見出し画像

アニオタ夫婦が自作のダーツ環境を構築して家ダーツを始めた話。

半年前に妻と共にダーツを始めた。
始めた経緯については別記事を読んでほしい。


ダーツ歴2〜3ヶ月の頃、ネットでホームダーツの存在を目にした。
最近はただのダーツボードではなく、スマホと接続して店頭と同じようなゲームができるらしい。その名も「DARTSLIVE Home」。

初めは他人事だったが、妻が家の空きスペースを指差して「ここなら設置できそうだね」と現実的な話をし始めた。

ホームダーツの一番の懸念点は騒音にある。
賃貸なら細心の注意を払う必要があるだろう。

幸いにも、妻が指したそのスペースは、四方すべて自分の部屋。
加えて、下の階も自分の部屋、というか蔵。
つまり、上の階だけ気にすれば済むのだ。

設置場所はその部屋(仕事部屋)のドア横に決まった。
きっかけは妻の提案だったが、確かに理想的な場所だった。

家で酒飲みながらアニメ見ながらダーツできたら最高ではないか?
⋯さて、どう設置しようか。

構想

1.ダーツボード

ダーツボードは先に言った通り「DARTSLIVE home」を購入する。この機種を買えば家でゲームができるらしいが、セグメントが別体になっている分、音が大きい。

※なお、現在は静音性を上げたProバージョンが発売されているが、私がこの構想をしている時点ではまだ発表されていなかった。タイミングが悪い。

2.ダーツボードスタンド

ダーツボードを固定するスタンドはダーツボードとセットで売られている。しかし値段が結構かかる割に、ポール型だとゲーム中に少しずつ回転してしまいそうに見えた。あと、シンプルにダサイ。

公式サイトより引用。価格は¥17,380とのこと。

世の中、調べてみるとスタンドを自作している人は多いようだ。見た目に拘ったり、強度を上げたりはもちろんだが、単純に質量を上げることで防振性が上がる。アクセサリを付けるのが簡単で拡張性もある。

それに、せっかくDARTSLIVE Homeを購入するのだから、iPadの画面ではなくモニターに出力して店頭さながらの環境を作りたい。

…というわけで、今回はこれを自作する。

設計

ダーツがボードに当たるときの衝撃音は、セグメントが振動しているため空間鳴りが強く、隣の部屋によく聞こえてしまう。一方で、ダーツボードの振動は、スタンドを経由して上下方向に響くだろう。これを抑えるためにも、フレームは剛度高めに作りたい。

そんなこんなで設計を進めてみる。
ラブリコで2X4材を2本立て、その間にボードを設置する構成を考えた。2X4材1本の構造も考えたが、剛性と拡張性が低そうでやめた。

調達

今回用意する材料は以下の通り。
ホームセンターに行って値段と質を確認したあと、通販も活用。家にあったもののおかげもあるが、市販スタンドよりも安く済んだ。

木材はホームセンターでカットしてもらい、妻に軽トラを運転してもらって家に搬入した。昔、酒棚を作るために買った安い木材が経年で反ってしまった経験があるので、今回はそれなりに質のいい木材を選択。中でも、防振性を考慮して密度の高いものを購入した。

ホームセンターの軽トラをレンタルした妻。

塗装

カット後の木材をよくヤスリがけした後、まずは部材を黒く塗装する。使ったのはフリーコートという水性塗料。サンプルのツヤ感を見て気に入り、ヨドバシ・ドット・コムでポチった。

ハケで塗って、念入りに乾かす。

我が家の作業場(蔵)

組立

1.ダーツボードの設置

ボードの衝撃を吸収するため、防振ゴムをボード裏に挟んだ構成をちらほら目にした。中でもこちらの蝶形ナットを使ったボードの固定方法はかなり参考になった。ゴムに対して引き込むことで面圧着させることができる。

2.モニターの設置

iPadからミラーリングケーブルで繋いでアプリ画面をモニターに投影する。家に眠っていた21インチモニターが入るように設計。取付けが1X4材の幅に収まるアームをAmazonで探して購入。首振りもあっていい感じ。

3.棚の設置

操作しやすい高さに棚板を設け、iPadを設置した。これまた家に眠っていた古いiPadが役に立った。もともと使っていたカバーがそのままスタンドになってくれた。また、棚の裏には電源タップとそのスイッチを格納しておく。

iPadの左右にダーツスタンドを設置した。市販でもダーツスタンドは売っているが、形状がシンプルなので3Dプリンターで自作してみた。穴形状はチップに沿わせて先はΦ2.5、根本はΦ3のテーパーにしている。


4.照明の設置

店頭と違ってダーツボード盤面が光らないので、外部照明を設置したい。
そこで家にあったLEDライトを改造して固定してみた。部屋の雰囲気に合わせて電球色のLEDを採用。

13年くらい前に、「目を悪くするから」と親が買ってくれたライトだったが、あまり取り回しがよくなくて当時は使いこなせず。ここに来て使い道がくるとは…。

5.スローラインの設置

投げる位置を示すため、一般的にはダーツマットを敷くことが多い。
うちの場合は床にクッションフロアを敷いているため、ダーツ落下時の音も柔らかく、傷つく心配もない。そのため、簡易的なシートタイプのスローラインを買って貼ることにした。

6.配線

ダーツボード本体、照明、モニター、iPad充電の4口電源タップがマストになる。最寄りのコンセントからダーツボードまではドアを跨ぐため、邪魔にならないように配線カバーを使って上を通した。

完成

無事、仕事部屋の一角がダーツ場になった。(以前作った酒棚は気にしないでほしい。)ちなみに音は部屋のスピーカーにBluetoothで接続して流している。

実際にプレイしてみても、お店と全く遜色ない。二人で家にいる日は横でアニメやライブDVDを見ながらダーツを楽しんでいる。外投げに行けば1回1500円くらいかかるだろうから、すぐ元がとれそうだ。

気になる「音」だが、確かに隣の部屋には聞こえる。が、フレームの振動はかなり抑えられている気がする。念のため、21時以降はやらない決まりにした。余裕ができたらDARTSLIVE Home Proに換装してみたい。

家ダーツを楽しむ妻。

今後の課題

実はまだモニターの画面比が合っていない。
古いモニターに変換アダプタを噛ませて使っているので拡張設定ができなかったのだ。今後の改良項目である。

ダーツライブアプリ側は16:9に対応している。すごいよね。

ダーツ歴はまだ6ヶ月で二人とも腕前はド素人。既に家ダーツ稼働から3ヶ月ほど経っている今でも、定期的に遊んでいる。きっとダーツに飽きるまでは続くだろう。よければこちらの記事も読んでほしい。


いいなと思ったら応援しよう!