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定年後の「働くべきか問題」を整理してみる

定年後も「働く」ことは本当に必須か?

定年退職後の生活設計について語られるとき、決まって耳にするアドバイスがあります。

「健康第一でいること」そして「週に2〜3回でも仕事やアルバイトをしたほうがいい」というものです。

健康の重要性については誰もが納得するでしょう。しかし、私は早期退職して3年以上の働かない生活を送っている経験者として、後者の「働くべき」という意見には常々、疑問を感じてきました。

今日は、定年後の生活設計において「働くこと」は本当に必須なのか? という疑問を考えてみます。



そのアドバイス、誰の言葉ですか?

定年後の生活に関するアドバイスを聞く際、まず確認すべきは、誰がそれを発言しているかです。

A. 現役世代(50代、定年前の60代前半):
定年後の生活をまだ経験していないため、その発言は漠然とした想像や社会通念に過ぎません。極端に言えば、彼らの発言は無視しても構わないと私は考えています。

B. 早期退職による引退(40代後半〜50代):
すでに会社員生活を離れ、定年後のような生活を経験しているため、その意見は実体験に基づいています。彼らの生活満足度や後悔の念は、非常に参考になります。

C. 定年退職経験者(60代後半〜70代):
定年後の生活を長期間にわたり経験し、良かった点や反省点を踏まえて語ってくれるため、最も重みがあり、参考になるでしょう。

つまり、定年後の生活設計において、Aは聞くに値しない。Bはある程度参考になる。Cが一番参考になる。こんな重みづけを感じながら意見は聞くべきだと思います。

まだ経験もしていない現役世代の不安や世間体に基づいた意見に流される必要はありません。私たちが本当に聞くべきは、既にそのステージに立ち、充実、あるいは失敗の経験を持つ人たちの経験と知恵なんだと思います。


「働くべき」というアドバイスの真の目的とは?

経験者たちの声を踏まえて、改めて「ほんの少しでも働いたほうがいいよ」というアドバイスについて考察します。私は、このアドバイスはあくまで「手段」であり、「目的」ではないと思っています。

そして、真の目的は、

①経済的な安定や収益を得ること:
年金だけでは足りない老後資金の不足を補うための目的。

②人との交流:
社会との繋がりを維持し、孤立を防ぐための目的。

③身体的・精神的な活動:
頭や体を動かし、健康や認知機能を保つための目的

この3つの目的のために、働き続けた方がいいよとか、ほんの少しでもアルバイトはいいよ、ってアドバイスするのだと思います。

つまり、働くという行為は、これら3つの目的を手っ取り早く達成するための手段の一つに過ぎません。

もし、この3つの目的を達成できる手段が他にあるなら、働くことは必須ではなくなります。


働かずして満足な生活を送る方法(経験者の証言)

私は早期退職後3年以上、雇われて給与を得るという働き方をしていません。住民税非課税が3年続いています。それでも、私は上記①②③を満たして満足した生活をしています。

私の周りの定年退職や早期退職経験者に聞くと、働かなくても生活に満足している人が数多くいます。彼らが満足しているのは、先に挙げた3つの目的を「働く以外の活動」で達成しているからです。

そんな彼らが、どんな働く以外の活動で、真の3つの目的を達成しているかというと、

①経済的な安定や収益を得ること:
→資産運用、不労所得、年金、退職金で必要十分な資金がある

②人との交流
→パートナーや息子娘と円満、コミュニティの趣味活動、ボランティア活動、友人たちとの定期的な交流など

③身体的・精神的な活動
→ウォーキングや体操、ガーデニング、資格取得のための勉強、執筆活動など

私はまだ50代ですが、60代、70代に積極的に面会して生活を聞くようにしています。イキイキと満足した生活をしている先輩たちは、3つの目的をそれぞれの方法で達成していました。

車が好きな先輩は7台も保有して楽しんでいたり、庭やお花の手入れを夫婦で楽しんでいたり、料理に目覚めて料理師免許を取得した先輩もいました。

◇   ◇   ◇

「そんなこと言ったって、お金が必要でしょう」という意見は根強くありますが、周りを見渡すと、生活費と予備費を十分な資産で賄えており、働く必要がない人は決して少数派ではありません。

「いや絶対にお金は必要だよ」と頑なに言うお金に対する不安のある人に限って、将来いくら必要かを知らない人がほとんどです。見えない未来は不安なだけなので、ちゃんとライフシュミレーションをしましょうね。思いの外、すでに将来が安心できる条件が揃っている家庭が多いですよ。

定年後の生活設計における結論

定年退職後の生活において、多くの人が納得する共通認識は「健康第一であるべきだ」ということです。なぜなら、健康でなければ活動そのものができなくなるからです。

一方で、「働くことは必須である」という認識を、健康と同じ土俵に置いてはいけません。

私たちの人生における目的は「充実して、満足のいく活動的な生活を送る」ことです。そして、その活動には、人との交流、体や頭を使うこと、そして生活を維持するお金が必要です。

結論として、働くことは必須ではなく、これら3つの目的を達成するための活動が必須なのです。

働くという手段に固執せず、自分の資産状況、興味、ライフスタイルに合わせて、最も充実感を得られる趣味などの活動を選択する。これこそが、豊かなセカンドライフを設計するための鍵となると考えています。

私はそんなセカンドライフを実行中です。まだセカンドライフ3年目ですが、年々アップデートしながら楽しんでいます。


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まこさん NPO法人DaredemoHeroへ寄付します。 私の人生に大きな転機となった団体で里親支援を続けています。 子どもたちの教育資金に活用させていただきます。あなたのチップをお届けします。ご協力お願いします! ホームページ→ https://daredemohero.com