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元教員の私が、わが子に先取り学習をさせない理由

結論:幼児期に伸ばすべきなのは“学力”ではなく

“学び続ける力”です。

元教員として、何百人もの子どもたちを見てきました。

正直に言います。

先取り学習をして入学してくる子は、毎年います。
ひらがなも計算もできる。
テストも最初はよく取れる。

でも——

小学校3〜4年生あたりで、差がなくなってきます。


伸び続ける子に共通していたこと

それは、

・間違えても立ち直れる
・わからないと言える
・友達に聞ける
・「もう一回やってみる」が言える

つまり、非認知能力(やり抜く力・自己肯定感・協調性)が育っていることでした。

これは近年の教育研究でも重要視されている力です。

テストの点は後から伸ばせます。
でも、

「自分はできるかもしれない」と思える感覚は、幼児期の土台が大きい。


幼児期に本当に必要なこと

机に向かう時間よりも、

・泥だらけになって遊ぶこと
・友達とぶつかること
・思い通りにいかない経験をすること
・自分の“好き”に没頭すること

この積み重ねが、

・我慢する力
・切り替える力
・人と関わる力
・最後までやる力

を育てます。


現場で見てきた現実

勉強ができるのに、

「間違えるのが怖い」と固まる子。
「どうせ無理」と最初から諦める子。

一方で、

最初はできなくても
休み時間に友達と全力で遊び、
「もう一回やる」と言える子は、
必ずどこかで伸びていきました。

一生懸命遊べる子は、必ず伸びます。

これは理想論ではなく、
現場で何度も見てきた事実です。


だから私は、先取りを急がない

学習は、小学生になってからでいい。

もしわからなければ、
先生や友達に教えてもらえばいい。

助けてもらえる子は、強い。

その代わり、
自分ができることで誰かを助けられる子になればいい。


大事なのは、

今、何をやりたいのか。
今、自分は何が好きなのか。

そこに夢中になれる経験こそ、
学び続ける力の源です。


将来が不安になる気持ちもわかります。

でも、

焦らなくて大丈夫。

育ちは、ちゃんと積み上がります。


今、お子さんが一番やりたいことは何ですか?
一番熱中していることは何ですか?
一番好きなことは何ですか?

その中に、きっと“伸びる種”があります。

だから私は我が子に先取り学習はさせません。
今日も公園で泥だらけの我が子と友達を
ただ見守ります。


🌿ここでは、家庭で育つ「学ぶ土台」について綴っています。
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