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ヨーロッパを列車で旅して気付いた8つのこと

2025年に47日間旅をする間、都市間の移動は列車だった。
行きたい場所が広範囲だったので、ユーレイル・グローバル・パス(1等2か月有効)を買った。
旅の間、飛行機に乗ったのはモン・サン・ミシェルからマドリードへの移動で1度だけ。それ以外はすべて列車で、夜行列車にも3回乗った(【体験談】ヨーロッパの夜行列車Nightjet|クシェットと寝台車)。

この記事では、私がヨーロッパを列車で旅する間に気付いたことをシェアしたい。といっても役立つ情報というより、私が単純に「へぇ」と思ったことだ。気軽にお読みいただけると嬉しい。

①列車の運賃は変動する

ヨーロッパの列車の切符は、値段が固定されていない。↑の夜行列車の記事にも書いたが、飛行機と同じように、切符を買うタイミングで変わってくる。
また、ユーレイル・グローバル・パスを持っていても、予約料金はかかる。この予約料金も、買い方(オンラインか駅窓口か、いつ買うか)によって値段に差があった。
一度、コルドバからバルセロナまでの予約をしようとしたときに、オンライン上で12€と出た。でもコルドバ駅の窓口に行って予約したら4€と言われ、思わず「え、4€?」と聞き返したことがあった。私のようなバジェットトラベラーにはその差は大きい…。

②基本、改札はない

ヨーロッパの駅には改札はないのが一般的だった。
(一方、メトロ-地下鉄-は、ブリュッセルもパリもローマもバルセロナも改札があった)

ローマでは、チケットの使用開始の刻印が必要なのでご注意を。
刻印しないと、チケットを持っていても罰金を支払うことになるとのこと。

ブダペストのメトロは改札がなく、エスカレーターを上がったら係員が立っていて、チケットのコードを読み取っていた。しかも場所はいつも同じとは限らないらしい(行きと帰りで係員の立っている場所が違った)。
私は24時間有効のチケット(バスにも乗れる)を買ったが、時間が期限内におさまっているかどうかちょっとドキドキしてしまった。

③1等車は端っこ(なので歩く)

日本の新幹線では、グリーン車は全体の真ん中に配置されている。エスカレーターなどからの導線も良く、歩く距離が短くなるよう設計されている気がする。しかし、ヨーロッパの1等車はたいてい先頭車両だった。頭端式ホームだと、一番遠くになることもある。
重いバックパックを担いで旅をしていた私は、1等車両が遠くにあるたび、
「チケット高いのに何故こんなに歩く…」
と釈然としなかった。
ちなみに1等車の座席は1-2列。ひとり旅の私は1列側が快適だった。ちょっぴり「個室」感もある。

Railjet Xpressの1等車
インターシティ1等車
デンハーグ⇔ライデンの1等車2階席

④座席の向きは進行方向とは限らない

例えば東海道新幹線は、上り列車が東京に到着すると、清掃の際に座席の向きを回転してくれる。だから、下り列車として発車するときには、みんな進行方向を向いている。
でもヨーロッパではそうではなかった。
進行方向に背を向けて進むのはなんだか落ち着かなかった。
日本の「当たり前」は、海外では当たり前ではないのねと改めて思ったものである。

⑤サイレンス車両がある(けど静かとは限らない)

1等車両には、会議室風にデスクと椅子が並んだ車両があったり、「サイレンスエリア」があったりする。

ほぼ会議室(フレッチャロッサ1等車)
フレッチャロッサの1等車サイレンスエリア
こちらもフレッチャロッサの1等車サイレンスエリア

でも「サイレンスエリア」となっていても、必ずしも静かとは限らなくて…。
赤ちゃん連れは仕方ないとしても、家族連れのママが携帯で喋っていたのはちょっとびっくり。
勝手な思い込みだが、こういうときヨーロッパの人たちは注意をするのかなと思ったけれど、周りの人は迷惑そうにチラチラ見るだけで何も言わなかった。
…まあ、私もそのひとりなんだけど。

⑥自転車も乗れる

ヨーロッパの列車の車両には、自転車を置けるエリアを見かけることがあった。
(日本の列車にもあるのかな。私が知らないだけかもしれない)

ジュネーブからベルンへのインターシティ車内

⑦エスカレーターでは右に立つ、そして速い

東京では、エスカレーターに乗るときは左側に立つが、ヨーロッパの人々は、大阪と同じ右側に立っていることが多かった。
ニューヨークも右だったし、左に立つ東京は、世界的に見ると少数派らしい。
土地によって「暗黙のルール」が違うのって面白い。

ブダペストの駅のエスカレーター

また、東京に比べて、全体的にエスカレーターの動きが速かった。特にブダペストは速くて、タイミングをはかるのが下手な私はちょっと緊張してしまった。

⑧ドアは自分で開ける

列車やメトロやトラムのドアを自分で開けるスタイルも多かった。
開け方はボタンだったりレバーだったりいろいろ。
なので降車駅に着く前に、他の人のやり方を見てそれにならった。

ブリュッセルのメトロで見た、がっちりしたドアノブ
レバー式のパリのメトロ。ボタン式の車両もあった

旅の終盤に、パリのメトロで、当たり前のような顔をしてボタンを押し降車できた時には、実は心の中は意気揚々と小躍りしていた。
ああ、やっぱりパリに住んでみたい


※カバー画像は、コルドバ駅に到着したrenfe(レンフェ)

ヨーロッパの夜行列車について、体験談▼を書きました。

また、2025年の47日間ヨーロッパひとり旅のエピソードはこちら▼のマガジンにまとめています。




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