プロンプトの前に渡すもの——「コンテキスト・パッケージ」で発信を速くする
AIへの依頼を毎回ゼロから書いていると、少しずつ疲れてくる。
「このテーマを分かりやすく」「私の口調で」「事実と意見は分けて」と、同じ説明を繰り返すことになるからだ。
そこで役に立つのが、記事や動画を作る前に渡す「コンテキスト・パッケージ」だ。
コンテキストを判断基準や語り口まで一枚にまとめる方法は、AIに渡す「自分の取扱説明書」の作り方――判断基準と語り口を一枚にするで詳しく扱っています。
プロンプトは指示、コンテキストは材料
プロンプトは、AIに何をしてほしいかを伝えるものだ。
一方、コンテキストは、その仕事をするためにAIが知る必要のある材料だ。
指示だけがあっても、材料がなければ、AIは平均的な答えを返す。材料が整理されていれば、短い指示でも原稿の精度は上がる。
一記事分のパッケージは六項目で足りる
今回のテーマ
何を扱う記事なのか。読者に残したい結論
読み終えた人に何を理解・判断してほしいか。確認済みの材料
資料、URL、日付、数字、発言。書き手の経験・評価
自分の言葉として残す部分。書かないこと
未確認事項、断定しない論点、触れない範囲。出力の条件
媒体、文字数、見出し、語り口、リンク先。
一度作れば、動画にもブログにも使える
このパッケージは、note専用ではない。
動画なら話す順番を作る材料になる。ブログなら根拠と見出しの設計になる。Xなら一投稿一論点に切り分ける土台になる。
媒体ごとに原稿を作り直すとしても、考えそのものを毎回作り直す必要はない。
最後に残すのは、完成原稿ではなく更新履歴
公開後に「ここは言い過ぎだった」「この説明の方が伝わった」と分かったなら、その理由をパッケージへ戻す。
次回のAIは、その修正理由を知った状態で働ける。
文脈の蓄積は、一度作って終わる仕組みではない。発信し、直し、また材料へ戻す。その循環があるから、AIは使うほど自分の仕事に合ってくる。
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・AIに渡す「自分の取扱説明書」の作り方——判断基準と語り口を一枚にする
https://note.com/poliplus/n/ncafc036474ab
・1本の動画を複数媒体へ展開するAI運用設計――人間に残す判断と責任
https://note.com/poliplus/n/nfa84bc37af7a
▼このテーマのまとめ
・AI×発信ノウハウまとめ
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