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Figmaのややこしい概念と用語のまとめ


はじめに

Figmaを使っていると「この用語ってどういう意味?🥺」「表記揺れ…か?🤔」といった悲しみを背負うシーンが度々あるのでまとめてみました。

1. シート

シートは権限の種類のようなものです。
2025年3月に料金体系と共に一新されました
以前にまとめの記事を投稿しています。参考になるかもしれません。

シートの種類

上記の記事からの抜粋ですが、シートの種類は下記の4種類です。

  • フルシート
    Figma Design、開発モード、Figma Slides、FigJamを含むすべてのFigma 製品へのフルアクセス

  • Devシート
    開発モード、Figma Slides、FigJamへのフルアクセス
    ただし開発モードのアノテーションや測定ツールの編集権限はない
    Figma Designファイルの閲覧とコメントアクセス

  • コラボシート
    Figma SlidesとFigJamへのフルアクセス
    Figma Designファイルの閲覧とコメントアクセス

  • 閲覧シート
    Figma Design、Figma Slides、FigJamへの閲覧およびコメントアクセス

閲覧シート以外は有料のシートです。
Figmaのユーザーの管理において「シート」の概念を理解していないと過払いに繋がってしまいます。
組織を始めとしてワークスペースやチーム、プロジェクト、ファイルを管理するポジションの人は理解しておくとよいと思います。

詳細は公式のヘルプなどを参考にしてください。

2. アクセス

Figmaの公式が発信する「アクセス」の概念はいつも難解で、かなりブレがあります。
閲覧のみを示していたり、編集権限も含めていたりします。
例えば前述のシートですが、フルシートにおける「フルアクセス」は閲覧と編集を含めているのに対して、Devシートにおける「フルアクセス」は閲覧のみであり編集の権限はありません。

機能や時期によって表記が変わることもままあるので、その都度緊迫感を伴いつつ柔軟な判断が求められるユーザー体験になっています。
FigmaはUXライティングの大切さを教えてくれます。

3. ドラフト

いわゆる下書きのファイルです。
ドラフトファイルは基本的にオーナー(作成したユーザー)にのみ権限があり属人化に繋がるので、プロジェクトへ移動しファイルとして共有するべきものです。

2024年5月に一新され、それまで個人に紐づいていたファイルがいずれかのチームに属することが必要になりました。
これは組織やチームの管理者にとっては朗報で、ドラフトファイルを含めて組織やチームの正式な資産として所持できるようになりました。

ドラフトファイルはプロジェクトへ移動

もし、ドラフトファイルで業務に関わる作業をしている人がいたら直ちに止めてプロジェクトへ移動することをおすすめします。
なぜなら退職などで管理者がユーザーを削除した際、そのユーザーのドラフトファイルが全て管理者へ引き継がれるからです。
管理者はそこで初めて実態を知ることになります。

  • そのドラフトファイルの名前がすべて「無題(Untitled)」だったら?

  • 似たようなファイルがあったら?どれが正しく新しいのか?

  • そもそも必要なものなのか?

  • 30のドラフトファイルを抱えたユーザーが10人いたら?

  • 誰が何を判断するのか?

さらに、ドラフトファイルに関して管理者は一切干渉できません。
明示的に1つ1つのファイルが共有されていれば話は別ですが、あまりにも冗長で管理も煩雑になってしまいます。

明らかに不要なファイルは削除し、その後ごみ箱からも完全に削除しておくと安心です。
Figmaのお掃除も念入りにしましょう。

完全に削除はごみ箱にあるファイルを右クリックすると可能(表記がおしゃれなのは仕様)

4. ライブラリの公開

Figma Communityでの公開をイメージする人が多いですが、その公開ではないです。
組織やチーム内での公開(共有)を示しています。

ライブラリの管理などで見かける公開のボタン

Figma Communityでの公開はFigma Communityのタブを開いた際に表示される公開ボタンからできます。
FigmaはUXライティングの大切さを教えてくれます。

Figma Communityにおける公開のボタン

5. オーナー

基本的には該当するチーム、プロジェクト、ファイルを作成したユーザーを示します。
オーナーシップ(所有権)は移譲できます。
オーナーシップを保持しているユーザーが削除されると、組織やチームの管理者へ引き継がれるまでオーナーが不在の状態になります。
退職などで削除される予定がある場合は可能な限り誰かしらへ移譲するようにしましょう。

6. 管理者

よく誤解されていますが、Figmaの組織やチームの管理者は全ての何かしらのファイルで閲覧も編集もできる存在ではないです

シートの種類は前述しているように4種類のみであり、シートとは別に管理者としてのアクセス権が存在します。
何も編集しない、閲覧のみの管理者が存在することはあり得ます。

また、フルシートの管理者であっても明示的に指定されたユーザーのみに共有されているプライベートなチームやプロジェクト、ファイルは閲覧も編集もできません。
あくまでも組織管理者は組織、チーム管理者はチームに関する権限を持っています。

まとめ

以上です。

ややこしいですが大半の場合は公式のヘルプに記載があります。
日本語版はバージョンが古い場合がありますが、英語版でも翻訳などを使えば問題なく読めます。
検索して出てくるちょっと古かったり怪しい記事よりは信頼できます。

またややこしい概念や用語が増えたり変わったら更新します。

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