21年間、書き続けてきたものを、そっと整理してみました ~必要な人に、そっと届きますように~
昨日、noteに一つ、有料のマガジンを出しました。
といっても、大々的に宣伝したわけではありません。
「買ってください」と声を張り上げるのも、どうも私の性に合わないのです。ただ静かに、置くように、そっと出しました。
一日経った今、反応はどうかというと、正直、特に何かがあったわけではありません。
コメントが殺到したわけでも、飛ぶように売れたわけでもない。
でも、アクセス数をそっと覗いてみると、わずかですが、確かにページを開いてくれた人がいるのです。
それを見たとき、私は妙にほっとしました。
ああ、届いているのだな、と。
私は、バンバン売りたいわけではないのです。
ただ、これを本当に必要としている人のところに、ちゃんと届いてほしい。
その人が見つけられるように、私はまた、静かに仕組みを整えていけばいい。今は、そんなふうに思っています。
せっかくなので、少しだけ、このマガジンのことを書かせてください。なぜ私が、これを作ろうと思ったのか。その話を。
愚痴から始まった、21年間
私は、これまで21年間、ブログを書いてきました。
何かを売り込むためではありません。その日に気づいたこと、感じたことを、記録として残しておきたい。ただ、それだけの思いからでした。
振り返ってみると、書いているものは、少しずつ変わってきたように思います。
最初のころは、正直、愚痴ばかりでした。それがだんだんと、楽しかった出来事や、うれしかった出来事の記録になっていきました。
そして今は、やはり、自分の心の声を残しておくこと。
それが中心になっているような気がします。

もう一つ、気づいた変化。
以前は私個人のことばかりでしたが、いつからか、そこに仕事……
キャリアコンサルタントとしての経験からくる気づきや、感情が、少しずつ加わってきたのです。
ある日、ふと気づいたこと
ある日、ふと気づきました。
私が今書いていることは、本で学んだ知識だけではないのだ、と。
実際に私が経験したこと。誰かが話してくれたこと。それによって私の中に生まれた気づき。そこに、学んできた基本的な知識が混ざり合って、一つの「事実」として存在している。
ということは、これはただの机上の空論ではないのです。
そこには、ノンフィクションのドラマが、確かに存在している。
それなら、これは一冊の「生の参考書」になるのではないかと。
私がこれまで書き続けてきたものを、きちんと整理して、見えるようにする。
そうすれば、
今悩んでいる人、
不安を抱えている人の、役に少しは立てるのではないか。
それが、このマガジンを作ろうと思ったきっかけです。
「ここで話すことじゃないんですが」
キャリアコンサルタントとして、これまで2,500人以上の方のお話を聴いてきました。

1時間ほどお話をうかがったあと、私はよく、こんな質問をします。
「ご自身のことを1時間近く、根掘り葉掘り聞かれたり話したりして、今、どんなふうに感じられていますか?」
すると、8割以上の方が、少しはにかんだように、こうおっしゃるのです。
「いやあ、自分のことを話すことなんて、これまでなかったけれど、案外、楽しいなあと思いました」
この言葉を、私は何度聞いても、うれしく思います。
それから、こんなこともあります。
1時間ほどお話をうかがっても、どこかすっきりされない、そんな表情の方がいらっしゃる。
「だいたいのお話は、できましたか?
ほかに、何か話したいことはありませんか?」
そうお聴きすると、ふと、こう切り出される方がいます。
「実は、ここで話すようなことではないのですが……」
「まったく関係ない話なんですが……」
よくよくうかがうと、それはご自身の体調のことだったり、ご家族との問題だったり…。
キャリアコンサルティングというと、キャリア=仕事の話をしなければ、と思い込んでおられる方が多いのです。
でも、私は、ここからのお話こそ、その人にとって一番大切なことだと思っています。だから、改めて、じっくり聴くようにしています。
人の本当の悩みは、きれいに整理された「相談」の形をしていないことが多いのです。だからこそ、そばで一緒に、ほどいていく人がいてもいいのだと思います。
散らばっていたものを、整理しました
このマガジンは、私がこれまで無料で書いてきたものが元になっています。
ただ、それらは私のnoteのあちこちに、散らばったままでした。だから今回、一つひとつを整理して
「この記事にはこんな意味があります」
「読んだら、こんなふうになれるかもしれません」と、
解説を添えながら、まとめ直したのです。

ばらばらだった記録が、一つの流れとしてつながったとき、そこにはちゃんと価値がある。
そのことを、知ってもらえたらうれしいのです。
一人になって、少し時間ができたなら
もし、この記事を読んでくださっているあなたが、今、一人になって、少し時間ができたな……
そんな瞬間にいるのなら。
そのときにこそ、そっと開いてもらえたらと思います。
誰かのために我慢して、自分のことは後回しにしてきた。そんな時間が長かった人ほど、たまには、自分の心の声に耳を澄ませる時間があっていい。
このマガジンが、その小さなきっかけになれたら。
派手な宣伝はしません。
ただ、必要としている誰かのもとへ、静かに届きますように。
そう願いながら、今日もこれを書いています。
もしよければ、こちらに置いておきます。
最後まで読んでくださって、ありがとうございました。
◆人生の編集ができるまで全8話はこちら
◆自己紹介もよかったら読んでみてくださいね
