🌿未来を守る暮らし|“心の安心”を育てる仕組みのつくり方(29話)
暮らしを整えることは、
家計や備蓄だけやなくて、
「心の安心」をつくることでもある。
■備えがあると、心が落ち着く
7月28日の熊本の地震のニュースを見て、改めて思った。
備えって、モノの話だけやない。
「もしものとき、自分はどう動くか」を考えておくことも、
“心の備え”なんやと思う。
ちょうどその時、私は実家に帰省していて、友人とカフェにいた。
揺れがなかなか収まらなくて、
店員さんがトレイを頭にのせて、
「机の下に隠れてくださーーーい!」と呼びかけてくれた。
私たちもすぐに従った。
お店でもちゃんと指示を出してくれる人がいると、
その場の安心感が全然違う。
家計も、暮らしの道具も、備蓄も、
全部が「安心の土台」になってる。
それがあるだけで、不安に飲み込まれそうなときも、
少し冷静でいられる。
■仕組みは“心の支え”になる
暮らしの仕組みを整えてきたことで、
「焦らなくても大丈夫」と思える瞬間が増えた。
たとえば——
・家計簿を見れば、今の暮らしが見える
・備蓄棚を見れば、何が足りてるかがわかる
・道具を見れば、使いやすいものだけが残ってる
この“見える安心”が、心を守ってくれる。
仕組みって、結局「自分を落ち着かせる道具」なんやと思う。
■家族の安心も、仕組みの中にある
息子が「地震が来たらどうするん?」と聞いてきた。
私は「まずは家で待機して、ママが状況を確認するよ」
と答えた。
でも、熊本の被災地のみなさんの姿を見て
自分の備えを見直すきっかけになりました。
トイレ問題や飲料水が全然足りない。
怖い。でも行動しないといけない。
と思いました。
息子にも「どうしたらいいと思う?」と聞いたら、
・まずはドアを開ける(=避難経路の確保)
・次に机の下に隠れる(=落下物から身を守る)
・揺れが収まったら避難所へ向かう(=安全確認後の避難)
と学校で習ったらしい。
こういう“行動の順番”を知っているだけで、子どもは強くなる。
夫は会社にいることが多いけど、
会社はハザードマップ上で津波の心配が少ない場所らしい。
「僕のことは、心配しなくていいよ」と言ってくれた。
ただ、私が自宅避難を選ぶときは、
周りの状況を見て判断してほしい、とも言われた。
こういう夫婦の会話も、安心の仕組みのひとつ。
家族の安心は、こうした“共有された仕組み”の中にある。
誰かが慌てても、誰かが冷静でいられる。
それが暮らしの強さになる。
きっと私は冷静ではいられないと思ったから。
■未来を守る暮らしは、心を守る暮らし
備えは、恐れから始まるものやけど、
続けていくうちに「安心を育てるもの」に変わっていく。
暮らしを整えることは、
未来を守るだけやなくて、
今の自分を支える力にもなる。
ゆっくりでもええ。 仕組みは、暮らしの中で育つ。
そしてその仕組みが、心を守ってくれる。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
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