デザインがなかなか上手くならないのはなぜ?1ヵ月でも確実に上達する合言葉
こんにちは!デザイントースト代表のほりです。
皆さんで「デザインが上手くならない」という悩みを持ってる方いませんか?または、「ある特定のジャンルのデザインがなかなか上手くならない」「デザインが古いと言われる」…なども同様の原因があったりします。
200名以上の人を初心者・経験者問わず教えてきましたが「上手くなるのが早い人って、こういう人だよな!」と思った人が何名かいて、今回は決定版ならぬ個人的に結論が出た感じがあるので、シェアしたいと思い記事を書きました!

成長しづらい人ってどんな人?
上手くなる方法はシンプル。
がむしゃらに自分の脳内だけで解決しないこと、
納得いかなくても素直に意見を聞いてみること。
です。
よくわからんわ!とつっこみたくなるかもですが
説教じゃなくちゃんと説明しますので、ご安心を。
まず、私の経験上「成長が遅い人」というのも存在するので、そこから解説しましょう。
成長が遅い人は、どういう人かと言うと
●自分の実力に自信があって、納得してからじゃないと、意見を受け入れたり試す気にならない
●経験者、独学で長くやってきた人
…は、全員ではないですが、成長がスーッとスムーズに行かない人が多めかな?という印象があります。
それが良いとか悪いとかの話ではないのです。が、
少しでもその業界を経験していたり知っている人は、頑なになってしまう傾向は皆さんあると思います。
でも、新しい学びにおいて人の意見を受け入れ難いとなると、上達の壁にはなりがち。
でも、否定的なアドバイスを消化することなしに成長なし!
なのでここはなんとか各自、がんばってください。笑

デザインを学ぶ=デザイン共和国に足を踏み入れる、ということ
これは例えですが、私は言語学習とデザイン学習が似ていると感じる事が多いんです。言語って「なんでこんな言い方で、そういう意味になるの?おかしくない?」という矛盾が存在します。
日本語でも「"湯豆腐"はなんで、"ゆどうふ"と濁るの?"ゆとうふ"じゃないの?」と聞かれても、まあ、そういうルールだからさ…ってなりますよね。
「でも"好き嫌い"は、"すきぎらい"にならないよね?」に、
まあ…そういうもんなのよ!としか答えられない笑
同じように、見知らぬ国に行って「そんなのは(私の国の常識では)おかしい」と言った所で、その国では相手にしてもらえません。
タイ人の友人の例
例えば私のタイ人の友人は、数万円単位の大きなお金を人に貸したりします。私のスマホが壊れたときも自分のiPhoneを貸してくれました。
日本人からするとびっくりですが、彼らは「僕たちは困っている人を助ける文化だ」と言うのです。
「え~?納得はできないけど、そういうものなのか…この人たち、一生お金持ちになれないのでは?」とか思っていたんですが、
そのうち、彼が職がなくて困っていた時、当時彼がお金を貸した人がクライアントを紹介してくれたり、彼のまた違う友人がお金を貸してくれたりしていたんです。
そういうやりとりを見ていると「お金って、自分だけで独り占めすべきものでもないのかも…」「助け合い…もしかして、私の考え方が貧しいのか…?」
とすら思うようになってきました。自分と違う価値観や在り方が存在することを認めると、世界が少し広がったような気もします。(※タイ人と一言で言っても色んな人がいるので、皆がそうではないかもしれませんが)
何が言いたいかというとデザイン業界はある種、外国と同じで「デザイン共和国」かもしれないということです。合衆国でもなんでもいいですが。
デザイン業界だけでなくどこでもそうで、会社や業界には、それぞれ多かれ少なかれ特有の文化やルールがあります。
デザインのアドバイスにおいても「どう考えてもおかしい…」と納得できないものは、学習中でも勤めてからも、沢山あるでしょう。
どうしても言語化できないものも、筋の通らない納得しづらいルールもある。他の人のデザインを参考にしてオリジナルと名乗ることに抵抗感がある人もいます。
でも足を踏み入れたからには、本当に正しいかどうかはさておき
まずその中に住む人々と触れ合い、試しに一度その価値観に従ってみることをおすすめします。
「メンターはこうした方がいいというけど、私のコンセプトを理解してないで言ってるんじゃないの?私はこれがいいと思うのに…!」
と最初は懐疑的に思っていたとしても
「写真素材の選び直しは必要だと思わなかったけど、ヒントを元にやってみたら確かにちょっと良くなったかもな…」
みたいなことが毎回ではないかもですが、ちょいちょい起こってきたりもします。
半年で納得できるようになるか、3年かかるかはその人次第!でも、早くデザインが上手くなる方がいいですよね。

こうやって上手くなった、受講生Aさんの場合
では具体的な話を。
皆さんは、多分まず何も考えずにillustratorでひたすらレイアウトをいじくりまわしていませんか?
「上手くいかない」
「それっぽくならない」
「もうちょっとレイアウトをいじればいい感じになるかも・・・」
で、気づいたら3時間経過…みたいなこと、多くないですか?
実は私自身も、この期間が結構長かったです。
これを解決するために、当時は先輩に「ラフ画描いてからデザインに入れば?」と言われたのですが、ラフ画を描いてからIllustratorに手をつけても、全くラフ通りにならないんで、意味ないなとすぐ諦めました。笑
合う人はいいけど私は向いてないかもな~と思ったんです。
というか、もっと簡単でいい方法があります。
先日、最近すごくうまくなったなと思っていた受講生Aさんと話していた時
「行き詰まった時、がむしゃらに作っても上手くいかなかったんです。でも”とにかく参考を見ろ”と言われて参考を探すようになったんですよ!」
皆さんは、参考見てますか?
見てるよ!と答えた方、それ、本当に見れていますか?
実は色んな方を見ていて、自分では参考を見ていると思っていても、参考にしてる時間より自分で考えてデザインしてる時間が長い人、すご~~~~く多いのです!!

