【妄想学校】養護教諭と新入生がやってきた
昨日、妄想学校の記事を書きました。
校訓は、「よく学び、よく妄想し、よく笑う。」
なかなか濃い職員室ができあがりました。
でも、学校というからには、教科の先生だけでは足りません。
そうです。
保健室が必要です。
そして、生徒も必要です。
今回は、妄想学校に新しく加わった2人を紹介します。
1 怒らないけど、見抜いている保健室の先生
妄想学校の保健室に来てくださったのは、刹那きらり先生です。

ご本人の希望は、「怒らないけど、見抜いててちょっと謎もある先生」
理想は、朝ドラのバーンズ先生のような雰囲気。
これがもう、保健室にぴったりでした。
刹那先生は、生徒を頭ごなしに叱りません。
「大丈夫です」
「しんどくないです」
「別に何もないです」
そんなふうに言う生徒にも、無理に問いつめたりはしません。
ただ、少しだけ目を見て、
「そう。じゃあ、少しだけここで休んでいこうか」
と声をかけてくれる先生です。
やさしい。
でも、全部見抜いている。
表情、声の調子、保健室に入ってきたときの足取り。
そういう小さな変化に、静かに気づいてくれる先生です。
2 保健室は、心の輪郭を整える場所
刹那先生のいる保健室は、ただ熱を測る場所ではありません。
もちろん、けがをしたら手当てをしてくれます。
体調が悪ければ、休ませてくれます。
でも、それだけではないのです。
窓辺には小さな花。
机の上には本。
棚には、きちんと整えられた薬箱。
そして、先生自身のことは、少しだけ謎のまま。
近づきやすいのに、全部は見えない。
やさしいのに、甘すぎない。
静かなのに、見逃さない。
そんな空気が、保健室には流れています。
妄想学校の保健室は、
ただ体を休める場所ではなく、
心の輪郭をそっと整える場所になりそうです。

「泣いてもいいけど、泣いた理由まで言わなくてもいいよ」
刹那先生なら、そんなふうに言ってくれそうです。
3 新入生 snowちゃん、入学です
そして、妄想学校に新入生がやってきました。
名前は、snowちゃん。

少し照れたように笑うけれど、目はちゃんと前を向いている。
その佇まいが、なぜか心に残る女の子です。
snowちゃんは、田舎の景色や、古い場所や、忘れられかけたものに心を寄せる生徒です。
みんなが通り過ぎる道で、ふと立ち止まります。
「ここ、なんかいいですね」
そう言って、草の間に咲いた花、古びた線路、夕方の光、誰かの何気ないやさしさを見つけてきます。
妄想学校での所属は、ほっこりカフェ部。
そして、部活動の中で立ち上げた校内企画が、
「Snow Cafe」です。
もちろん、本物のお店を経営しているわけではありません。
昼休みや放課後に、教室のすみや図書室前の小さなスペースを借りて開く、
「心が少し休まる場所をつくる」ための探究活動です。
お金のやり取りはありません。
出すのは、あたたかい言葉と、季節の写真と、手書きの小さなカード。
snowちゃんのSnow Cafeは、
お店ではなく、心地よい居場所づくりの探究の場所なのです。
4 Snow Cafeをめぐる先生たち
snowちゃんは、いろんな先生に相談しながら、S
now Cafeの準備を進めます。
ある日はカメリーヌ先生に相談して、
ほっとする飲み物の香りについて学びます。

ハーブティーの香り。
カモミール、レモンバーム、ペパーミント。
どんな香りが、誰の心をやわらかくするのか。
家庭科室には、やさしい湯気が立っています。
また別の日にはりゅか先生に相談して、
Snow Cafeの看板デザインを一緒に考えます。

かわいすぎるか。
少し不思議にするか。
それとも、物語が始まりそうな雰囲気にするか。
美術室では、色鉛筆とタブレットが並んでいます。
また、別の日はひとやすみ先生に相談して、
季節の植物や空の変化を観察します。

今日の雲。
窓辺の花。
夕方の光。
それらは全部、Snow Cafeのメニューのヒントになるのです。
みきさぶろう先生のところでは企画書の打ち合わせです。

「Snow Cafeをもっと楽しく見せるには?」
「校内でどう広げる?」
「キャッチコピーは必要では?」
さすが商業科です。指摘が的確。
そして私のところにも来ました。

「今日のひとことカード」の言葉の相談です。私は、図書室でsnowちゃんの下書きに赤ペンを入れながら、snowちゃんからどんな言葉が生まれるかをじっと待っています。
決まりました。
「急がなくても、ちゃんと景色は待ってくれている」
ああ、妄想学校らしいなあ。
5 妄想学校に、新しい居場所ができた
こうして、妄想学校は少しずつ学校らしくなってきました。
教科の先生がいて、
保健室の先生がいて、
新入生がいて、
放課後には小さな校内企画まで始まる。
国語は、言葉で世界を深める。
美術は、妄想を形にする。
家庭科は、暮らしと心を整える。
理科は、世界をよく見る目を育てる。
商業は、遊びを企画に変える。
保健室は、心と体をそっと休ませる。
そしてSnow Cafeは、誰かが少し立ち止まれる場所になる。

妄想オフィスから生まれた、妄想学校。
最初は、ちょっとした妄想でした。
でも、そこに人が加わり、
教室ができ、
保健室ができ、
新入生がやってきて、
放課後の時間まで流れ始めました。
誰かの妄想に、誰かが乗る。
そこから、また新しい景色が生まれる。
これだから、noteは楽しいのです。
妄想学校は、今日もどこかで開校中。
そして放課後には、きっとSnow Cafeの小さな看板が出ています。
「よかったら、少し休んでいきませんか?」
そんな声が聞こえてきそうです。
まだまだ、教員も生徒も募集中です。

コメントでお気軽にお声掛けください。

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