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【実家じまい】プロローグ#2母と過ごした最期の時【飯子さんちの実家じまい】


こんにちは!
引井田飯子(ぴいた・ぱんこ)
40代主婦です。


実家じまいの体験記・プロローグです。

#1は>コチラ


今回は【プロローグ#2母と過ごした最期の時】をお送りします。

少し辛い話になるかもしれません(´・ω・`)


▷止めておく、という方へ
ここまで来てくださってありがとうございましたm(__)m
ギャグ漫画もやってるので良かったらどうぞ>コチラ


▶進みます、という方へ
ありがとうございます!
(人´∀`).☆.。.:*・゚
どうぞ最後までお付き合いくださいm(__)m









では始めます
( ^^) _旦~~







姉からの電話(2024年の日記より)


とある土曜の昼下がり。

平和を揺るがす1本の電話


二番目の姉から突然電話が。

彼女は次女ですが、姉妹を代表して一人暮らしの母の見守りをしてくれているのです。



嫌な予感しかしない。


「もしもし」
電話口に出たのは姉ではなく、
何故か姉の夫、カズヨシ。





え・・・・??




何を言っているの・・・?




呼吸が止まった、・・・・ってことは



息してない、ってことだよね???





母は1週間前から怪我をして入院していました。
さらに悪いことには、入院中に肺炎を起こしてしまったのです。


昨晩、呼吸が止まっているのを
見回りの看護師さんが見つけてくれたとのこと。




「会わせたい人に会わせておいたほうがいい」・・・??





そんなにマズイ状況、ってコト・・・???




入院の理由


そもそも母は何故入院することになったかというと・・・



姉が不在の夜、事件は起きました。


誰もいない晩、家の中で母は転んでしまったのです。

その時、右肩と仙骨を骨折。

動く事が出来ず、倒れたままの状態で一夜を明かすことになったのです。



翌日、デイサービスの人が発見してくれて、救急車を呼んでくれたお陰で母は一命を取り留めました。

デイサービスの人には感謝しかありません(TT)

デイサービスの人が気づいてくれなかったら、と思うと・・・
本当に恐ろしいです。



肝心なときに何も出来ていない
自分が不甲斐ない・・・

辛い姿勢で一晩過ごさせてしまった・・・・
一人ぼっちでどれだけ辛かったことか。。。
どれだけ心細かったことか・・・・


それを思うと胸が潰れそう。

飯子・心の声


転倒には十分気を付けていたはずなのに・・・・
何故、何が起きたのか。

「元気になったら本人から聴こう」

と思っていた矢先のこの電話でした。



心配だからお見舞いに行きたかったけれど
コロナ対策でお見舞いはお断りだといいます。


「兎にも角にも病院にいれば安心・・・」
とタカをくくっていました。


今にして思えば、病院に電話して、
母の様子を聞いたり、伝言頼んだり、
いくらでも出来たはず。


そんなことを今更後悔してもしょうがないのですが・・・



勝手に殺すな





母との対面


県境を越え、車を飛ばすこと約2時間。






病室には長女、次女、カズヨシ。


そして母。





お盆ぶりに見る母の顔。


母の顔からは生気が消えていました・・・

表情がありません

顔が全く違います・・・


覚悟していたつもりだったけど

覚悟が全く追いついてこない・・・



辛いんだろうか・・・
もう、辛ささえも感じないんだろうか・・・・



もう、
「がんばって!」とか言えないよ・・・




でも、その時私は思い出した!

「人間は死の直前まで耳は聞こえてる」ってことを。




だから、せめて
お母さんが安心できるように

ちょっとでも楽しい気分になれるように

いつもどうりに言葉をかけたのだった。




病室にて


姉妹が見守る中、

まさに、母の命の火が消えそうになっていました。


次女「ムビ子」
姉妹を代表して 母の世話を買って出てくれた。


母の枕元にはモニターがありました。

これを見れば、母の心拍数やら血圧やらがわかるらしいのです。




「心拍数、さっきは50くらいまで下がってたのに・・・

皆来てくれたから、お母さん頑張ってるよ・・・




おお〜〜〜!!Σ(゚Д゚)

いいね〜〜!!
心拍数、復活してきた!!(*゚∀゚)



孫の話やら美味しいものの話等をすると
母の心拍数は上がります!!