まるっと参考にできるものがない時、どうする?
どういうことか、というと…
例えば脱毛バナーを作ろうとして参考を探す時、最初に脱毛バナーを探しますよね。
そこまではできる方が多いのです。
でも、その後だんだん形ができてきた時に「あれ、でも参考にしたバナーは文字が少ないけど、課題は文字量がめっちゃ多いぞ…」とか「文字を真似したけど参考みたいに上手くいかないな…」
と、参考通りにやっても上手くいかない部分が出てきます。
また、課題はロシア語教室のチラシの時「参考を探したけど、ロシア語教室のチラシがどこにも見つからない。困ったな」と、もういいやと探すのを諦めて自分の頭で考えて作ってしまったり。
要はどちらもそうですが「まるっとピンポイントで参考にできるデザイン」が見つからない、「参考デザイン1つで最後まで完結しない」というのは日常茶飯事です。
壁にぶつかった時はその都度、何度も何個も参考を探すものなんです。
【受講生Aさんの場合】
「例えば、このタイトルのあしらいが上手くいかないな、と思ったらまずタイトル部分の参考にできそうなものをPinterestで探しています」
「次に、背景の感じを皆はどうしてるんだろう?とPinterestでまた背景の参考になるものを探して観察します」
「壁にぶつかった時はどの都度、パーツ毎の参考を探すようにしたら上手くいくようになりました」
打てば響くという言葉そのもの、Aさんは毎回劇的に良くなっていました。
【受講生Bさんの場合】
Bさん(現ラボ生)もAさん同様、1年ですごく上手くなった方の一人です。
「今回すごくよくなりましたね!」と言うと
「言われた通り、参考をちゃんと見てきたからかと思います。前は、最初しか参考を見てなかったんです。修正アドバイスを貰ったらそれに合った違う参考を探すようにしました。」
Bさんに参考を見ようねと言い始めたばかりの頃は、修正アドバイスをしてもあまり変わっていない時もあれば、すごく変わっていた時もありました。差が大きかったのです。
変わっていない時は「参考見ていないだろうな」というのは一目瞭然でした。
「今回、参考見たりしましたか?」と聞いた時「あっ…すみません、探してなくて」と言う時はやっぱりほとんど良くなっていないし、あんまり良くないかもしれないですがと前置きするなど、自信もなさそうに見えました。
逆にすごくよくなっている時は、私から聞かなくても「今回はこれとこれを参考にして、ここをこう工夫してやってみました」と自信を持ってプレゼンできていて、めちゃくちゃ頼もしいんです。

修正アドバイスを受けて、逆に完成度が下がってしまう人もいる
反対に修正指示を出した後、逆に完成度が下がってしまう方もいます。これがなぜ起きてしまうかというと、これもまさに参考を見ずに自分の中でこねくり回して作ってしまっているから。
自分の頭で考えて考えて、空っぽの引き出しを漁って、何年も前にインプットした引き出しから引っ張り出してきてしまう。
すると「…なんか見たことあるデザインだな、このドロップシャドウと配色、Windows95の起動時のデザインでは?」といことも。人間って面白いことに、意外に古い視覚記憶が残っているものなんですね。
なんにせよ、例えプロでも日々インプットせずに過去の遺産から引っ張り出し続ければ古臭いデザインを作ってしまうものです。完成度だって参考なしに上げられません。
それなのに、何年もデザインを生業にしているプロよりも引き出しの少ない未経験やデザイン学習中のビギナーさんが、何も見ずにプロ以上に上手く作れるかと言ったら、そりゃ難しいですよ。
もう一度言いますが、
自分で思う以上に、デザイン学習中の方は「自分の頭で考えて作ってしまって」いるんです。
上手くいかない→参考インプット!
これは一筆書いてPC前の壁に是非貼ってほしいです!笑
おまけ/メンターの役割は?
メンターの役割は、第三者目線でアドバイスをくれること。お母さんに聞いても、友達に聞いても同じなんでしょうか?いえいえ。
最初は良い参考すら探せていない人が実はほとんど、なんです。
メンターは、「良い参考ってどんなの?」というのを言語化レクチャーしたり
探し方の「検索キーワード」を教えたりします。
「参考から探し直しましょう!」ということも全然あるんです。参考が良くないと作品は良くなりようがないですから・・・
合言葉は「行き詰まったら、参考インプット」
はい、最後です。何回言うねん!というところですが、
忘れちゃダメ!明日から!今日から!1時間後から!ぜひ実践してくださいね。
✨️行き詰まったら参考インプット✨️です!
よんでくれてありがとうございました。デザイントーストの他記事はこちら↓
勉強は1人で頑張りすぎないで、たまには記事も読んでゆるゆるしつつ頑張りましょ!
