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論理的な思考やひらめきが試される!? 海外で話題の計算問題 — 簡単そうに見えるけど実は難しい!?

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今回は、海外で話題になった、中学生レベルで簡単そうに見えるのに実は難しい計算問題をいくつかご紹介します。

問題1:リボンの計算

●問題:
ジェスはパーティーの飾り付けのために、1本あたり110cmのリボンを200本用意しなければいけません。リボンは1ロールあたり25mで売られています。ジェスは少なくとも何ロールのリボンを買う必要があるでしょうか?

一見簡単な解法(よくある間違い):

  • 必要なリボンの総メートル数を計算する。

    • 110cm × 200本 = 22,000cm

    • 22,000cm ÷ 100 = 220m

  • 必要なロール数を計算する。

    • 220m ÷ 25m/ロール = 8.8ロール

  • 端数が出るので、切り上げて9ロール買う必要がある。

しかし、この答えは間違っています。

◆解法と正解:

この問題の落とし穴は、「あまり」をどう扱うかです。1ロールから何本のリボンが作れるのかを考える必要があります。

  • 1ロールのリボン(25m)が何cmになるか計算する。

    • 25m = 2500cm

  • 1ロールから何本のリボン(110cm)が作れるか計算する。

    • 2500cm ÷ 110cm = 22あまり80

    • これは、1ロールから22本のリボンが作れて、80cmのリボンが余ることを意味します。この80cmは次のリボン作りに使えません。

  • 必要なリボンの本数(200本)を作るために何ロール必要か計算する。

    • 200本 ÷ 22本/ロール = 9あまり2

    • つまり、9ロールでは198本(22本 × 9ロール)しか作れず、2本分足りません。

  • 足りない2本を作るために、もう1ロール必要になります。

    • したがって、9 + 1 = 10ロール必要です。

正解: 10ロール
ポイント: 単位換算と余りの意味を正しく理解することが重要です。単に総量を計算して割り算するだけでは、切り捨てられる余りの部分を無視してしまうため、間違いにつながります。

問題2:ペットの数

●問題:
私はペットを飼っています。

  • 8匹は犬ではありません。

  • 5匹はウサギではありません。

  • 7匹は猫ではありません。
    私が飼っているペットの数は全部で何匹でしょう?そして、それぞれの動物は何匹ずついますか?

◆解法:
この問題は、論理的な思考を必要とします。

  • まず、ペットの総数をX匹とします。

  • それぞれの動物の数を考えます。

    • 犬の数は、X - 8匹です。(犬以外の8匹を除いた数が犬の数)

    • ウサギの数は、X - 5匹です。(ウサギ以外の5匹を除いた数がウサギの数)

    • 猫の数は、X - 7匹です。(猫以外の7匹を除いた数が猫の数)

  • これらの動物の数を合計すると、ペットの総数xになるはずです。

    • (X - 8) + (X - 5) + (X - 7) = X

  • この方程式を解きます。

    • 3X - 20 = X

    • 2X = 20

    • X = 10

  • ペットの総数は10匹であることがわかりました。それぞれの動物の数を計算します。

    • 犬の数: 10 - 8 = 2匹

    • ウサギの数: 10 - 5 = 5匹

    • 猫の数: 10 - 7 = 3匹

  • 合計が10匹になるか確認します。

    • 2 + 5 + 3 = 10

    • 条件に合うか確認します。

      • 犬は2匹なので、犬ではないのは8匹(5匹 + 3匹)です。→ 合っています。

      • ウサギは5匹なので、ウサギではないのは5匹(2匹 + 3匹)です。→ 合っています。

      • 猫は3匹なので、猫ではないのは7匹(2匹 + 5匹)です。→ 合っています。

正解:

  • ペットの総数: 10匹

  • 内訳: 犬2匹、ウサギ5匹、猫3匹

ポイント: 「犬ではない」「ウサギではない」という否定の表現がポイントです。この情報から、それぞれの動物の数を表す式を立てて、合計が総数になるという方程式を解くことで答えが導き出せます。

このように一見簡単そうに見えるけれど、論理的な思考やひらめきが必要な問題は他にもいくつもあります。
そのような問題が収録されている本を、以下にいくつか紹介します。

1  『頭のいい人だけが解ける論理的思考問題』

特徴:
Google、Apple、Microsoftなどの一流企業の採用試験で出題されるような、知識や計算が不要で「考える力」のみが問われる問題を集めた本です。
上で紹介した、「リボンの計算」や「ペットの数」のような、一見ひっかかりやすい問題を多数収録しています。
「直感で考えると間違える」「でも、ちゃんと考えると答えがわかる」という種類の問題が多く、大人から子どもまで楽しめる内容です。
SNSで話題になった問題も多数収録されており、海外でも注目されているタイプのパズルが多く含まれています。

おすすめポイント:

  • 論理的思考力を鍛えられる: 知識ではなく、純粋に思考力を試す問題が多いです。

  • 幅広い問題: 古典的な名作から最新の話題作まで、様々なパズルが楽しめます。

  • 解説が丁寧: なぜ間違えるのか、どう考えれば正解にたどり着けるのか、その思考プロセスが詳しく解説されています。

2  『賢くなるパズル 論理・推理シリーズ』

特徴:
かの有名な宮本算数教室の教材から生まれたパズルシリーズです。
「たんてい」シリーズは、論理的に物事を整理し、推理する力を養うことを目的としています。
計算自体はシンプルですが、与えられた条件を整理して答えを導き出すプロセスが、先に紹介した「ペットの数」の問題と共通しています。
「やさしい」「ふつう」「むずかしい」などレベルが分かれているので、自分のレベルに合わせて選ぶことができます。

おすすめポイント:

  • ステップアップできる: レベル別に挑戦できるので、少しずつ思考力を鍛えられます。

  • 子どもでも楽しめる: パズル形式で、楽しみながら論理的な思考力を身につけられます。

  • 教育現場でも評価: 算数教育のプロが作った教材なので、質の高い問題が期待できます。

3  『世界でもっとも奇妙な数学パズル』

特徴:
海外の数学パズルを数多く紹介している本です。
古典的な論理パズルから、確率、幾何学など、様々な分野のパズルが収録されています。
中には、一見複雑な計算が必要そうに見えるが、ひらめきで簡単に解ける問題や、逆に簡単な計算なのに思考の落とし穴がある問題など、バラエティに富んだ内容です。
「奇妙」というタイトル通り、一風変わったユニークな問題が多いのが魅力です。

おすすめポイント:

  • ユニークな問題: 他ではあまり見かけないような、面白い問題に挑戦できます。

  • 数学的な思考力も養える: 計算だけでなく、確率や論理など、数学的な考え方も身につきます。

  • 海外のパズルに触れられる: 世界中の数学パズルに興味がある方におすすめです。

これらの本は、Amazonで「論理的思考問題」「算数パズル」「謎解き」などのキーワードで検索すると見つけることができます。レビューなども参考にしながら、ご自身の興味に合った一冊を見つけてみてください。


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