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【お金の話】匿名でも資産額は言わない方がよい??

資産形成がブームとなってから「40代で資産〇〇万円!」「年収〇〇万円でも〇〇万円貯められた」というフレーズが増えてきました。

もちろん、本人の努力や長年の積み重ねによる成果ですので素晴らしい事なのですが危険な傾向でもあります。
本日はそんなお話・・・


資産額がステータスになる危険

多くの方はコツコツ積み重ねた結果と株価の上昇が重なり、資産額が増えたパターンに該当するかと思います。

事業の成功やビットコイン、個別株の上昇といったケースもありますが少数派ではないでしょうか?

成功の要因は周りが消費・浪費する中、将来を見据えて継続した事、自分のペースを守り切った事、様々あるかと思います。

以前、資産形成をマラソンに例えた記事を書きました。

【お金の話】マラソンか短距離か|『もっと』/ 楽しく続ける自己管理

このマラソンというのは自分でペースを設定して、黙々と走り続ける事です。

一方、資産額の公開というのはマラソン大会にエントリーした状態です。
どういうことか・・・

競ってはいけない

資産形成を成功させる方の特徴
・自分のペースを守り、無理をしない。
・感情に振り回されない。
・目的やゴールが明確

他にも要因はありますが上記があげられるのではないでしょうか?

ところが資産額の公開はこの真逆をいきます。
・周りとの比較
・上下を見ることによる感情の変化(劣等感)
・相対評価によりゴールが見えなくなる

不公平ですが世の中には生まれながらのお金持ちがたくさんいらっしゃいます。
もちろん、本人の能力不足でそのお金を失っていく方もいますが大抵は一般人が何十年かけて到達したラインからいきなりのスタートです。

そのような人たちと競ってまともな結果になることは考えづらいです。

「そんなつもりはないよ」と思われるかもしれませんがそれであれば金額を周りに伝える必要はないはずです。

金融教育の差

2022年から金融教育の義務化が行われており、小学生や中学生でも「お金」をテーマに授業が行われております。
高校では資産形成の考え方を教わっており、社会人以上の知識を持っている人たちもいます。

一方で有名私立小学校ではそれよりも何年も前から既に金融教育は行われておりました。

以前、資産家のご夫婦から「自分の子供たちにお金をテーマに授業をしてほしい」との要望をいただき、小学校5年生と3年生のお子さまに2時間ほど話をさせていただいたことがあります。

その内容は
・普段自分が何気なく使っているものの値段を一緒に確認する。
(食事・おもちゃ・サッカー関連・授業料など)

・その金額を自分で稼ぐためにはどうしたらよいかを考える。
(近所のお店のアルバイト代確認)

一般的なお金の知識についても案内をしましたが上記2点を中心に行いました。
終わった後、本人たちからは「自分たちが通っている学校や習い事は当たり前ではないこと、お金を稼ぐことがいかに大変かわかった」という感想をいただきました。(小学生とはおもえないほどしっかりしております・・・)

ご両親からも「早い段階でこういうことを教えてくれてありがとうございます。」と何度も感謝いただきました。

生まれながらにしてお金を持っているかたほど早い段階でその大切さを教えているんです。

使えなくなる恐怖

資産形成の目的は「老後を不安なく過ごすこと」「お金の心配をせずに人生を過ごすこと」が多いと言われております。

一方、「資産額の公開」(マラソン大会エントリー)を行った瞬間、その金額を増やすことが目的となってしまい「使う」ことに対して抵抗感が生まれてしまいます。

「Die With Zero」の考え方でいくならばここから「適切に使っていく」「早めに渡していく」ことで資産形成や人生の目的が達成されるわけですが一度積み重ねた資産が減る事に抵抗感をもってしまうとこのフェーズが苦痛になってしまいます。

さらにはインデックスで積み重ねた方はこの先、上位陣を逆転することは非常に難しいです。 皆同じペースで増えていく為、先に到達した人を抜くことは基本的には出来ません。

そうなるとよりリスク(危険ではなく振れ幅)の大きい商品を選択することになる為、今までの自分のフォームを崩してしまいかねないのです。

最後に

人は誰もが多かれ少なかれ承認欲求をもっています。
やはりお金持ちは羨ましいですし、稼ぐ力・増やせる力はとても魅力的です。

ところが実際は他人がいくら持っていようが自分に何かを与えてくれる方でないと意味はありません。
5億持っている他人よりも昼ご飯をおごってくれる先輩の方がありがたいのです笑

記録として資産額を記載することは大切かと思います。
ですがそれにより自身のフォームに乱れがでていないでしょうか?
本日はそんなお話でした。

ちなみに私は親しい人や家族であっても絶対に資産額は伝えないことを自分ルールにしています。 もちろん匿名でも・・・

最後にまとめです。
・資産額を他人と比較した瞬間に辛い戦いが始まる。
・インデックス投資で増やした場合は上位を逆転できない
・生まれながらのお金持ちと戦ってはいけない
・遠くの金持ちよりも、近くの気前の良い人が好き

本日もお読みいただきありがとうございました!

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