嫌いな奴が来ると下がるらしい



義弟が来ると下がる母の心拍数。



母が喜びそうな話を問わず語りに話し続ける姉妹



とにかく明るい長女、ボル子



明るいボル子らしい語りかけで
母を励まします。




この女子会とやらに、
いつも私だけ入っていないの何でだろう


少しだけ傷つきますが、
この非常事態では目を瞑りましょう。



ボル子の励ましは続きます。




ボル子は声もデカいがアクションもデカい。
肩叩くの、強すぎません????



「旅行の約束があるから
今死なれたら困るのよ〜〜!」



って、逆説的な励ましだとは思うのですが・・・

姉なりの励ましなのは分かるんだけど
(そうであって欲しい)

こういう状態のときって
不謹慎極まりないような気がするのですが・・・(ー_ー;)


病室では言葉選びに気をつけましょう。




すっかり忘れていましたが
兎美子とOTTOは
待合室で待ってくれていたのでした。


病院のコロナ対策で、
病室には入れる人数制限があるのです。


病院に着いた時、
兎美子は婆ちゃんに会うことを拒絶しました。



無理もありません。
婆ちゃんが死ぬ、だなんて
信じられないだろうし、
怖いよね・・・・
無理強いすることはありません・・・




って、到着直後は思ったんだけど、
考えが変わった。



今、会わないと後悔するよ!!!


大好きだった婆ちゃん。
すごく優しくしてくれた!!
体は不自由だったけど
いっぱい遊んでくれたよね。
人生ゲームもしたし、
いっぱいお喋りした。

婆ちゃんも兎美子のことを
それはそれは可愛がってくれた。
成長をとっても楽しみにしてくれていた。
兎美子が作った工作、
今でも大切に枕元に飾ってあるよ。




婆ちゃんが生きているうちに

会って、言葉をかけてやるんだ!!!
婆ちゃんに挨拶してきなさい!!!




最後にかけた言葉


もう、婆ちゃんに会えなくなるかもしれない。

兎美子を病室に呼びました。
後悔をしないように。



ショックだよね…

でも、戸惑ってる場合じゃない。
婆ちゃんに言葉を掛けてやって!!!



孫の力は偉大


心拍数が上がった!! さぁ、もっと声、かけてやって!!

自分で考えんか〜〜い!!



我が娘ながら・・・何か無いのでしょうか???

これじゃいつもの電話と同じです・・・・

でも・・・



これが兎美子の精一杯だったんだよね・・・・

婆ちゃん、喜んでるよ・・・・
ありがとう、兎美子・・・





伝えたいこと


そしてあっという間に時間は過ぎていきました。

このまま病室に皆で居てもしょうがないので、一旦解散となりました。

母が独りにならぬよう、病院には姉とカズヨシが残ってくれます。



お医者さんからは
「今日明日が山」と言われています。


山・・・・

山と言われても・・・・




私も残りたいけど・・・



何を待つというのでしょう・・・・



このまま待つのは
まるで「死に待ち」みたいで何か嫌でした。



明日の朝、意識が戻るかもしれない。
信じたい。


でも・・・・





もしかしたら、本当に最後になるのかも知れない。


最後まで耳は聞こえている、って
聞いたことがある。



最後かも知れないけど、
さよならしたくないよ。。。。




「あ、私、死ぬのかな」とも思ってほしくない。




だから・・・
お母さんが喜ぶこと言ってあげたい。




お母さんの手を握る。
そっと、両手で温める。





お母さん、聞こえる?


元気になって欲しいけど、
諦めてほしくないけど・・・・

もう「頑張って」とは言えないよ・・・・

でも「さよなら」はもっと言いたくないよ



今、伝えたいことは・・・・


伝えたいことは、感謝しか無い。



それは姉も同じだった。






長いお話にお付き合いいただきまして本当にありがとうございました!

次もこのお話の続きになります。
またお付き合いいただけたら嬉しいですm(__)m


引井田飯子(ぴいた・ぱんこ)でした〜〜〜\(^o^)/



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