミファソラシを1234567であらわしたものです。「b6」は「♭6」のことです。つまり「C#マイナー」のキーの「移動ド」読みです。
㊟2:緑字の「和音記号」は、マイナー和音が小文字になっているなど、アメリカの音楽表記の見よう見まねのマネっこです。だから、ちゃんとした書き方ではありません。
㊟3:「教会旋法(モード)」は、「このコードでアドリブ(即興)演奏する場合は、このモードを使うのかな~?」と私が単に想像したモードです。
⛪その「教会旋法(モード)」なんですが、赤文字の「音階番号」を見ると、やたら「b6(フラット6th)」が多くありません?
そして「V」和音の小節の「b6(フラット6th)」は、「I」和音では「b2(フラット2)」の音ですよね?
そんなわけで、気がついたら全部、「フリジアン系」や「ロクリアン系」のモードと「エオリアン」になっちゃいました。
⛪「フリジアン Major(メイジャー)」モードは、「フリジアン」の第3音が「♮3 (メイジャー3rd)」のモードです(たしかハーモニックマイナースケールの5番目のモードでしたかね?)。
「♮3 (メイジャー3rd)」と「♭7」を持つ、「ドミナント7(属7)系」のモードだと思いますが、それを「I 度」の和音で使ってみたのは、ケルト音楽などヨーロッパ辺境の土着の民族音楽では、「I度」の和音に「ミクソリディアン」モードを使うことが多いでしょ? たしか、バルトークの「ミクロコスモス」にも「ミクソリディアン」を使った曲があったと思うよ。
「ハンガリアン・ラプソディ」も民族音楽っぽい感じがするので、「アイオニアン系」じゃないモードにしてみました。
⛪⑧小節目の「フリジアン ♭4」は、「フリジアン」の第4音が「♭4」のモードです(たしかハーモニックメイジャースケールの3番目のモードだったですかね?)
「♭4」は実質上「♮3 (メイジャー3rd)」と「エンハーモニック(enharmonic)」っていうんでしたっけ?つまり、同じ鍵盤を弾くことになるから、実質的に「ドミナント7(属7)」コードの必須アイテム「メイジャー3rd」と「♭7」の両方を持つ「フリジアン」系のモードになるので、そうしてみました。
⑧小節目の基本和音は「V7(ドミナント7=属7)」ですもんね。
⛪②と④小節目のコードは「m7(♭5)」のハーフディミニッシュコードだと思いますが、対応するモードを「ロクリアン ♮2 (half-diminished)」にしないで「ロクリアン」にしたのは、メロディーラインに「♭2」が入っていて「ロクリアン」っぽかったので、そうしました。
もちろん、
「「♭2」と「♮2」の衝突がカッコイイんじゃないかぁー!」と思う
ハーモニー巧者の方々が、きっといらっしゃると思います。
⛪こういうものは、どれが正しいとかが無いと思うので、単に私の好みでモードを充ててみただけです。
⛪とくに、モダンジャズや現代音楽といった20世紀以降のハーモニー(和声)じゃないともはや満足できなくなった、ハーモニー巧者になればなるほど、半音どうしが衝突する和声が心地良く感じるのではないかと、私は想像します。
⛪だからこそ、あなたの音感が進化すればするほど、
「間違った音は存在しない。在るのは、こっち音の方があっちの音よりもイイ感じかもね~、ということだけである。」(←私による超訳)
という、セロニアス・モンク大師のマントラが、心に染み入るばかりになっていくと思うのです。 AI検索で出てきます👇
Thelonious Monk’s famous philosophy, “There are no wrong notes; some are just more right than others”
このような、音楽耳が極度に進化してしまった人たちは、いうなれば、
「果物だったらドリアン!」とか、
チーズだったら青かびまみれの「こんな腐ったもん誰が食べるの!?」なチーズしか食べないとか、
「酒のアテは「ホヤ」に限る!」みたいな人たちと同じですかね? 要は、
行くところまで行っちゃって、もう普通の味には戻れなくなってしまった人たちですね。 つまり、
「和声(ハーモニー)MENSAの会」みたいなのがあったら軽々と入会できる人たちだろうね。 もっとも、
彼らが、「ツェルニー和声」まみれの一般音楽素人の世界の中で幸せかどうかは、まったく別の話になるとは思いますが。
⛪そして、いちばん重要なことは:
「フリジアン」とか「ロクリアン」とかモードをいろいろ知っていて滔々(とうとう)と語れても、実際に鍵盤でアドリブ演奏出来なければ何にもならないということです。 そうですよね、ジャズピアノ愛好家の皆さん。
だから、
⛪クラシックピアノ人さんへ:
ジャズはリードシード(コード譜)を見ながら、脳内の引き出しから条件反射的に選んだモードを使って即興演奏する音楽ですから、二段構えの楽譜を正確に再現演奏する行為は「なんちゃってジャズ」「ニセモノジャズ」です。
⛪実は、二段構えの楽譜の中の「音符が書かれていない部分」に、たくさんの宝の山が埋まっているのです。 だから、
ジャズでは「間違えて弾いちゃった!」音のほうがカッコよい音になったりすることが、よくあるのだと思います。
👆これが、楽譜を再現演奏するだけの音楽と、ジャズなどの即興演奏音楽との、決定的な違いです。
そして、上記で使った:
🎸「フリジアン Major(メイジャー)」は、ハーモニックマイナースケールに含まれるモードで、
🎸「フリジアン ♭4」は、ハーモニックメイジャースケールのモードでして、あれ!?
