会議で意見を言えない人の未来
会議やディスカッションの場で「質問やコメントはありますか?」と問われたとき、それは自分の意見を述べる絶好の機会です。
しかし、多くの人は何も発言せず、沈黙してしまいます。なぜでしょうか? その背景や影響、そして解決策について考えてみます。
なぜ質問やコメントをしないのか
多くの人は、発言をする際に「他者からどう思われるか」を意識しすぎています。「賢く見せたい」
「場の空気を壊したくない」
「まとまりのある意見を言わなければならない」
などと考え、結果的に口を閉ざしてしまうのです。
一方で、発言を聞く側の態度にも問題があります。他者の意見を尊重するよりも、「この質問者はいい質問しているかどうか?」を判断基準にしています。
いい質問とは、質問者が聞きたい質問ではなく、他の聴講者が聞きたかった質問や、回答者が話したかった内容のことを指しています。
極端に言えば、「この人のレベルは自分より上か下か」を判断しがち。自分より優れた意見には感心し、理解できない意見には否定的な態度をとる。こうした環境では、質問やコメントをすること自体がリスクとなり、誰も発言しなくなるのは当然のことかもしれません。
コーチングにおいての「良い質問」は、コーチがクライアントに対して、その相談者が新しい気づきを与えてくれる質問を意味します。しかし、クローズドな会議室において、質問を求められた時は、その質問に、良いも悪いもありません。
日本的な会議の問題点
日本企業の会議では、上司が支配的なことが多いようですね。昭和型の企業文化では、上司の意見に従い、波風を立てないことが美徳とされてきました。そのため、「質問やコメントはありますか?」と問われても、多くの社員が「特にありません」と答えるのです。
会議終了後に、文句言ったり、上司批判をすることが日常なのでしょう。残業した挙句に、夜遅くから居酒屋で同僚と愚痴を共有することで毎日の鬱憤を晴らしているのでしょうね。
その愚痴は、自分の意見として全部会議室で言うべきなのにね。
外資系企業文化との違い
私が勤めていた外資系企業の上司からは、「意見を言わない人は無能」と言われていました。会議では、誰もが自由に意見を述べ、質問やコメントにも優劣をつけることなく受け入れる文化が根付いていました。
特に、私が最後に所属していたチームは、ベルギー人の上司、フランス人と韓国人の同僚、日本語がへたくそなアメリカの大学を卒業した日本人など、多様なメンバーで構成されていました。この環境では「空気を読む」必要はなく、むしろ積極的に意見を述べることが求められていました。
阿吽の呼吸が、そもそもないので、「言わなくてもわかるよね」って雰囲気がないんです。場の空気を読むことがもともと苦手な私には、全てを言語化してくれるので助かってました。
セカンドライフで求められる能力
この経験は、現在のセカンドライフにおいて非常に役立っています。なぜなら、セカンドライフでは、すべての決定を自分で行い、すべての行動を自分一人で進めなければならないからです。
会社員時代に、ただ上司の指示に従い、空気を読んでいた人は、退職後に「何をしていいかわからない」という状態に陥りがちです。私の印象では、リタイア後に苦労している人は、会社員時代に自分の意見を持たず、ただ組織の歯車として動いていた人が多いように感じます。
指示待ちのまま会社員を終えると、誰も指示をしてくれないセカンドライフには、時間を持て余してしまっているようです。
会社員時代にすべきこと
退職後に困らないためにも、在職中から「すべてのことを自分一人で決め、行動する意識」を持つことが重要です。
具体的には、
・会議で積極的に意見を述べる。
・自分の考えを持ち、発言する習慣をつける。
・他者の意見を尊重しつつ、自分の意見も大切にする。
これらを意識することで、会社を辞めた後も、自分の力で道を切り開いていくことができるんじゃないかと思っています。
まとめ
会議で「意見やコメントはありますか?」と聞かれたときに、「特にありません」と答えるのは、自分が「無能です」と宣言しているようなものです。恥ずかしがらずに、自分の意見を持ち、発言することを習慣化しましょう。
真剣に人の話を聞いていれば、必ず疑問やコメントは出てくるものです。何も意見が浮かばないという人は、本当に「何も考えていない」のかもしれません。それは、ビジネスパーソンとして、あるいは人生を豊かに生きる上で、大きな損失ですよ。
参考書籍
自分の意見を持つためには、「自分軸」を持つと良いです。
下記書籍が参考になります。kindleで無料で読めますよ。
書籍名:「会社員を辞める怖さ、乗り越えたあとの幸せ」
サブタイトル:
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・君たちはFIRE後どう生きるか外伝 まこ編: 会社という競争社会から抜け出し、真の幸せに到達した体験談 やりたいことをやろう
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