#16 戦うことに必死だった女が、なぜパパ活を始めたのか
これまで戦うことに必死だった私。
ではなぜ、そんな私がパパ活を始めることになったのか――。
その理由を語るには、少し勇気がいる。
けれど、ここを話さなければ物語は前に進まない。
戦うことでしか生きられなかった、過去の話はこちら:
今日はその続きです…
◆ 息苦しすぎる武装人生
戦うことでしか生きられなかった。
武器を身につけ、鎧を着て、毎日ガン飛ばして生きる。
……正直、めちゃくちゃ疲れる。
「誰にも見られず、誰にも干渉されず、気楽に自由に生きたい」
そう願っても、外に出れば敵だらけ。
優しい顔をしてる人だって、親切そうな人だって、いつ私を傷つけてくるかわからない。
恐怖はすっかり私の“標準装備”になっていた。
だから、自分を表現すること、曝け出すことがなにより怖かった。
笑顔を振りまいて楽しそうに生きている人たちが、心底うらやましかった。
こっちは笑うより先に「防御」が先。かわいげゼロ。かなりのこじらせ女。
武器をいくら集めても、心は満たされず、むしろ虚しく孤独になっていった。
◆ 経営の相談が人生相談に化けた日
起業して5年。売上は低迷。
焦った私は先輩経営者に泣きついた。
「どうしたら、もう少し売上上がりますかね?」
すると返ってきたのは、数字の話じゃなかった。
「男みたいに生きてるからだよ。女性としての幸せを探してみたら?」
――え? 売上の質問したよね?
完全に質問と回答がズレてる。
けど、なぜか胸にグサッと刺さった。
(あぁ、ついにそこを突かれるのね、と。)
◆ 女としての幸せ探しツアー
そこから私は、「女としての幸せ」を研究し始めた。
本屋の女性コーナーで、
『30日で愛され女子になる方法』
『運命の彼を引き寄せる5つの習慣』
……などを真顔で立ち読み。
美容・恋愛・健康・スピ系の本を片っ端から買い込み、両手いっぱいに袋を抱えて帰る姿は、どう見ても自己啓発ジャンキー。
人体の仕組みや脳科学も学び、メイクの学校に1年通い、過去を吐き出すためにカウンセリングも何年も受けた。
努力の方向性はカオスだったけど、確かに数年で別人のように変わっていった。
◆ 最後に残った“ラスボス”
だけどどうしても向き合えなかったのが――「性」
男性は敵。
セックスは卑猥で汚らしいもの。
ずっとそう決めつけていた私は、とにかく「性」が苦手だった。
でも、苦手なことに挑むのは昔から得意だった。
(いや、得意というより、わざわざ地雷を踏みに行く癖があるだけ。)
だからこそ、勇気を出して飛び込むことにした。
その入口が、パパ活だったというわけ。
(今思えば、男からお金を取って見返したい気持ちもあったのかもしれない。)
◆ オス化していた脳みそ
当時の私は完全にオス化していた。
競争の世界でゴリゴリ働き、アドレナリンに溺れ、
「どこまで行けば“死ぬかも”って思えるんだろう」なんて、人生を実験台にしていた。
……冷静に振り返ると、ただの危ない人である。
そんなオス化した女が、性と向き合ったことで「愛が欲しい」「癒されたい」と言い出したのだから、自分でもびっくり。
今では「やっぱり女はセロトニンとオキシトシンよね〜」と、ドヤ顔で語っているのだから。
(数年前の自分が聞いたら、きっと鼻で笑うだろうけど。)
📝 共感フレーズ
戦うことをやめられなかった私が、ようやく「女としての自分」と真正面から向き合った。
あなたにも、そんな瞬間はありませんか。
📕これまでのパパ活物語はこちら:
【第1部:食事・観察編】—1〜8話
👉 マガジン1「パパ活サバイバル」
【第2部:一線を越える編】—9〜17話
👉マガジン2「心が面倒くさい女の、自己解放記」
◆ 次回予告
女性として“完全に開き切った”私が、どんな瞬間を迎えたのか。
戦うことしかできなかった私が、ようやく武器を手放し、本当に欲しかったものを手に入れた――そんな物語です。
💬 感想・フォロー・スキ♡大歓迎です!
「40代女性のリアル」、これからも綴っていきます。