「ハーモニックマイナー(1 2 b3 4 5 [b6 7])」
「ハーモニックメイジャー (1 2 ♮3 4 5 [b6 7])」
両方とも、
[b6 - 7]のインターバルが「オグメンテッド2nd (増2度)」だ!
私は、
「オグメンテッド2nd(増2度)」ないしは「マイナー3rd(短3度)」という、
「半音3個分」のインターバルが⚡メタルポイント⚡である!
と、「ベートーベンはメタルか?」の記事で直感していたのだ!
そして、
「メタルのギタリストは「ハーモニックマイナー」スケールを好んで使う」
ことを、Rick Beato氏の動画で知ったのだった!(冒頭の部分。英語の字幕表示機能有り)👇
つまり、冒頭のイントロから、
⚡メタルポイント⚡を内包する「メタル」なスケールのモードを連想させまくりの、
リストの「ハンガリアン・ラプソディ No.2」は、
メタルでしかない!
という結論に私は達したのだった!
さらに!
「ハンガリアン・ラプソディ No.2」は、
冒頭の旋律から「フリジアン系」のモードを連想させてしまうのだが、
じつは、
メタルでも「フリジアン」の [1 b2]を彷彿とさせるリフが使われていることを、私は知ったのだった!
それがこれらの曲だ!
イントロのコードに合わせて弾くギターのリフの(1 b2)を体感してくれ!👇
👆この記事を最初にアップしたときは、アイアンメイデンの動画を貼ったのですが、サムネのアイアンメイデン?(骸骨の女性)の顔がとても怖いので、メタリカの動画と差し替えました。
👆上記の動画を知った情報源は、Wikipediaのこのくだりである!👇
+++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++++
Rock and Metal
"War" by Joe Satriani[39][40]
情報源はここである!👇
https://en.wikipedia.org/wiki/Phrygian_mode
+++++++++++++++++++++++++++++++
そしてこれが、私が至った結論である!👇
リストの「ハンガリアン・ラプソディNo.2」は、
⚡「オグメンテッド2nd(増2)」を内包する「ハーモニック」スケールの「フリジアン系」モードを連想させる。また、
⚡「フリジアン」は、[1 b2]によって、おどろおどろしいサウンド感ができる。
これはもう、メタルとしか言いようがない!
そして、
メタルさながらに「死体にトドメを刺す!」のが、
リストが🌹ハンガリー🌹出身であるという点である!
🌹ハンガリー🌹
そう!
メタルをメタルに聞こえさせる、メタルの音楽的特徴、すなわち
⚡メタルポイント⚡ともいうべき「オグメンテッド2nd(増2)」が2個も入った、
ある意味で⚡究極のメタルスケール⚡ともいえる
「ダブルハーモニックスケール(1 [b2 3] 4 5 [b6 7])」
の4番目のモードが、その名もズバリ、
「🌹ハンガリアン🌹マイナー(1 2 [b3 #4] 5 [b6 7])」ではないか!
⚡リストは、出身地からしてメタルだった!⚡
今回の記事は以上です。
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過去に貼り付けた「クラシック=メタル」を強烈に裏付ける動画の数々👇
そしてなんと、「ラ・カンパネラ」のメタルカバーのギタータブ譜が、あのシンコーミュージックから! 「メタクラ」という言葉があるとは知りませんでした!👇
こから先も、過去の記事でアップした、
「ショパン=メタル」を完全に裏付けるパワフルな動画を、そのまま貼り付けておきますね👇
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ここから先も、過去の記事でアップした、
「クラシック音楽=メタル」を完全に裏付けるパワフルな動画を、そのまま貼り付けておきます👇
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~ピアノ方丈記~
