【兵庫県政の闇】「これまで申し上げた通り」を連発…?噛み合わない定例会見で浮き彫りになったおかしな矛盾

動画のアップロード日:2026年1月21日

こんにちは、カネさんです。

今回は、2026年1月21日に行われた兵庫県の斎藤知事の定例記者会見について、じっくりとお話ししていきたいと思います。今回の会見も、正直に言ってしまえば、これまでの「崩壊会見」の流れをそのまま引き継いだ、非常に厳しい内容になっていました。

この記事では、会見で何が語られ、何が語られなかったのか、そして浮き彫りになったおかしな矛盾点について、ファクトベースでわかりやすく整理していきます。

1周年の節目に噛み合わないやり取り

今回の会見が行われた1月21日は、非常に重い意味を持つ日です。実は、元県議である竹内氏の1周忌にあたる日でした。

会見ではフリージャーナリストの松本氏から、兵庫県の「自殺対策計画」の文言を引用した、非常に鋭い質問が飛びました。 県が掲げる計画の冒頭には、「誰も自殺に追い込まれることのない兵庫の実現を目指す」、そして「自殺対策は私たちが取り組むべき最も重要な課題の1つである」と明確に書かれています。

これに対して、知事自身がその「自殺対策推進本部」の最高責任者(本部長)であるにもかかわらず、ここ2年の間に文書問題や選挙を巡って関係者が亡くなっている現状について問われると、返ってきたのは非常に無機質なテンプレート回答でした。

  • 「自ら命を絶たれるということは、やはりあってはならないこと」

  • 「これからも対策を講じていきたい」

言葉自体は正論ですが、どこか他人事のような、一般論に終始する姿勢が印象的でした。

松本氏の追及 「県として対策を講じたとしても、知事自身がその原因を作っているというのは話にならないと思います。改めて、亡くなられた方々への思いはいかがですか?」

この厳しい追及に対し、知事は元県民局長や竹内元県議、そして職員の皆様の名前を挙げ、「改めてお悔やみを申し上げ、県政へのご尽力に感謝したい」と述べました。しかし、「ご自身の問題が発端になっていることへの認識」を問われると、即座にいつものフレーズが飛び出します。

  • 「文書問題に関しましては、県としては適切に対応してきたという認識に変わりありません」

質問は「ご自身の問題や選挙を巡って命が失われたことへの心情」を聴いているのに対し、返答は「手続きの適正さ」という別の話にすり替わってしまう。この、全く噛み合わない平行線のやり取りこそが、今の兵庫県政が抱える大きな課題を象徴しているように感じられます。

繰り返される「これまで申し上げた通り」の壁

会見の後半では、さらに議論が硬直化する場面が続きました。特に、かつての3月26日の会見における発言(公益通報や保護対象に関する解釈)について、内容を訂正する意思があるのかを問われた際のやり取りは、聞いていて強い違和感を覚えるものでした。

ジャーナリストの菅野氏から「当時の発言内容は訂正する必要がないのか」「発言内容はまだ生きているのか」と3回以上、角度を変えて質問が投げかけられましたが、知事の口から出たのは驚くほどの同じ言葉の繰り返しでした。

  • 「あの、それもこれまで申し上げてきた通りです」

  • 「あの、その点もこれまで申し上げてきたこと……」

  • 「適正・適法・適切にやっていきました」

具体的な事実関係や、当時言及していた「保護要件に該当しないと述べている専門家」が具体的に誰なのかという質問に対しても、明確な回答は得られず、すべて「これまで申し上げた通り」という言葉の壁で遮断されてしまいました。

このように質問に対して真正面から答えず、同じフレーズを連発する対応は、運用の現場や県民に大きな困惑を広げてしまうのではないかと、強い疑問が残ります。

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視線は手元の画面へ……会見中の姿勢への指摘

また、今回の会見で象徴的だったのが、知事が記者からの質問を聞いている間の姿勢です。菅野氏が解散選挙の大義について質問している最中、知事が手元のタブレット端末をずっと操作し、画面を凝視していることに対して、厳しい指摘が入る一幕がありました。

菅野氏からの指摘 「手元のタブレットを操作する必要はないと思います。僕が喋っているので、僕の顔を見てもらえますか。行儀悪いですよ」

このように直接的に注意を受けている間も、知事は手元の画面から目を離そうとせず、周囲からサポート(ささやき)を受けながら対応を続けるような様子が見られました。

もちろん、正確なデータを確認するために端末を見る必要性は理解できますが、人との対話、それも県民の代表である記者との緊張感あるやり取りにおいて、公人としての自覚や向き合う姿勢がどこまであるのか、そのコミュニケーションの雑さがどうしても目立ってしまっていました。

こうした情報不信やコミュニケーションのあり方が、なぜ大きな問題を生んでしまうのか。その本質を捉えるための視点として、こちらの新書が非常に参考になります。 兵庫県知事問題 失敗の本質 ――情報不信はなぜ生まれたか (ちくま新書 1920) 小林 和樹(Amazon)

まとめと今後の注目ポイント

今回の定例会見全体を振り返ると、子供たちの震災追悼行事でのメッセージについての質問にも具体的な内容に触れられなかったり、独自の電子マネー「はばタンPay」の応募状況に関する議論など、他にも多くの課題が山積していることが分かります。

しかし、最も大きな問題は、個々の政策の成否以前に、「都合の悪い質問に対して、既存のフレーズを繰り返して対話を拒絶してしまう構造」そのものにあると言えます。

どれだけ「適正・適切」と言葉を重ねても、対話の姿勢そのものが閉ざされていては、県政への信頼を取り戻すことは容易ではありません。表に出にくい力学や、大人の事情によってこのまま平行線が続くのか、それともどこかで変化が訪れるのか。兵庫県政の動向については、今後も一歩引いたフラットな目線で、厳しくファクトを追い続けていきたいと思います。

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この記事は、政経プラスチャンネルの動画・ライブをベースに、Geminiを利用して文章化したものです。内容については、アップロード日をベースに書き起こしていますので、その点ご理解ください。



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