「実習で“ROM測定”が思っていたより難しかった話」
実習へ行く前、自分はROM測定は比較的できる方だと思っていました。
学校でも何度も練習していたため、「測定自体は大丈夫だろう」と考えていたと思います。
ですが実際の臨床では、思っていたよりかなり難しく感じました。
学校練習と全然違った
特に最初は、学校での練習との違いにかなり戸惑いました。
学生同士ではスムーズにできていたことも、実際の患者さんでは、
* 疼痛
* 筋緊張
* 拘縮
* 体格差
などがあり、同じようにはいきませんでした。
また、ROMを測るだけでなく、患者さんへの声かけやポジショニングも同時に考えなければならず、余裕がなくなることも多かったです。
角度だけを見てしまっていた
最初の頃は、「何度だったか」を気にしすぎていた気がします。
そのため、
* 骨盤の代償
* 体幹の動き
* 固定の甘さ
などへ意識が向いていないこともありました。
特に股関節ROMでは、代償の固定が不十分なまま測定してしまい、後から「これ正確だったのかな」と思うことも多かったです。
最近は“なぜ制限されるか”も見るようにしている
最近は、単純に角度だけではなく、
* どこで止まるのか
* どんな感覚があるのか
* どの動きで代償が出るのか
なども少し意識するようになりました。
また、ROMだけを独立して見るのではなく、歩行や動作との関連も考えるようになってきた気がしています。
最後に
実習へ行く前は、「ROM測定はできる」と思っていました。
ですが実際には、測定だけではなく、固定や観察、患者さんへの対応など、同時に考えることがかなり多かったです。
今でも難しいと感じることは多いですが、最近は“角度だけを見る”のではなく、“動きを見る”ことを意識しています。
同じように、実習でROM測定の難しさを感じていたPT学生の参考になれば嬉しいです。
