叱らないマネジメント〜メンバーのミス〜
※ 本文1100文字 約2分
メンバーがミスをした。
そんな時、あなたはどうしますか?
私は以前、メンバーがミスをすると、ついイラッとしてしまっていました。
「は?なんで?」
「前も言ったやん!」
そんな言葉が頭に浮かび、感情のままに接してしまう。
でも、ある時から意識していることがあります。
それは、
「感情的にならない」
ということです。
きっかけになったのは、名著『7つの習慣 スティーブン・R・コヴィー著』に出てくる「刺激と反応の間には選択のスペースがある」という考え方でした。
メンバーがミスをする。
これは「刺激」です。
そして、
「怒る」「責める」「冷たく接する」
というのが「反応」。
でも、その間には一瞬の「スペース」がある。
そのスペースで、
「どう反応するかは主体的に自分で選べる」
という考え方で、私もそれからは意識するようになりました。
もちろん、ミスを見た瞬間にイラッとすることはあります。
人間ですから、それは仕方ありません。
大切なのは、イラッとした感情を、そのままメンバーにぶつけないことです。
なぜなら、感情的に接することで、これまで積み上げてきた「信頼」を一気に減らしてしまうからです。
「叱らないマネジメント」にとって、信頼はとても重要です。
信頼があるからこそ、メンバーはこちらの言葉を受け止めてくれる。
信頼があるからこそ、こちらの指示にも素直に従ってくれる。
だから私は、ミスが起きた時ほど、今まで築いてきた信頼を壊さないことを意識しています。
では、ミスをした時に何をするのか。
私は、
「原因」と「次にどうするか」を確認する。
基本的には、それだけでいいと思っています。
「なぜミスが起きたのか?」
「次はどうすれば防げるのか?」
この2つを一緒に確認する。
もちろん、同じミスを何度も繰り返すのであれば、指導は必要です。
でも、そこで感情をぶつけても、ミスが減るとは限りません。
むしろ、
「怒られたくない」
「また何か言われるかもしれない」
という気持ちが強くなり、報告を隠したり、ミスを小さく見せようとしたりする可能性すらあります。
それでは、マネジメントとして逆効果です。
ミスは、誰にでも起こります。
大切なのは、ミスをしたメンバーを責めることではなく、
「なぜ起きたのか。そして、次はどうするのか」
を一緒に考えること。
そして、その前にもう一つ。
「感情的にならないこと」。
刺激と反応の間にある、ほんの一瞬のスペース。
そこで一呼吸置く。
それだけで、マネージャーの対応は変わります。
そして、その積み重ねが、メンバーとの信頼を守っていく。
私は、叱らないこととは「何も言わないこと」ではないと思っています。
感情ではなく、信頼を土台にして、必要なことを伝えること。
それが、私が考える「叱らないマネジメント」です。
もっと具体的に知りたい方へ
「叱らない」と言っても、ただ何もしないわけではありません。
では、どうすれば叱らずにメンバーを動かせるのか?
私が実際に取り組んできた具体的な方法を、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👇↓叱れない管理職でも、チームは動かせる。その具体的な方法はこちら
いいなと思ったら応援しよう!
もしこの記事が「明日から使えそう」と思っていただけたら、チップで応援していただけると励みになります。いただいたチップは、次に読む本の購入費に充てさせていただきます。