フィンランドの西諸島へクリスマスバブルを買いに行く
クリスマスツリーの生木が売られるまで、飾りだけ気に入ったものを見つけては買い溜めていっているこの頃です。
日本では12月頭にはアメリカから輸入されたもみの木が店頭に並んでいたと東京の知人が教えてくれましたが、ヘルシンキのうちの近所のスーパーやショッピングセンターではまだ売っていませんね。。
日本ではクリスマス直後にツリーを仕舞って正月用の飾りに変えますが、欧米では当然、しめ縄や門松はないので年明けまでツリーを飾っています。
生の切木は1ヶ月程度持つのですが、あまり早く飾ると枯れてしまうから日本より遅めなのかなと思います。
来週くらいには売られるのかな?
クリスマスバブルを求めて225km
クリスマスツリーのオーナメントをインターネットで見ていて、画像検索で「これだ!」と思ったものがあり、掲載元はフィンランドのガラス工房のようです。
サイトを見てみると色とりどりの可愛いガラスボールがあります。まさにクリスマスバブルです。

「Paratiisipaja(パラダイス工房)」と言うお店で、フィンランドの西の都トゥルクを超え、西の海に浮かぶ島Leonsaari(レオン島)の中にありました。
ヘルシンキから225km、車で約2.5時間かかるようです。

ヘルシンキから遠いけど、、行けなくはない。
この島までは橋が通っているので車で行けそうです。(3つの島を超える。)
画像で見て気に入ったガラスボールの特徴から、同じものでも、ひとつとして同じ柄にはならなさそうなので、オンラインで買うより実物から気に入った柄を選びたいものです。
というわけでお店まで行ってきます!
余談なのですが、クリスマスオーナメントをバブル(bubbles)と話す人が過去に何人かいたので、「ボール状のものを泡(バブル)のようだからそう呼ぶのかな」と思っていましたが、特にイギリス英語ではボールに拘らずクリスマスツリーの飾り全体をバブルと言うようです。アメリカ英語ではオーナメント(ornaments)なのですね。
でも私は、ガラスのボールが泡のようにクリスマスツリーの周りにぷかぷかしているイメージが可愛いと思うので、これからも勝手に「ボール状のガラスのオーナメント=バブル」と言うのもアリかなと思います!
今回は、ややこしいので以下はガラスボールに表記を統一ということで。。
クスタヴィ ハンドクラフトヴィレッジ(Kustavi Handicraft Village)
Leonsaari(レオン島)の真ん中に様々なハンドクラフトの工房が集まる村があります。
クスタヴィ(Kustavi)は島にある一番大きな町の名前です。
朝、10時に車でヘルシンキを出発して村に到着したのは12時20分でした。

クラフト陶器が買えるお店
村の中にある、クスタヴィで造られる陶器が買えるお店。
商品はどれもとても可愛いです。
シンプルで、一般的なメーカーものにはない微妙な形の違いがそれぞれにあり、どれひとつとっても2つと同じものはありません。
島だからか、灯台や魚など海にまつわるデザインが多いです。










「これ、お酒用のトックリにいいね!」と選んだ花瓶とおちょこに使えそうな小さな器を買いました。
会計の時に「これ、日本酒用に使うんだ」とダンナがスタッフさんに話していて、お店の方は「それは思いつかなかったわ!良いアイデアかも。」と笑っていました。

鍛冶屋の工房
鉄でアイテムを作る工房があったので覗かせてもらいました。
ドアの取手などこちらで作ったものが、村のあちこちで使われているようです。
いかにも職人、といった一見無愛想なお兄さんが黙々と火の前で作業をしていました。




ガラスとキャンドルのお店
ついに探していたガラス工房へ。
ガラスボールのほかにも花器やカップなど様々なアイテムが並んでいます。




ショップにはオリジナルキャンドルや、洋服なども売っています。







今回の目的のガラスボールはカラーバリエーションが豊富です。
ひとつひとつ、少しづつ色や大きさが違うのでどれにしようかとても悩みました。


最終的に9個のボールを買いました。
レジには母娘のお二人がいらっしゃって、「フィンランドの初めてのクリスマスでツリーに飾るんです」と話すと「そんな特別なクリスマスに選んでくれてありがとう!」と嬉しそうに笑ってくれました。
カフェでフィンランドで私史上2番目に美味しいムンキを食べる
陶器を買った最初のお店で€50以上購入したので、コーヒーとムンキ(フィンランドのドーナツ)を無料で食べられるチケットをもらい、最後に引き換えが出来るカフェに立ち寄りました。

中に入ると暖炉の焚き火がパチパチと音を立てて、室内に暖かい光と温もりを与えてくれています。




ムンキといえばフィンランドの東、ルーマキのあたりで食べたローカルのパン屋さんがフィンランド一だと思っているのですが、このレオン島のムンキはそれに匹敵するくらい美味しかったです。


今回のムンキは表面がザクっとして少し厚め。
この部分が若干脂分が多くて重いのがわたしの胃にはツラいかな。。
でも表面のザクザク感は愉しく、中のムチっとしてふわっとした生地がクセになります。
私たちがいる間に皿の上に山になっていたムンキは、あっという間に空になるほど売れていきました!

ローカルアンティークショップに立ち寄る
帰りに、道路上にポツンと佇むアンティークショップに寄りました。
イッタラなどの人気食器やムーミングッズの歴史あるものから最近のものまで並んでいました。






面白いものがありました。
わたしは初めて見る、通貨がユーロになる前のフィンランドのお金。

今回イチの、わたしのお気に入りのマグ(買ってないけど)。

入り口で、地元のサッカーチームの小さな女の子がコインスクラッチのアドベントカレンダーを€10で売っていて、私たちにも「要りませんか〜」と声をかけてきました。
ダンナが、
「ごめん、キャッシュは持っていなくて。」
というと、
「クレジットカードも使えます!」
と女の子がニッコリし、
近くでチームの顧問らしき大人の方が支払いの機械を持ち、ニコニコして買って欲しそうにこちらを見ています。
「負けたよ!」とカードでお支払い。

わたし達は、ほんとにキャッシュは無いのと、必要無いものなのでお断りしたつもりだったのですが、小さな女の子が1日お店に立ってクラブ運営費用を集めようとしてるのを応援したいということで、アドベントカレンダーをいただきました。
かわいい子供の笑顔には降参です!

おわりに
フィンランドには18万を超える島があり、今回はフィンランドの陸の西の果てから、海を渡った島にクリスマスバブルを求めて行ってきました。
海に囲まれた島は、灯台や魚屋さんなど海を思わせるものが各所にあり、夏に来ると今と違った開放的な雰囲気で楽しそうです。
購入したガラスボールはツリーを買ったら開封してお見せできるnoteを書きたいと思います。
最西端の島はオーランドあたりになるのですが、ここまでは道路は通っていないので、来年、暖かくなったらフェリーで行ってみたいな。

★わたし史上ナンバー1ムンキを食べた日のお話はこちら!
★今回買ったクリスマスバブルを飾った日のこと
