ニンニンニン!忍者のような「江戸走り」が人気
ここ半年ほどで、TikTokなどを中心に
一気にブレイクした「江戸走り」を
ご存知でしょうか?
最近では、かなり様々なメディアに
取り上げられて、益々知名度が
上がっているようですね。
ここnoteでも、流行していることを
受けて記事にしている方が多数
いらっしゃいます。
実例として二つほどご紹介して
おきましょう。
そして何より、
この「江戸走り」の提唱者である
大場克則さんが、noteにアカウントを
お持ちでして、3年~2年前にかけて
記事をアップされていました。
独自ドメイン「edobashiri.com」も
お持ちになっているほか、
TikTokにInstagramなどなど、
情報発信に力を入れていることが
よく分かります。
「江戸走り」で特に話題をさらったのは、
何と言ってもこの横を向いて走る姿に
違いありません。
@katsunori_oba 半身で横に走る 江戸時代の走り方#江戸時代の走り方 #ナンバ走り #半身 #横走り #走る
♬ オリジナル楽曲 - katsunori_oba - 大場克則
外旋(左手)が「何でやねん!」
内旋(右手)が「パーンチ!」
そのまま横向きでピョコピョコと
走り始めるその姿が非常にコミカルで、
つい人に話したくなるというのも
分かる気がします。
今では、走り方を教えて欲しい!
という要望があまりに多いとのことで、
全国各地で講習会を開くほどの
人気ぶり。
そんな大場さんの「江戸走り」研究、
始まりは2014年にまで遡ります。
江戸時代の走り方に興味を持ち、
古い文献にあたったり、
自分自身を実験台にして色々と
試行錯誤の上、現在拡散中の横走りを
含めた「江戸走り」体系を編み出すに
至りました。
「江戸走り」という言葉は、
大場さんが言い出しっぺだと思われ、
むしろ「ナンバ走り」という名前の
方が人口に膾炙していましたよね。
佐川急便のロゴマークにもなっている
飛脚は、正に「ナンバ走り」だったと
いう話は、割と多くの人が知っている
ように思います。
「ナンバ走り」を研究している方も
昔からいらっしゃいますが、
大場さんほどブレイクした方は
かつていなかったでしょう。
私自身も、たまたま同じ2014年頃から、
「ビブラムファイブフィンガーズ」
という5本の指が分かれている靴を
愛用し始め、それを履きこなすために
歩き方、走り方をあれこれ試行錯誤
する日々を過ごしてきました。
「江戸走り」や「ナンバ走り」の
理屈を説明している内容を読むに、
私が実践して会得して来た内容と
基本的な原理は同じようです。
結局のところ、現代社会のように
ヒトが底の厚い靴を履くように
なったのは、たかだか200年程度。
国によって、靴の種類や発展度合いは
大分異なるものの、つい最近までは
裸足ないし裸足に近い非常に粗末な
履物で長らく過ごして来たのは
事実でしょう。
人類の進化の歴史において、
圧倒的に長い時間を裸足に近い形で
過ごして来たということは、
人間の体はその裸足で過ごすことに
最適化されているはず。
裸足で過ごすにあたり、
靴で歩くときとの最大の違い、
それは、衝撃を吸収するために
フォアフット(前足)着地を
要することだと思います。
フォアフット着地をすることで、
土踏まずのアーチ部分が
クッションの役割を果たし、
着地の衝撃をやわらげてくれる
というわけなんですね。
靴が登場して、それなりに厚みの
ある底が、それなりに衝撃を吸収
してくれるものですから、
アーチを使わずに、かかと着地を
するようになりました。
これは、フォアフット着地に比べて
歩幅をより効率的に稼げることで
より速く前に進むことができるため、
みんなその歩き方にすっかり
慣れ親しんでしまったわけです。
但し、かかと着地は、着地の衝撃が
ダイレクトにひざや腰に伝わるもの
ですから、ひざ痛や腰痛に悩む人が
後を絶たないという状況が生まれて
いるのですね。
以上のような理屈を踏まえ、
裸足に近い、底の薄いビブラムの
靴を履いて過ごすことがすっかり
日常の習慣と化している私。
聞かれる度に、こういった話を
力説してきたにもかかわらず、
なかなかお仲間が現れません。
インフルエンサーとしては
全くもって機能不全であることを
日々証明しているわけですが、
自分の趣味ですし、そもそも
誰からも頼まれてはいないので、
特に気にしていなかったのです。
しかし、大場さんのあまりの
バズりっぷりを見るにつけて、
自分もやりようによってはこの
ビブラムのシューズをバズらせる
ことは十分可能だったのでは
なかろうか、などと要らぬ妄想を
してみたりもしました。
兎にも角にも、江戸時代の歩き方や
走り方にスポットライトが当たり、
より多くの人が、正しい体の使い方や
健康に過ごす方法の確立に手間暇を
かけていってくれるのは、
この社会にとって非常に良いことで
あると思うところです。
最後に、
「江戸走り」やビブラムのシューズに
興味を持ってくださった方々に、
一点だけ注意点を申し上げさせて
ください。
「江戸走り」にせよ、
ビブラムのシューズにせよ、
慣れるまでに相当な時間をかける
ことを推奨いたします。
というのも、普段かかと着地で生活
している人が、急にフォアフットで
着地するようになると、
様々な部位を傷めるリスクがある
からです。
実際、私が最初にビブラムを履いて
試しにランニングをしたときは、
僅か500~600m走ったところで
身体に異変を感じ、よろよろと
歩いて家に戻りました。
その後一週間近くにわたり
全身筋肉痛に襲われたことで、
「この靴、この理屈はホンモノだ」
と納得した経緯があるのです。
その後、私はゆっくりと走行距離を
伸ばし続け、3年でハーフ(約20㎞)、
4年かけてフル(42㎞)を走破する
までに至りました。
もっと話を聞きたい場合は、
別途お声がけくだい。
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